花が生まれる日
悲しみが 溶け涙となり 流れた
ひとりでは もう歩けなかった 咲くことすらも 諦めていた
何処にも行く所なんてなくて 気付かないまま枯れてた 私
緋色の季節に舞い降りたのは 画面越しにもたらされた奇跡
いつしか涙が頬を伝ってた きっと欲しかったのは その言葉
胸の奥から込み上げる想い みそひともじに綴って 祈る
悲しみが溶け 涙となって そこから花が また生まれる日
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教えてもらった涙の理由を もう二度と忘れたくはなくて
この感情の名前も意味も 知らないままでよかったけれど
野に咲く花を想って歌う 君の眼差しに その呼び声に
また勘違いさせられるから 気付かないふりは出来そうにない
胸の奥底で眠ってた願い みそひともじに込め 解き放つ
蕾が花開こうとするのを 誰が止められると言うのだろう
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悲しみが溶け 涙となって そこから花が生まれた日から
季節は巡り過ぎゆくけれど もう二度と手離したりしない
胸の奥から込み上げる想い ビートに乗せてリリック刻もう
季節が巡り過ぎゆく中で もう二度と手離さないように