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人助けをしたら美少女に惚れられて偉い人に褒められるんですけど!  作者: マノイ
第一章

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21/72

21. 高校二年生に進級したら転校してきた知り合いの美少女達に告られたんですけど

「それで奏は瀧女の誰かと付き合ってるの?」

「うわっと危ない。って付き合ってないから」

「そうなのか?俺ボスやるから周り頼む」

「了解。漏らしたらごめんね。そもそもあの時から会っても無いからね」

「マジか。どう見ても脈ありっぽかったのに。うわ、ヘルプヘループ!」

「こっちも手一杯だから自分で何とかして。だから言ったでしょ、吊り橋効果だって」

「そうは見えなかっ……あ!やべぇ!」

「ちょっと何やって、あー」


 高校一年生を無事に終えて春休みに突入した奏と辰巳は、手に銃を持ち世界を救うべく大量のゾンビ達と戦っていた。宿題の無い春休み、暇を持て余していた辰巳が奏をゲームセンターに遊びに誘ったのだ。


「わりぃわりぃ、ミスっちまった」

「もう、しっかりしてよね」


 雑談しながらだからという訳ではないが、辰巳の雑なプレーでゲームオーバーになってしまった二人はコンティニューすることはなくゲーム台から離れ、休憩スペースへと移動する。


「連絡先とかも聞いてねーの?」

「聞けるわけがないじゃん」

「マジかよ、勿体ねー」

「じゃあ辰巳はあのレベルの美少女相手に連絡先聞く勇気ある?」

「……俺は彼女作る気ねーし」

「その逃げはずるい!じゃあ栞ちゃんにそのこと教えとくね」

「ば……おま……なんてことを!」

「なんで動揺するのかな?」

「うぐっ……そ、そうだな。あそこまで可愛いと連絡先は聞きにくいよな」

「(早く告っちゃえば良いのに)」


 辰巳は栞に想いを寄せていて、栞もまた辰巳に想いを寄せている。二人の幼馴染である奏はそのことにとっくに気付いていた。自分が何か言わなくても自然とくっつくと思って放置していたが、あまりにも長く進展しないためやきもきしていた。


「でもそっかー。奏に瀧女の彼女が出来れば、もう一回会えるかなと思ったんだけどな」

「なんだよそれ。それこそ栞ちゃんに言っちゃうよ」

「そういう意味じゃねーよ。それにあいつだってお嬢様にまた会ってみたいだろうさ」


 奏は真夜の事件後、真夜の両親が帰国したことで二回目のお礼を言われた。

 それ以降は彼女達とは一度も会って無く、金城と時折メッセージで世間話をするくらいだ。その会話の中でも彼女達の話は出てこない。

 すでに関係は切れているのだと奏は当時の出来事を過去の事として記憶の思い出箱に仕舞っていた。


「あ~あ、うちの学校に転校して来てくれないかなぁ」

「気持ちは分かるけど今は無理だよ」


 人類にスキルが付与されたことにより世の中では誘拐事件が頻発した。資産家の子息はもちろんのこと、世界中で美少女や美男子などの子供達が中心に狙われ続けた。

 誘拐以外の事件も爆発的に増加した。

 だがスキルが得られたのは犯罪者達だけではない。秩序を守る者達も同様にスキルを得て、ほとんどの犯罪者達は拘束された。

 結局のところスキル付与前後と状況は大きくは変わらないことが分かり世間に平穏は戻って来たが、そのことに気が付かない愚かな者達や新たな犯罪組織の暗躍などにより、狙われやすい人々は未だに予断を許さない状況になっている。ゆえに、瀧女の生徒達は安全な箱庭に閉じ込められたままなのだ。


「だよなぁ。はぁ、なんでスキルなんて生まれたんだよ。化け物が出て来るわけでも無いのに」

「いやいや、この先出て来るかも知れないって言われてるじゃん」


 物語としてはテンプレ展開なので化け物の出現が噂されてもおかしくない。むしろそれが無いにもかかわらずスキルというものが出現した意味が分からない。


「そしたら俺が奏を守ってやるよ」

「さっすが辰巳。頼りになるね。でもそれは栞ちゃんに言ってあげなよ」

「うぐっ、今日はぐいぐい来るな。でもあいつなら大丈夫だろ。むしろスキルが無い奏の方が心配だよ」

「はぁ~そうじゃないんだよ」


 辰巳も栞も自らの身を守るスキルを持っているため、スキルが無いとされている奏を守ろうとするのは当然のこと。だが、奏が言っているのはそういう話では無い。好きな女を差し置いて別の男を守るなどと情けないことを言うなと言う話だ。


「でもよ、本当に困ったら言えよな」

「うん」


 辰巳は少しだけ真面目なトーンで奏に想いを伝える。辰巳としては立て続けに命の危機に晒された奏のことを心配していたのだ。その気持ちを理解している奏は変に茶化すことなく答えを返す。


