メイドと執事の休暇 一日目
少し文字数が少ないかもですが、今回は少しのんびりするシリーズです。後、高確率で咲夜がデレます。それではのんびりと読んでいってください!
妖々夢を解決してから一ヶ月後・・・
レミリア「貴方達、休暇よ!」
咲夜「・・・はい?」
レミリア「貴方達はよく働いてくれたから、三日の休暇をあげるわ!」
『・・・家事は誰にやらせるんだ?』
レミリア「紫に頼んだら、妖夢と藍が派遣されるって。」
咲夜「あの二人なら安心ですが・・・」
『いきなり休みと言われても・・・』
レミリア「大丈夫、家は紅魔館の近くに建てておいたから。」
咲夜「・・・わかりました、それでは少しお休みをさせていただきます。」
レミリア「ゆっくり休むのよ。」
そんな感じで休暇をもらった俺達は、池の近くの和風な家に住むことになった。
咲夜「なかなか良い家ですね。」
『そうだな、とりあえず今日はのんびりするか。』
そんな感じでのんびりすることになったのだが・・・話す事が無い。
咲夜「あの・・・終夜さん?」
『ん?なんだい?』
咲夜「その・・・言いづらいのですが・・・」
『なんでも言っていいよ?』
咲夜「膝枕を・・・してください!」
『・・・普通逆じゃない?』
咲夜「細かいことはいいんです。」
『わかったよ。ただ、正座だと辛いから、胡座でいい?』
咲夜「はい♪」
そして何故か俺が咲夜に膝枕をすることになったのだが・・・
『うっ、さ、咲夜さん・・・』
咲夜「なんですか?」
『あたってる。』
咲夜「はっ!ご、ごめんなさい///」
『いや、大丈夫だよ、でもちょっとずれて・・・』
咲夜「あ、はい。」
『咲夜さんの髪ってさらさらだよね〜、どんな手入れしてるの?』
咲夜「普通ですよ。一般人と変わりません。」
『ふーん・・・あ、ご飯どうする?』
咲夜「・・・久しぶりに終夜さんのご飯が食べたいです。いつもは私が作っているので。」
『いいぞ。何料理が良い?』
咲夜「お任せで。」
『執事の気まぐれディナーだな。了解、すぐ作る。』
そしてキッチンに向かったのだが、紅魔館の冷蔵庫にあるはずの食材が、家の冷蔵庫に入っていた。多分紫がスキマを使って移してくれたのだろう。そして間もない内に夕食ができた。
『咲夜さーん、夕食ができたよー!』
咲夜「はーい!おぉ・・・和食ですか。」
『いつも洋食だからたまにはと思って。』
咲夜「これは・・・魚?」
『淡水魚だよ。それはイワナの天麩羅、これはフナの焼き魚。』
咲夜「焼き魚なのに骨が無いけど、これは?」
『テクニックを駆使して取ったよ。咲夜さんを傷つけたくないから・・・』
紫「貴方、私の存在に気付いていながらそうゆう台詞を吐けるって・・・はぁ。」
咲夜「い、いつの間に!?」
『で、なんのようだ?』
紫「観察よ、リア充観察。」
『また悪夢がみたいようだな・・・』
紫「やばっ、逃げる!」
『ちっ、スキマに逃げたか・・・ま、いいや。それより咲夜さん、料理はどうだい?』
咲夜「とても美味しいわ。」
『まぁ、咲夜さんの腕には届かないだけどね。』
咲夜「いや、そんな事ないわ。この料理には最高の隠し味が入ってるじゃない。」
『隠し味?』
咲夜「終夜さんの愛情ですよ♪」
『ふふっ・・・そうだな。』
そして食事が終わり、洗い物を二人でやりながら暫く談笑していた。
咲夜「終夜さん、お風呂、沸きましたよ?」
『咲夜さん、お先にどうぞ。』
咲夜「いやいや、ここは終夜さんが先ですよ。」
『いやいや、咲夜さんですよ。』
咲夜「いやいや、終夜さんですよ。」
咲&俺「『それなら・・・』」
咲夜「一緒に入ります?」
