表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
心層の探究者  作者: 仙波紅歌
1/3

2015年11月27日 4:53

処女作の書き直しです。久しぶりなので暖かい目で見てください。

最悪というのは予想外の出来事によってもたらされる。つまり予想の域から出ない出来事からは最悪と言えないというのは俺の持論である。身体の寒気によって目が覚める。風邪かと思ったがいつも以上に汗をかいているくらいでそれらしい異常はない。ふと時計を見る。AM4:53。目指しをセットした時間より1時間と7分早く起きてしまったようだ。時計を見たときにカーテンがちゃんとしまっていないことに気が付きその隙間を覗く。目に映るのは白。一面に雪が積もっていた。ああなるほど。大方またあの夢でも見て急な温度の変化で体が冷えたのだろう。

「身体がべとべとして気持ち悪りぃ。」

シャワーを浴びるまではしなくても顔を洗わなければ二度寝もできそうにない。寝起きでだるい身体を引きずり洗面所に移動する。蛇口をひねり水をだし触れると刺すような冷たさが襲う。寒くなってきたこの時期にこれで顔を洗うのは辛い。ボイラーの稼働ボタンを押し水を流し温度が上がるのを待つ。そういえばあいつは7時までに事務者に行かなければならなかったはずだ。洗面所の窓から外を覗き雪の降り方を見る。これではあいつはバイクに乗ることはできない。ならば早めに起こしておいた方がいいだろう。そうこう考えている流れ出る水は湯気を立てていた。俺は顔を洗い近くに置いてあったタオルで顔をふく。ベッドに戻る前にあいつに声をかけておく。まだ寝ぼけているようだが5分もしたらしっかり目を覚ますだろうから心配せずベットに入る。身体の汗が気持ち悪くてなられないと思ったがそんな心配もいらなかったようだ。強烈な睡魔に従い俺は再び眠りについた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