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詩集

花が生まれる日

作者: chis@

悲しみが 溶け涙となり 流れた




ひとりでは もう歩けなかった 咲くことすらも 諦めていた

何処にも行く所なんてなくて 気付かないまま枯れてた 私


緋色の季節に舞い降りたのは 画面越しにもたらされた奇跡

いつしか涙が頬を伝ってた きっと欲しかったのは その言葉


胸の奥から込み上げる想い みそひともじに綴って 祈る

悲しみが溶け 涙となって そこから花が また生まれる日



            ✿



教えてもらった涙の理由わけを もう二度と忘れたくはなくて

この感情の名前も意味も 知らないままでよかったけれど


野に咲く花を想って歌う 君の眼差しに その呼び声に

また勘違いさせられるから 気付かないふりは出来そうにない


胸の奥底で眠ってた願い みそひともじに込め 解き放つ

蕾が花開こうとするのを 誰が止められると言うのだろう

 

     

            ✿



悲しみが溶け 涙となって そこから花が生まれた日から

季節は巡り過ぎゆくけれど もう二度と手離したりしない


胸の奥から込み上げる想い ビートに乗せてリリック刻もう

季節が巡り過ぎゆく中で もう二度と手離さないように




















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