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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
8/106

賢者VS究極生命体 そして宴へ〜

まだメイド・ガ・イン・ヘブンの効力が続いています。

紫「スペルカード!」


結界『夢と現の呪』

結界『動と静の均衡』

結界『光と闇の網目』


『なるほど、流石は賢者、スペルカードを纏めて出せるか。だがなぁ!』


誕生『生命変化』


『対象→髪。変化後→バッタ。数→三万。』


俺の髪から出たバッタは、真っ直ぐに弾幕に向かって、紫のスペルを相殺していく。紫の弾が尽きるのも、時間の問題だった。


『俺のバッタは肉食だぞ?』

紫「い、嫌・・・喰らえ!」


魍魎『二重黒死蝶』


『バッタを蝶で防いだか。・・・よし、少しお灸を据えてやろう。スペルカード!』


夢魔『ナイトメア・ブレーン』


俺が紫の頭に触れると、紫は寝てしまった。さて、俺は少し休憩とするか。



−――side紫


「はっ!ここは・・・」


私は目が覚めると、いつもの家の中にいた。どうやら寝ていたみたいだが、何かを忘れている気がする・・・

私が悩んでいると、藍が部屋に入ってきた。


藍「紫様、病気なんですから横になっていないと。」


どうやら私は病気らしい。


藍「それでは紫様、熱を測ります。」

紫「わかったわ。」


ピシャッパシャッ


顔に何かが付いた。拭って見ると、インクだ。顔をあげると、藍が虚ろな目をして万年筆を振っていた。


紫「ら、藍?何をしているの?」

藍「何って、体温計の目盛りを振って戻してるんですよぉ・・・」

紫「でも、それはどうみても万年筆・・・」

藍「万年筆!?万年筆だって?紫様はこれが万年筆に見えるんですか?なら、もっとよく、見てください!」


藍は万年筆を勢いよく私の顔に突き刺そうとしたが、私は間一髪で交わた。すると、万年筆が壁にぶつかり、壁にクレーターができた。私は恐ろしくなり、逃げた。一体何が起きているんだろう、藍が操られるなんて、そんなの今までなかったし、何より私の式が私以外に忠誠など誓うはずがない・・・

私はこれを解決しようと、博麗神社に向かった。

博麗神社には案の定霊夢がいたが、真剣な眼差しでこちらを睨んでくる。


霊夢「紫、まさか貴方が人間の、それも子供を食べるなんて・・・」

紫「待って!私は子供なんか食べてない!」

霊夢「ちゃんと証言も出てる!博麗の巫女として紫、貴方を倒す!」


私は逃げた。何故かはわからない。でも、逃げるしかないと思った。しかし、行く手には魔理沙、咲夜、妖夢が立ちはだかる。


魔理沙「紫、失望したぜ・・・」

咲夜「幻想郷は妖力の貯蔵タンクで、私達は貴方に力を吸いとられている。」

妖夢「そんな悪事、許しません!」

紫「皆、何を言っているの?そんなの嘘に決まってる・・・」

魔理沙「お前の友人、幽々子が言ったんだ、間違いないだろ?」


・・・嘘だ。幽々子が裏切るなんて、絶対に嘘だ。これは夢に違いない。・・・夢?夢・・・魔・・・スペルカード!これは、夢だ!


私がそう考えた瞬間、辺りが光に包まれた。


―――side黒崎


お、そろそろスペルが解けるか。以外と速いな。流石は最強の妖怪。


紫「っ!はぁ、はぁ・・・」

『おはよう、いい夢が見れたかな?』

紫「ふざけるな、最悪の悪夢が見れたぞ。」

『・・・で、まだ向かって来るか?』

紫「最後の、一足掻き。」

『出し切れよ。こい!』

紫「スペルカードォォォォ!」


紫奥義『弾幕結界』


『ほぅ、奥義と来たか。ならこちらも奥義を見せてやろう。』


秘奥義『射手座の狙撃主』


俺から放たれた弾は、紫の弾幕を、紫に弾き返した。エネルギー弾は元々、エネルギーを圧縮して放つ物だ。だから、何処か一ヶ所からエネルギーを放出しても大丈夫というわけだ。ただ、それで弾を弾き返すとなると、膨大な量の計算が必要となる。それをやってくれるのがこのスペルだ。このスペルを使うと、一時的に演算能力が上がる。


紫「・・・ふぅ、降参よ。」

『よし、異変解決!』

紫「・・・で、宴なんだけど、また料理頼める?」

『任せろ!今度も五百?』

紫「千」

『・・・骨が折れるぜ・・・』


そしてまた俺は一人で料理を作る・・・とでも思っていたのか?

