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ぱんつから始まる恋♡  作者: あばたもえくぼ
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第三十八章・読書感想文の提出はお早めに。

ご感想やレビューもお待ちしております!!

第三十八章・読書感想文の提出はお早めに



 うちと省吾くんは文芸部の部室に戻った。

今日は皆で、読書感想文を書いているところだった。


「あら、渡辺くん。遅かったじゃないの。下校時間ギリギリだよ?」

 雪枝先輩が言う。


「すいません。ちょっとひと悶着ありまして…」

 頭を掻きむしりながら、省吾くんは謝る。


「まあ、席に着いて。読んだ本の感想文を書いてもらうから、原稿用紙を渡すね」

「はい」


 省吾くんは原稿用紙四枚を、雪枝先輩から渡された。

「どうも」


「それで、何か用事で遅れたの?」

 雪枝先輩から突っ込んで訊かれる省吾くん。


「実は許されないことがあって、正義のために奮闘してました」

 正義を語るの、省吾くん?


 うちのぱんつのことくらいで、正義を語らないでほしい。

でもうちのことを守ってくれたことには違いはない。


 その辺は感謝している。

それもこれも、うちのぱんつのおかげや。


「読書感想文は夏のコンクールに出すから、賞がもらえるようにドラマチックに書いてね」

 ドラマチックに書くと、コンクールには有利なんだろうか?


「期日はプール開きがある日までだから。気合い入れて書いてね」

 と、省吾くんに打診する雪枝先輩。


 副部長殿は、まだ本を読んでいる最中だった。

野毬先輩は黙っている方が良く見えた。


 失礼と言えば失礼なことだけど…。

野毬先輩の読む本は、ライトノベルかと思ったけど、違った。


 ヲタクにもいろんな人がいるもんやわぁ。

うちはリアルヲタクには初めて会ったのかも。


「読書感想文の提出日はもう、プール開きかぁ。この学校のスクール水着のデザインは悪くはないんだけどな」

 おもむろに本を置いて、野毬先輩は言った。


 スクール水着のデザインって、女子の水着のことやな。

エロスは死すべし。


 うちは男子がえっちなことばかり考える人種だと思った。

たぶん間違いないのだろうけど、それでも性の対象にされるのは女子だ。


 女子は心を大事にする人種なので、肉欲の塊である男子の思考にはついていけなかった。

自分の身は自分で守らなきゃ!


 男子の思考は、この前のえっちな恋愛小説で疑似経験済みや。

あの本のあの文章を想像するだけで、うちは恥ずかしくなった。


 女子も相当なえっちだけど、男子には負ける。

でもうちら女子も、妄想だけはたくましい。


 前も思ったけど、女子が考えることを男子に知れたら、もう死ぬしかないと思うのは本当だ。

それだけはうちは、繰り返す。


 こんなことを妄想や空想の中で考えてるなんてことを、もし知られたら、恥ずかし過ぎて死ぬわぁ。


 女子だって、本当はえっちなんです。

読者の皆様には感謝しかありません!!

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