表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぱんつから始まる恋♡  作者: あばたもえくぼ
94/200

第九十四章・いざ夏合宿へ!<中編>

読者の皆様には感謝しかありません!!

第九十四章・いざ夏合宿へ!<中編>



 ようやく目的地の最寄りの駅に着くと、うちらは電車を降りた。

忘れ物がないように、入念にチェックする。


 うちらが降りると、電車はその先へと出発していった。

一時間半はかかったと思う。


 うちは少し眠りこけていたため、他の三人に寝顔を見られたかもしれない。

それを訊くのは恥ずかしかったので、黙っておくけれど…。


 うちらは駅を出ると、すごく見晴らしのいい場所へ来たと実感した。

すごく景色のいいところだ。


 日本にはまだ、こんな場所があるんやわぁ。

感心するうち。


 他のメンバーも同じ気持ちになったのだろうか?

それにしても、こんなに大きな山々があるのはすごい!


 雪枝先輩がスマホでいろいろと検索していた。

「えっと…、バスの時間はっと」


 この先はバスなんですね。

もう一時間くらいは乗り物に乗るのかな?


「二時間待ちね。昼をまたがないと、バスは来ないよ」

 雪枝先輩がスマホの画面を見ながら言った。


「マジかよ…」

 野毬先輩が呆気にとられる。


「どうしよっか?歩くのはキツいよ?」

 雪枝先輩はバス停で待つつもりだった。


「なら、バスが来るのを待ちましょう」

 うちが賛同する。


「省吾くんもいいですよね?」

「僕は構わないよ。待って来るなら待つ派だから」


 どういう派なんだろう?

そこはツッコまないようにした。


「うちもバスが来るまで待ちますから」

 そう言って、大きくうなずくうち。


「ま、しょうがないか!」

 野毬先輩も同意する。


「それじゃあ、お弁当タイム。ちょっと早いけど、お昼にしようか?」

 雪枝先輩は自分が作ってきたお弁当を出す。


 うちたちはバス停に設置してあるベンチに座ると、それぞれのお弁当を出した。

省吾くんの分は、うちが用意していた。


 うちが作ってくるからと、前日にLINEで伝えておいたのだ。

二人分のお弁当を広げるうち。


「お!海、アンタの手作り?」

 雪枝先輩が覗き込んできた。

「そうですよ」

「海は料理が得意だからねー」

「そんなことは…」


 これでも女子ですから。

女らしさってこういうことかな?


 古風かもしれないけれど、料理が出来るアピールは欠かせない。

女の子の本気を見せてあげる。


 うちはサンドイッチで攻めることにしたので、バスケットの中にハムサンドと玉子サンドを入れていた。


 皆が一つずつサンドイッチを取って食べた。


「美味い!」

 野毬先輩が大きな声で言う。


 褒めてくださって、ありがとうございます。

うちは嬉しいです。


 省吾くんも満足したようだった。

「海さん、本当に美味しいよ」

「喜んでもらえて、うちは満足です」


 本音を素直に言ううち。


「わたしはおにぎりと玉子焼き、それにタコさんウィンナーにチーズハンバーグね」

 雪枝先輩が自分が作ったお弁当をうちらの前に出す。


 こっちも気合いが入っている。


「食べていんですか?」

「もちろんよ。女は昼は淑女のように、夜は娼婦のようにだよ」


 後者はいらない。

あと、例えの使い方が間違ってると、うちは思った。


「雪枝先輩もさすがです!美味しいです」

「男を落とすには胃袋からよ」


 うちは女です。

ほっぺは落ちますけど、先輩には惚れません。


「ほら、野毬も食べなよ。海のは食べれて、わたしのは食べれないなんて言わないわよね?」

 雪枝先輩は野毬先輩にもすすめた。


「あー、悪い。柔道部のマネージャーが俺のために作ってくれたのがあるから、そっちを先に食べたいんだ」

 野毬先輩はそう言うと、大きなお弁当箱を出す。


「アンタ、何マネージャーなんかに弁当作らせちゃってんのさ!」

「いや~、幽霊部員の俺に食べて欲しいんだと」

「童貞のくせに!」

「処女に言われたくないな」


 野毬先輩は雪枝先輩に彼氏がいることを知らないんだろうか?

まあ、うちも処女ですけど…。


 バスが来るまで、うちたちはベンチでお弁当を食べながらくつろいでいた。

二時間後、ようやくバスが来て、片付けの終わったうちらは、荷物を持ってバスに乗り込む。


 バスは山に向かって進みだした。



良ければ感想などくださると、励みになります!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