 とはいえ今日は二人でゲームセンターに遊びに来たのだ。湿っぽい話を長引かせるなどと言う野暮なことはしない。


「うし、それじゃあリベンジやろうぜ」

「うんいいよ」


 ゾンビから守れなかった世界を今度こそ救うために、二人は再度銃を手に取った。


――――――――


「三人とも、良く頑張ったわね」


 瀧川女学院の理事長室。

 金城の前には三人の美少女達が並んで立っている。

 今日は金城からの試験結果が通知される日だ。


「おめでとう、全員合格よ」


 合格通知に彼女達は喜びの笑顔を浮かべるが、決して大仰にはしゃいだりはしない。はしたない真似をしてやっぱり不合格だなどと言われたらたまったものでは無いからだ。金城はその程度の罠は普通に仕掛けてくる。


「くっくっくっ、やるじゃない」


 喉から手が出るほど欲しかった合格を目の前にして狂喜乱舞の内心のはずだが、淑女たることを忘れず表に出さない強さを身に着けていることを金城は嬉しく思う。

 だが同時に悲しくも思う。

 金城は決して生徒達にお嬢様の道を強要したいわけでは無いのだから。ゆえに、金城は瀧川女学院理事長として、彼女達に『最後の』言葉を贈る。


「あなた達の想い、見せて頂きました。文句なしの合格です。しかし、私としては一つだけ残念なことがあります」


 喜びも束の間、残念というフレーズに三人の表情が僅かにこわばった。


「三人とも瀧川女学院の生徒としては申し分ありません。しかし、普通の女の子としてはまだまだです。嬉しいことがあれば無邪気に喜ぶ。悲しいことがあれば人目を気にせず泣く。感情を素直に表に出すことは普通の女の子として、そして人としてもまた間違ったことではありません」


 感情を露骨に表現することはお嬢様の態度としてはNGであるかもしれないが、人としては決して間違った行為では無いのだと金城は告げる。

 彼女達がこの先もお嬢様であり続けるのであれば不要な知識かも知れない。

 だが、彼女達は違う道も選べるのだ。

 金城は人としてのあるべき姿や幸せの形は多様に富んでいることを知っていて欲しかった。


「あなた達は瀧川女学院ここで学べる多くの事を吸収し、身につけました。ですが、これから先あなた達が進む世界では学んだことが全く通用しない場面も多く待ち受けているでしょう。その時に貴方達がその苦難をどう乗り越えて行くか、それが私からの最後の課題です」


 これは試練を乗り越えた三人に対する惜別の言葉。厳しい理事長からの温かい言葉を受けて、三人は感極まってしまう。


「ありがどうございばずー」


 三人の中の一人が、顔をくしゃくしゃにして涙をぬぐおうともせず感謝の言葉を返す。


「こらこら、流石にそれははしたないわよ」

「えー、いばそういう流れじゃないじゃないですかー」

「くっくっくっ、それはそれ、これはこれよ」

「びどいでずー!」


 理事長の言葉を受けて敢えて感情を表に出したのだが、やりすぎでみっともなかったため理事長が窘める。しかしこの子がやらかしたおかげで、室内の緊張感が和らいだ。その子もハンカチで顔をぬぐい、すぐに元の冷静な姿に切り替える。伊達に試験に合格したわけではないのだ。


「さぁ、行きなさい。あなた達にとっての戦いはここからが本番なのでしょう」

『はい』


 彼女達にとって合格は通過点。いや、それどころかスタートラインに立ったばかりなのだ。こんなところで感傷に浸って立ち止まる余裕はないはずだ。理事長は彼女達の背を押し、前に進ませる。


 つもりだったのだが、ちょっとしたいたずら心が生まれてしまう。


「そうそう、これからは貴方達にとって私は理事長では無くて普通のお婆ちゃんよね。鈴江お婆ちゃんって呼ぶのよ」

『ええええええ!』

「くっくっくっ、あの子と一緒に居たいのでしょう?だったらそのくらい出来なきゃねぇ」


 金城が最後に見た彼女達の表情は、課題が出るたびに浮かべていた青ざめたものであった。




「本当によろしかったのでしょうか」

「かまいやしないよ。むしろここから飛び出す気概くらいなきゃ、この先やっていけないのはあんたも知っているだろう?」


 三人が退出した後、秘書が彼女達の処遇について確認をする。

 秘書をはじめとした金城の関係者は皆、瀧川女学院出身であり金城の娘達である。ゆえに、生徒達が社交界に残り続ける苦労もまた知っている人物達である。


「私が気にしているのは別のことです。今のご時世で外出を許可したら他の生徒から反感を買います」

「そのための試練だろう。なにさ、まさか彼女達の姿を見てまだ文句を言う輩がいるのかい」

「今のところは表立ってはございませんが、彼女達はまだ子供です。どれだけ正論を叩きつけられても内心では不満を抱えている子が多いはずです。せめて外出制限が緩和出来るまでは待った方が良かったのではないでしょうか」