『嫌じゃないなら。』
咲夜「全然。そうと決まれば入りましょう!」
『わかったから袖を引っ張るな!』
そして風呂場にて・・・
咲夜「初めてです。男性に裸を見せるのは・・・」
『俺もだから大丈夫だよ。にしても露天風呂があるとは驚きだよ。レミリアに感謝だな。』
咲夜「パチュリー様が作ったらしいですよ。」
『あぁ。パチュリーは出番が少なiゲフンゲフン、あまり話をしたことがないからな。』
咲夜「たまには私の愚痴も聞いて欲しいって、パチュリー様が呟いておりましたよ?」
『確かに小悪魔の愚痴は聞いているけど・・・』
咲夜「あとお嬢様も。」
『俺は聖徳太子じゃないんだよなー。というか聖徳太子ってきっと人じゃない気がするんだよね・・・きっと耳が十個、脳味噌が十等分されてるんだよ。』
咲夜「それ最早化け物ですよそれ。よく天皇そんなの摂政にしたな・・・」
『きっとバカだったんだよ。どっかの⑨みたいに・・・』
咲夜「ふふっ、そろそろ出ますね。」
ツルッ
咲夜が石の床に足をとられて転んでしまった。俺は素早く風呂からあがると、咲夜さんを支えようとしたが・・・結果的に、お姫様抱っこのような状態になってしまった。
咲夜「あ、ありがとうございます・・・」
『大丈夫?怪我とかしてない?気をつけてね?』
咲夜「はい・・・」
そして咲夜を床に下ろすと、咲夜の胸から腰に巻かれていたタオルがほどけて落ちた。俺はそこで記憶をフェードアウトさせた・・・
咲夜「・・・終夜さん、大丈夫ですか?目を覚まして!」
『う、うーん・・・はっ、ここは?』
咲夜「リビングです。終夜さんがいきなり倒れ込んだので、運びましたけど・・・大丈夫ですか?」
『大丈夫・・・だと思う。』
咲夜「そうですか。あの、終夜さん・・・」
『ん?』
咲夜「・・・見ましたか?」
『・・・はい・・・』
咲夜「・・・えっち」
『うっ・・・』
咲夜「罰として、今日寝るときの抱き枕になってください!」
『・・・はい?』
咲夜「なので布団は一つです。さ、行きますよ抱き枕。」
『・・・はーい。』
そんな感じで一日目の休日はのんびりと過ぎていった・・・二日目に続く。
うぅ・・・イチャイチャってどう書くのかわからないんだよな・・・
霊夢「西園寺の彼女いない歴=年齢だからね。」
き・・・切れた!僕の体の中で何かが切れた・・・決定的な何かが・・・
咲夜「あ、霊夢が西園寺さんをキレさせた。」
終夜「復活してすぐに今度は西園寺かよ・・・もうあいつ死んだな・・・」
霊夢「え?あ、ごめんなさい、いや、マジで、許して、殺さないで!」
決して結果にはたどり着くことが無い。それがゴールド・E・レクイエム。今からお前を殴れば、お前は殴られたという結果にたどり着くことが無い。だから俺は、このスタンドで貴様に罰を下す!
霊夢「・・・・・」
ガタガタブルブル
・・・でもな〜、何かしようとも思えない・・・いいや、後で。
咲夜「霊夢、予命おおよそ三日」
魔理沙「ま、久しぶりに学校があるからな。」
こら、メタ発言はダメだよ!
終夜「え?」
咲夜「え?」
霊夢「え?」
魔理沙「ゑ?」
え?
終夜「テメーがメタ発言はダメとか、ほざいてんじゃねーよ。」
咲夜「なんでうちの作者は無責任な事しか言わないんだ・・・」
あ、すみません・・・
霊夢「次回予告!」
終夜「魔理沙、永遠に・・・」
魔理沙「え?私死なないぜ?」
咲夜「永遠に!」
ブンッ!
魔理沙「あぁぁぁぁぁ・・・」
終夜「次回もお楽しみに!」
咲夜「Step right, This way, Watch carefully! イリュージョンを見逃すな!」