なんと今回は咲夜が参戦したから、半分ずつ分けて作ります。


『行くぞ咲夜!』

咲夜「はい!」


怪奇『ポルターガイスト・クッキング』

幻世『ザ・ワールド』


・・・終わった・・・疲れた・・・


咲夜「疲れた・・・ちょっと寝ます。」

『わかった、じゃあベットまで運ぶから。』

咲夜「・・・ふぇ?」

『よいしょっと。』


俺は咲夜を背負うと、ゆっくりベットまで歩いていった。


『それじゃあ、お休み。』

咲夜「お休みなさい、終夜さんの背中、暖かかったです。」


・・・不覚にも可愛いと思ってしまった俺は、やっぱりバカであろうか・・・

そして次の日、つまり宴が始まった。


霊夢「わらひの酒が飲めないってゆーのか!」

魔理沙「フラン!こっち来るなぁぁぁぁ!」

妖夢「終夜さん、咲夜さんとは何処までいったんですか?」


・・・カオス。もうやだこの酔っぱらい・・・逃げよう。


レミリア「・・・で、ここに来たのね。」

『あそこにいると、気が滅入る・・・』

レミリア「まぁ、こちらとしては出番がふえゲフンゲフン、楽しいから歓迎するわ。ただ・・・咲夜が酔ってるわよ?」

『咲夜さんだったら問題なし。』

咲夜「終夜さ〜ん!」

『あ、咲夜さん、何?』

咲夜「キス、しましょう!」


Oh・・・これは酷いな。


『帰ったらね?だから、ちょっと我慢しよ?』

咲夜「人前でしましょう!」

『・・・ダメ。恥ずかしいから。』

レミリア「あら、すればいいじゃない。」

咲夜「キスをするまでの過程は必要ない・・・キスをしたという結果さえ残ればいいのだ!」

『いや、ダメだって、ちょっ、レミリア離せ!いや、待って!誰か!誰かぁぁ!』


ズキュゥゥゥゥン!


レミリア「や、やった!」

パチュリー「流石咲夜、私達にできないことを平然とやってのける!そこに痺れる憧れるぅぅぅ!」

『・・・嬉しいような恥ずかしいような・・・///』

咲夜「終夜さんがデレた!」

レミリア「あれで咲夜を落としたのね・・・」

咲夜「違いますよ?」

パチュリー「メモメモ、終夜はデレてもイケメン。」

『イケメンじゃない!』

咲夜「そんな事ないですよ!」

『自信ないもん・・・』

咲夜「・・・可愛い!」

『ちょっ、咲夜さんやめっ!抱きつかないで!離れて!』

レミリア「あれはあれでありよね。」

パチュリー「ギャップがあるんじゃない?普段は攻めな終夜が受けに回ると。」

レミリア「どちらが攻めでもいけるわよね。」

パチュリー「両方クールだしね。」

『そこの二人!解説してないで助けて!』


レ&パ「だが断る!」

本当にごめんなさいごめんなさいごめんなさい許してください私が悪かったですもうしませんどうか命だけはお助けください。

藍「・・・・・」

もうあんなことは金輪際しません神様のように扱いますだから命だけは!

藍「・・・わかった、許してやるよ。」

ありがとうございます!

藍「よし、橙!チェーンソー貸してくれ!」

橙「はい、藍様!」

チェーンソーなんて物騒な物で、何をするのですか?

藍「貴様を切り刻む。」

えぇぇぇぇぇ!いや、さっき許すって!

藍「許すと言ったな・・・あれは嘘だ。」

ザシュザシュガガガズバシュッ!


終夜「えー、西園寺が死んだ為、俺が担当するぜ。えー、ここまでで紅魔郷、妖々夢とやってきたんだが、ちょっとアンケートを取りたいと思います。」

霊夢「連載して間もないひよっこが、品定め中の読者様にアンケートなど、恥を知れ!」

終夜「まぁまぁ・・・えー、本来なら作品的に次は永夜抄なのですが、間に何かやりたいと思っています。なのでそれを皆さんに決めてもらいたくて、アンケートをさせていただきます。」

魔理沙「まず、1番!オリジナルの異変を解決する!」

咲夜「次に2番!ほのぼのな日常風景を書く!」

霊夢「3番!普通に永夜抄を解決する!」

藍「4番」

終夜「4番?・・・はっ、藍!」

藍「打ち切り。」

霊夢「させるかよ!」

藍「・・・チッ。」

終夜「えー、1〜3番で選んでください!投票方法ですが、西園寺へのメッセージ、東方漆黒記への感想、活動報告へのコメント。この3つでお願いさせていただきます。」


咲夜「次回予告ゥゥゥゥゥゥ!」

終夜「URYYYYYYYY!」

霊夢「KYURYYYYYYYY!」

魔理沙「NIGAURYYYYYYYY!」

終夜「なんだこのノリ・・・」

咲夜「次回予告、特に無し!それでは次回もお楽しみに!」

終夜「科学と魔術が交差する時、物語は始まる。」

咲夜「おぉー!似合ってる!声は決まりですね。」

終夜「どうやら俺のCVが阿部さんに決まったようだ。」

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