「情けない。閉じ込めていることは申し訳ないが、それが不満ならどうにかしようと動けば良いだけの事だろうに」

「生徒達にそこまでのことを望むのは酷でしょう」

「そうかね。彼女達はやりとげたよ」

「それはあくまでも偶然出会った奏さんの能力を頼りにしているだけではないですか」

「このバカモンが!」

「!?」


 生徒達のことを想い理事長に食い下がる秘書だが、試練を乗り越えた彼女達のことを軽く見るような発言をして理事長に大目玉を食らってしまった。


「あの子たちは自分がやりたいことを全力で行動して、その途中で奏さんに出会っただけの事。もし奏さんに能力が無かったとしても、彼女達ならそれでもなんとかするでしょう。そんなことも分からないのかい!」

「も、申し訳ございません」

「それにあの子達には奏さんのスキルを伝えてなんかないよ」

「そうなのですか!?」

「はぁ~生徒も生徒だが、あんたらも相当な大馬鹿だよ。こんなんじゃいつまで経っても死ねないじゃないか」


 一人は外出を禁止されていても外の世界への憧れを求めて学園を抜け出た。

 一人は欲しいものを入手するために親と交渉して外出する権利を手に入れた。

 一人は自分が信じる道を全力で歩いていた。


 試練を乗り越えた三人はいずれも、自分がやりたいと思うことを努力して行動し続けていたのだ。

 奏に出会ったのは偶然かもしれないが、そのことによって芽生えた想いのために、これまた全力で行動しているに過ぎない。

 金城からの『瀧川女学院の三年分の特別カリキュラムを年度末までに全て終えること』という無茶な試練も乗り切った。

 彼女達の選択を金城が認めなければ、おそらく彼女達は自分の立場や家族を利用してでも何が何でも望みを叶えるべく行動していただろう。


 その強さを生徒達どころか側近ですら理解していない。あまりの情けなさに金城は本気で頭を抱えてしまう。


「仕方ない。やりたくはなかったけど、奏さんの力を借りて大改革をしようかしらね」

「大改革ですか?」

「そうさ、私が彼女達の行動を許可したのはその仕込みでもあるのさ。まさかそのことも気付いていてなかったのかい?」

「申し訳ございません」


 金城は娘達に対する想いだけで意思決定をしたわけでは無い。瀧川女学院の理事長としてメリットがあるからこそ彼女達に試練を与えて許可を出したのだ。


「はぁ……いいかい。奏さんの能力が異常なのは分かるわよね」

「はい」

「それならどれが一番重要なのか分かっているかい?」

「…………知り合いにもスキル効果が及ぶ所でしょうか」

「そうさ。スキルを無効化し、悪に報いを与えるってだけでも凶悪なのに、それが仲間にも効果があるなんて卑怯だわ」

「スズさんは奏さんに組織を作って頂きたいのですか?」


 奏の仲間達だけで作った組織は、どのような悪にも屈しない正義の組織となるだろう。その組織と瀧川女学院が連携することで生徒達を守ろうとしているのではと秘書は考えた。


「はん、そんなちっぽけなことはやらないよ。それにそれだと奏さんに負担がかかりすぎて迷惑をかけ過ぎてしまうでしょう。そんなことをしなくても、奏さんに世界中の人間を好きになってもらうだけで良いのさ」

「それは!?」

「くっくっくっ、世界が平和になれば娘達も自由に外に出られるだろう?」


 偉い人の子女が近づくことで、奏は自然と他の偉い人と接する機会が増えて来るだろう。そして彼らと交流を深めるうちに、彼らの広い視点を知ることになる。

 そのことに影響されて奏が地域の、日本の、そして世界の人々に興味を抱き、心から幸せを願うようになればスキルの効果が一気に広がるかもしれない。


 それは世界から犯罪を撲滅することにつながるのだ。


「まぁ、でもそんなことよりも何よりも、彼女達が幸せになってくれるならそれが一番なんだがね」


 壮大な裏の狙いはあれども、金城としては娘を想う気持ちこそが本音だった。


――――――――


 四月某日。大川高校の始業式の日。


「やった!またかなちゃんとたっくんと同じクラスだ」

「マジかよ。すげぇ縁だよな」

「ここまで続くと、一緒になる気しかしなかったよね」


 クラス分けの掲示を見て一緒のクラスになることを喜ぶ幼馴染ーず。小学校の頃から常に三人同じクラスであるため、クラスが別れるイメージが湧かないのだろう。


「んじゃ教室行こうぜ」

「いこいこー」

「あれ?」

「かなちゃんどうしたの?」

「ううん、なんでもない」


 他に誰が一緒のクラスなのかを確認していた奏は不思議なことに気が付いた。


「(うちのクラスだけ人が少ない気がするけど気のせいかな)」


 他のクラスと比べて書かれている名前の数が少ないような気がしたのだ。クラス番号が最後というわけでもないためなんとなく違和感があったが、すぐに忘れて辰巳達と教室に向かう。


