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ぱんつから始まる恋♡  作者: あばたもえくぼ
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第五十一章・期末テスト前の勉強会

読者の皆様に幸あれ!!

第五十一章・期末テスト前の勉強会



 もうすぐ期末テストだ。

うちは絹代ちゃんと省吾くんに、また勉強会をすることを提案した。


 今度は省吾くんの家に集まる予定だ。

省吾くんは了解してくれた。


 省吾くんの家にお招き。

嬉しいなぁ。


 男の子の部屋にはうちも興味があった。

どんな部屋なんだろう?


 日曜日の午前中に省吾くんの家に行くことになった。

うちはTシャツと短いスカートで、トートバッグを持って家を出た。


 ドキドキしながら、うちは省吾くんの家に行く。

途中で道に迷ってしまった。


 アレ?

どっちの方向なんだっけ?


 女子は地図が読めないと、巷では言われるけれど、それは本当なのかもしれない。

うちは完全に迷ったようだ。


 方向音痴も甚だしい。

うちがキョロキョロとしていると、前から千百合さんの姿が…。


「千百合さん!」

 うちは声をかける。


「海っち、やだ、迷子になってるの?」

 迷子とは失礼ですね。

でも図星や。


「省吾くんの家に行こうとしてまして…」

「ああ、勉強会ね。私も呼ばれてるから、一緒に行きましょう」


 千百合さんも呼ばれてる?

それは初耳。


 省吾くんは千百合さんも勉強会に同席させるつもりだったのか。

うちは初めて知りましたよ。


「絹代から聞いてないの?絹代が誘ってくれたんだよ」

「絹代ちゃんが?」


 そういえば、プールの時に二人は仲良くなったようだったのを思い出した。

それならそうと言ってくれればいいのに。


「うちは千百合さんも呼ばれてることを知りませんでしたぁ」

「あなた、まだ私のことを悪く思ってるの?」

「いいえ。そんなことは…。でも勉強会に呼ばれてることは、本当にうちは知らなかったんですよ」

「あ、そうなの?A組の方がもう、授業が進んでるみたいだから、B組の私としては、情報は早めに知っておきたいと思ってね」

「そうなんですか」

「そうよ。それと、あの青い屋根に太陽光パネルの付いた家が、省吾の家なの。見える?」

 そう言うと、千百合さんは遠くを指さした。


「へー。あれが…」

 うちは感心した。

立派なお家だ。


「千百合さんはあの家によく行ってたんですか?」

「まぁね。漫画の貸し借りとか、ね」


 千百合さんはうちよりも省吾くんを知っている。

それが少しうらやましかった。


 この辺にはうちは来なかったので、省吾くんとも会ったのは高校生になってからだし。

それでもうちは、これから千百合さんよりももっと、省吾くんのことを知るんだと思った。


 なんてったって、うちと省吾くんはお付き合いをしてるのですから。


 うちはそれを自慢したくなったけど、敢えて言わないのだ。


 自分でも嫌味だとは思ったけれど、それだけでうちは、千百合さんに勝ったと思ってしまったのだから。


 うちってホントに嫌な子やわぁ。



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