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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
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クリスマス特別編!終夜サンタの朝は速い

今日はクリスマス!皆、もちろん寝てるよね?

皆さんかなりおはよう御座います・・・現在時刻、なんと午前3時で御座います・・・え、まだ起きてた?

寝てください今すぐ寝てください。寝なければ強制的に眠らせてやろうか?

ゴホン・・・今回俺が早起きすることになった理由は・・・


―――――回想――――――


紫「終夜ー!」

『紫か、今日はなんの用事だ?』

紫「そろそろクリスマスじゃない?」

『まぁ、確かにそうだな。』

紫「家の橙がね、サンタさんはいるんでしゅー!って言って、楽しみにしてるのよ・・・」

『おぅ、それは可愛い事だ・・・』

紫「・・・サンタになる気はない?」

『は?』

紫「あのね?橙のサンタになってあげたいのは山々なんだけど・・・クリスマスって、外の世界の干渉が強くなるのよ。その・・・外の世界の住人の一部が活性化してこっちに行こうと願う思念が倍増するの・・・いつもなら私が結界の強化にあたって、藍にサンタを頼んでたんだけど・・・貴方が来てから色々あって、今結界が不安定だから藍も手伝わないとダメなの・・・それに、橙は藍の式だから、毎年藍がプレゼントを置くことを知ってるのよ・・・だから今年こそはサンタを信じさせてあげたいかなって・・・」

『・・・ふん、随分と式想いじゃねえか・・・わかった、やってやるよ。お前の気持ち、確かに伝わった。』

紫「ありがとう!」

『ただし!』

紫「な、何?」

『俺はやると決めたらやる・・・だからやるなら八雲家だけじゃなく、幻想郷内でサンタを信じる奴全員にプレゼントをあげたい・・・プレゼントの用意を頼めるか?』

紫「・・・それぐらい、私ならできるわよ。賢者の私ならね!」

『じゃあ俺は下準備に入るか・・・』


―――――回想中断―――――


はい、ここで一旦回想中断な。理由は簡単、下準備とか準備とか回想してたら、朝日が昇っちまう!とりあえず、移動しながら話そう!

今、マッハ15で飛んでるから辛いと思うが我慢してくれ!それで下準備ってのはまず、そいつの欲しいものをイブの前に大方把握しておかなくてはいけない。例えば・・・


ルーミア「zzz・・・しょーな・・・のかー・・・」


今、のんびり寝てるルーミアの欲しい物は、【森を歩いてもぶつからないように、ナビが欲しい】だった。大変だったんだぞ?


―――――回想――――――


『ルーミア、ちょっといいか?』

ルーミア「なんだー?」

『ルーミアって、最近困ったことあるか?』

ルーミア「最近じゃないけど、森で木にぶつかって痛いのだ〜・・・ナビが欲しいけど、お金無いし・・・あ、今年もサンタさんに頼むのだ〜!昨年も昨昨年も来てないけど、きっと今年はくるのだ〜!」

『ふふっ、くるといいな。』


――――――回想――――――


こんなもんだ!よし、ちゃんと音声ナビにしないと暗闇で見えなくなったらダメだからな!それじゃあルーミア、メリークリスマス!


そして次は・・・チルノ、大妖精の二人!あの二人の願い事は・・・


―――――回想――――――


『おう、お前ら。最近欲しい物ってあるか?』

大妖精「干し芋?」

『欲しい物。大ちゃんがボケるなよ・・・』

チルノ「値は最強だから欲しい物なんかない!」

『強いていうなら?』

チルノ「アイス!」

『欲しい物大有りじゃねえか。大ちゃんは?』

大妖精「チルノちゃんのパn」

『ダメだ大ちゃん!お前のキャラはもう清純派ロリッ子で確定なんだ!今変態キャラに変えると出番が減るぞ!考え直せ!』

大妖精「わかりましたよ・・・じゃあ、名前が欲しいですかね?」

『・・・なんなの大ちゃん貴方はいつからそんな風にボケ始めたのお母さんそんな子に育てた覚えはないわもしかしてあの子のせいなのあの子にあってから貴方はおかしくなってしまったのあの子が悪いのね』

大妖精「チルノちゃんどうしよ、終夜先生がおかしくなった!」

チルノ「氷漬けにしたら治るんじゃない?ほら、頭を冷やすって言うでしょ?パーフェクトフリーズ!」


カチン・・・ガッシャーン!


『物理的に冷やすな!むしろ熱上がるわアホ!でも・・・ちゃんと前回の授業でやった内容を覚えてるのは偉いぞ?』

チルノ「えへへ、褒められた!」

『それで内容を戻すぞ、大ちゃんが欲しい物は?』

大妖精「そうですね・・・可愛いペットが欲しいなー・・・なんちゃって!」

『ペットか・・・それは、生き物?人魂?名状し難き何か?』

大妖精「犬か猫以外を連れてきたら私は先生を真面目に殺そうとします。」

『サーセンwwwww』


―――――回想終了―――――


さて、プレゼントは・・・えーと、チルノにはダッツ・・・にしようと思ったけど、それじゃあショボ過ぎる・・・サンタは夢がないと!というわけで持ってきましたドン!

業務用アイス三カートン!とりあえず枕元に積んどけば大丈夫・・・な筈!

お次は大ちゃんだな・・・ペットと言ったって悩むよ?色々動物はあるからね?

だから俺はとりあえず勘で選んで来ました!

猫!血統書?何それ美味しいの?

というのは嘘で、ちゃんとした種族!いやー、魔界から取ってくるの大変だった・・・え?ヤダナーちゃんと純血だよ?ベータラさんのひいひいひい孫さん。さ、この子を置いておいて・・・さらば!



そろそろ3時半か・・・よし着いた・・・もちろん紅魔館だぞ?ちゃんとレミリア達にも1サンタとしてプレゼントをあげないとね?


―――――回想―――――


『レミリア、最近欲しい物ってなんかあるか?』

レミリア「・・・唐突ね。まぁいいわ。欲しい物ねぇ・・・時計が欲しいわ。」

「時計か・・・熊と猫、どっちのキャラデザインが良い?」

レミリア「お子様じゃねえ!もっとアンティークなの!」

『アンティークね・・・じゃあリスとかうさぎとか』

レミリア「グングニル!」


ヒュン!


『あぶねっ!わかった!ちゃんと選ぶ!選ぶから!』



――――回想――――――

もう、我が儘な主人だな・・・というわけでレミリアには可愛い蛙の置時計をプレゼント!サンタは子供の要望にちゃんと答えなきゃね!ま、どうせレミリアはこの未来も見えてる筈なんだがな。


次!フラン!


―――――回想―――――


『フーラン♪』

フラン「どうしたの?」

『そろそろクリスマスだけど、フランはサンタさんに何をお願いするの?』

フラン「縫いぐるみは終夜が沢山作ってくれたからいらないし・・・可愛い服がいいな!」

『そっかそっか!サンタさんはきっとくれるよ!』

フラン「わーい!」


―――――回想――――――


はい、徹夜で頑張って作りました!フリル付けるので指に十ヶ所ぐらい針刺しました。でもフランの笑顔を思えば痛くないね!

はい、森のお姫様チックなお洋服!でも私服に使うにはちょっと派手・・・いや、フリルぐらい平気だな。うん。それじゃあ置いとくよ。お休み♪


よし、次は・・・

うん、寝てないよなどうせ。私も寝てません。今日は三話投稿予定ですが、現在時刻でまだ三話目が完成しておりません。頑張るお

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