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2018/05

 5月病という病がこの国にはあるらしい。その予防策は所持金を気にせずお金を使うことではないだろうか。心身の疲れを癒すには楽しいことをするのが一番。楽しいことをする対価としてお金を払う。そのような画期的な解決策(自論)を産み出した私は、今月の所持金がピンチになりました。皆様、5月病に気をつけてください。

 そんなこんなで世間が病み期に入ると同時に私も病み期に突入した。原因は彼女と別れてしまったことにある。

 いつもながらやり取りをしていたが、なんの前振りもなく別れを告げられた。悲しくてしょうがなかった。別れたショックより自分が相手に満足させてあげられなかったことに。というのも、新年度に入る前に避けられていると予想していたはずは実は行為を抱かれていて、つまりは両思いだったわけだがお互いのズレが、お互い片思いだと勘違いしていたわけで。お互いとてつもなく遠回りしていた。そんなでやっと巡り合えたわけだがこのザマだ。

 それで。

 最初に取った行動は自分の恋を応援してくれた友人に全てを報告した。もちろんボロクソに言われた。そのことは承知だった。早すぎるもの。

 しかし、意外だったのは「相手の方が悪い」という意見が多かったことだった。自分に必ず非があると思っていたのに。

 自分が夜行性だったから。自分が部活人間で、相手が嫌がることを考えることに斗出していたこと。相手はお付き合いの経験があり、自分は経験ゼロだったため。挙げればきりがない。

 しかし、「それを踏まえた上でも相手が悪い」と言う。


 そういえば相手と一度も喧嘩をしたことがなかった。こういうところ直して!とか、ここ君の悪い癖だよね!とか聞いたことなかった。自分の欠点なんぞ人から言われないと気づきにくいものだ。それに相手が喜ぶことはなんなのかなんてわからなかった。ましてや異性相手なんて。向こうは経験があるからそれがなんなのかなんてわかっているはずだ。

 相手の方が非があると言われ、急に不満が出て来た。それが悪いクセだとも知っていたはずなのに、それが引き金で彼女との連絡手段が途絶えた。もう今は彼女がどうなっているのか、何をしているのかはわからない。ただ元気でいることを願うのみだ。


 twitterを漁っていると、「女性は結ばれてから頑張るのに対し、男性は結ばれるまでを頑張る」というツイートを見て凹んだ。いま振り返れば、結ばれてから相手の態度がお粗末だったかもしれない。欲しいものが手に入って安心したからか。


 という感じで先月の活動報告通り、先月より長い報告となった。

 人間は善(正)の方向には限界があるが悪(負)の方向には限界がない。それが恐ろしい。ともどこかで見た。悪(負)の文を書き記す方が自分の中に溜まっていた悪いものが発散しやすい。

 来月はどうか少し短めであるように。

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