「もう席は決まってるのか」

「番号順じゃないんだー」


 教室に入ると黒板に席と名前が書かれていた。大川高校では期の初日の席順は学籍番号順にしておいて後で席替えをするのが一般的であり、すでに場所が決まっているのは異例のパターンだ。


「えっ……」

「どうしたのかなちゃん」

「おいおい、奏の場所変じゃないか?」


 奏の席は中央列の一番後ろの席。そして何故かその左右と前の席が空白になっていた。まるで奏だけが隔離されているように見える。


「どういうことだ、これ」

「誰かのいたずらかも。かなちゃん気にしないで」


 小学生レベルのいじめのような扱いに、辰巳と栞は憤慨する。

 いつもの奏なら何かの間違いだと笑い飛ばして辰巳と栞の怒りを落ち着けさせるのだが、この日は座席表を見て硬直したままだった。


「おーい奏」

「かなちゃーん、どうしたのー」


 奏は嫌な予感がしていた。

 絶対にありえないと確信しているのに、『三人』という人数からとある女性達の顔が思い浮かんでしまうのだ。


「な、なんでもないよ。とりあえず席に座ろう。先生に確認すれば間違いかどうかわかるだろうし」


 動揺する心をどうにか抑え、奏は辰巳達と別れて自分の席に座る。

 チャイムが鳴り担任教師が入って来る。


「うーし、お前らの担任は私だ。よろしくな」


 去年と同じ数学教師。これがまた奏の嫌な予感を増幅させる。もし奏の想像が正しいとするならばこれ以上ない程の人選だからだ。


「せんせー奏の席がおかしいんですけど」

「宇賀神、先生もそう思うぞ。だがな、そうしなきゃならなかったんだよ」

「どういうことですか?」

「それは佐野がよーーーーく分かってるんじゃないかな」


 そう言って奏を見つめる担任教師の目は笑っていなかった。余計な仕事を増やしやがって、という気持ちを少しも隠そうとしなかったのだ。


「いいかお前ら。この後は始業式だ。詳しい話は式が終わってからやる。いいな、始業式が終わってからやるから、ちゃんと体育館に移動するんだぞ。いいな!絶対だぞ!」

『??』


 当然のことを念押しする担任教師の言葉に生徒達は不思議そうに耳を傾ける。奏だけは滝のような汗を流しながら挙動不審に周囲や廊下の方を確認している。


「このクラスに転校生が来ることになった」

『!?』

「いいか、騒ぐなよ。気持ちは滅茶苦茶分かるが騒がずに始業式に行くんだぞ!今は簡単に名前だけ紹介して席についてもらうだけだからな!」


 担任教師の不思議な言動の意味を生徒達は半分だけ理解した。そして辰巳と栞は全てを理解し、驚愕の表情で振り返り奏を見る。奏はその視線に気づき、乾いた笑いを浮かべるしか無かった。

 担任教師は軽くため息を吐き、入り口の扉を開く。そこから三人の女生徒が入って来ると生徒達は石化したかのようにピシリと固まる。


「瀧川女学院から転入してきました『京極 芹那』です。よろしくお願い致します」

「瀧川女学院から転入してきました『東雲 美月』です。よろしくお願い致します」

「瀧川女学院から転入してきました『花ヶ前 真夜』です。よろしくお願い致します」


 現実離れした美少女達の登場、そして瀧川女学院からの転入と言う異次元の話にほとんどの生徒達は現状を認識出来ずに固まったままだった。辛うじて動けたのは幼馴染ーずの辰巳と栞。前の方の席に座っている二人は振り返り、三人の美少女達が中央列後ろの空席へと向かう様子を眺めていた。

 彼女達は自席に着くと呆然としている奏に微笑みかける。そして席に座ることなく、両手を胸の前で組み、頬を赤らめる。


『奏様をお慕い申しております』


 奏、三人から同時に告白される。


『ええええええ!』


 これにより教室内の硬直は解け、担任教師の事前の注意は功を奏せず、大混乱となってしまった。


「ぴええええ!」


 これから先、果たして奏の心を射止めるのは誰になるのだろうか。それは彼女達の『普通の女の子』としての努力にかかっているのかもしれない。


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[一言] 続きがすごく気になる終わり方ですね(・ω・`) 評価押しとくので気が向いたら続きを書いて欲しいです
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