表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/69

第十八話 「отверстие(穴)」

挿絵(By みてみん)


「-------ハッ!、ハッ、ハッ、ハッ!」


道を見失っていた所に、


突然ツベフォフの姿を確認し、隆和は


慌ててその後を追って行くが....


「(い、行き止まり-------)」


"ビュォォォオオオオオオ--------


「(ど、どこだ・・・)」


"ビュォォォオオオオオオ----------


「・・・・ッ」


ツベフォフの後を追って、それ程長く無い距離を


小走りで駆け出すが


「("風"-------...)」


"ビュォォオオオオオオオ--------"


「(・・・・!)」


突然自分が歩いていた金属で出来た


通路がブツリと途切れ、立ち止まると


自分の目の前に土で出来た高い壁が現れる....


「(・・・・!)」


頬に"風"の様な物を感じて、


思わず風の方に振り返る


「(・・・・!)」


"ビュオオオオオオオォォォォ.....


「(これは・・・)」


"コッ コッ コッ コッ---------


自分の左側に空いた、風が吹き付けて来る


小さな縦穴の様な場所に


身をかがめながらその中へと入ると


「(・・・・)」


"ビュォォオオオオオオオオオオ--------!"


その、縦穴を抜けた先に


遥かに暗い地面の底が見える


巨大な、"穴"が姿を現す・・・


"ギィ... ギィ...."


「(・・・・!)」


"ビュオオオオオオオオオッ


思わず自分が立っている吊り橋の様な


木で出来た橋の上から、目の前に広がっている


巨大な"穴"を隆和が見下ろす....


「(・・・どこまで続いてるんだ?)」


"ビュオオオオオオオオ---------ッ


「(・・・・!)」


"ガチャッ ガチャッ!


「(ツベフォフ・・・・!)」


「・・・・」


"ガチャッ ガチャッ!"


今、立っているこの吊り橋がある


"穴"は巨大な、円周が優に


何百メートルもあろう程の広さで


遥か下まで続いており、この吊り橋は


その巨大な穴の外壁に沿う様に


螺旋状に遥か底、地中奥深くまで


続いている様だ....


「(・・・・!)」


外壁をぐるりと囲んだ穴の中程にある


吊り橋を見下ろすと


「・・・・」


"ガチャ ガチャ ガチャ ガチャッ------...


「・・・・!」


その場所に、先程まで


プラント区画内の通路を歩いていたツベフォフが


何か自分の足元を照明の様な物で照らしながら、


巨大な穴の奥底へと吸い込まれる様に


消えて行くのが見える....


「・・・!」


"ガチャンッ ガチャンッ ガチャンッ ガチャンッ"

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