第一話
今日の授業は、午前中で終わりであった。
いつものがら、この学校は非日常である。
他の学校には許されなくて、この俳良高校は特別に許される。
その理由は以下の通り。
私が通う俳良高校学校は、学内やその付近は事件が絶えない。
例えば、いじめの域を超えた殺人事件―。
または、自殺者が相次いでいる事件―。
それから、付近では強盗が俳良高校に通う生徒を人質にした事件―。
そして――、俳良高校には殺人鬼が存在している等と噂がある。
まだ、色々と存在しているが多く事件が絶えないのが例として挙げた出来事。
そのため、生徒の数が少ないのはこの事件に巻き込まれた被害者と一部の加害者。
辞める生徒が多いけれど……、私が通う俳良高等学校は有名で誰もが通いたくなることで有名であった。
それが何故なのか、私はよく分からなかった。
私がここにいるのは、ただ幼馴染みである悟君が俳良高等学校を希望していたからここにいる。
あれ?
これって、ストーカーみたいになってるような気がしたがそれ以上は考えるのをやめた。
そう思っていると、時間が経ってしまっていた。
いつしか、悟君と一緒にいて私は彼とオカルト研究部へと向かった。
今日は、新しい本があることを求めて向かった。