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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
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【幻想郷での日々】×【東方漆黒記】=《幻想郷での漆黒な日々》Part1

ねーむーいー・・・久々に書いたから、ちょっとくおりちーがサガッタカモ。

紫「ダメです!」


いきなりの却下。見てる人は、何がなんだかさっぱりあっさりだと思うが、説明してあげよう。


1、終夜が別次元の咲夜拉致・・・じゃない、拐いに行こうとしてワープ

2、帰ってきた終夜はなんかテンションが下がっていた。

3、「へー、終夜さんも落ち込むんですね、まさに鬼の目にもn」と軽はずみな発言をした文が唐揚げになった。

4、終夜はなんかまた彼処に行こうとしていた。

5、なんか俺を連れて紫に頼みにいった。


そして今ここである。え、3はいらない?いや、俺としては結構重要だ。食事の時に使うお絞りぐらい重要だ。


紫「とにかく!私も向こうの私も貴方のせいで暫く頭痛が止まらなかったのよ!?」

『わかった、今度は迷惑かけない!約束する!』

紫「絶対ね!?」

『悪魔との契約は絶対だ。』

紫「はぁ・・・スイッチ、オン!」

旭「え、俺も行くの!?」

『当たり前だ、むしろお前がいなきゃ困る・・・』


ニヤリ


紫「!?その手があったか!待て!」


対象物の転送を完了しました。


紫「・・・まさか種族が不明の旭を連れて行く事で好き勝手するつもりだとは・・・まんまと騙されたわ・・・」


悪魔との契約は絶対。しかし悪魔ではない旭なら、何をしてもいい。終夜はそれを見越して頼んだのだ!恐るべし終夜・・・



――――――――――


side旭


え、なにこれ意味わからん。とりあえず終夜に紫を騙す為の餌にされたのはわかる。だけど・・・他の世界について俺は理解が疎い。だからとりあえず・・・知らない場所で好きなだけ暴れていいということなんだろう。


終夜「よっと、着いたぞ。」

旭「もうか。以外と速いな。」

終夜「テレポーテーション嘗めんなよ?」

旭「で・・・」


そして早速俺は目の前の状況について質問をする。


旭「この世界はあれか?幻想郷の住人が追われる程強いやつがわんさかいる世界なのか?」


そこには、容姿が完全に幽香な女性と、七色の光を四本撒き散らしながら女性を追いかける中性的な男が飛んできた。


―――――――――――


side幽香


くそっ!また喧嘩なんか売るんじゃなかった!確かに薫は改心したけど、やっぱり情緒不安定なところは治ってない!

あ、あれは・・・人!もう、誰でもいいから・・・


幽香「助けてー!」


――――――――――


side旭


・・・今、俺の耳は確かに「助けて」という言葉を聞いた。幽香の姿をしている女性・・・あれを別次元、いや、別世界の幽香と仮定するならば・・・行動は一つ。


旭「・・・ユウカ、マモル・・・」

終夜「おっ、まさかここまで進化するとは・・・狂気まで物にするか。面白いねぇ・・・さて、俺は見守るか・・・戦闘モードの薫と、覚醒した旭の戦いを・・・」


―――――――――――


side薫


皆さんどうも、薫です。宴会が終わった後、風見幽香がまた僕に勝負を挑んできた。今度はあまり怒ってないけど、本気でやったら敵前逃亡されたので現在ちょっとオコです・・・ったく、腰抜け妖怪が・・・仕方ない、止めだ!


四大魔法『エレメントスパーク』


ふぅ、これだけやればあいつも


籠手『ヤールングレイプル』


ベコォッ!


薫「・・・ん?」


おかしいな・・・エレメントスパークは打撃系じゃないんだけど・・・って


薫「エレメントスパークが・・・殴り飛ばされた!?」

旭「キサマ・・・ユウカ・・・キズツケタ・・・」


何この人!?光殴るし見たことないし言語カタコトだし!


薫「くっ、悪いけど眠ってもらうよ!」


結界『鳥かご』


この結界なら並大抵の技じゃ砕けn


バキミシビリビリッ!


・・・なぁにこれ。


旭「キサマ・・・ユルサン!」

薫「ちぃっ!これで最後だ!」


大結界『四神結界』


旭「オラァッ!」


ガキィッン!


よし、このまま精神を結界に注ぎ込め!


旭「オラッオラッオラオラッオラオラッオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」


ガガバキバキビキビキミシミシメキョメキョ・・・ビシッ


結界にヒビが!だけど!


薫「僕だって強くなって・・・もっと強くなって皆を守るんだァァァ!」


ヒビを!精神で・・・埋める!


旭「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」


ビシッビシビシッ!


まだまだァ!


旭「コレデサイゴダ・・・オラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」

薫「強くなるんだ!もっと強く!ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」


バゴォォォ・・・


――――――――――



side終夜



『ふぅん・・・まさか互角とは・・・旭もだが、薫も強いな・・・』

旭「はぁ・・・くそっ、両手がボロボロ・・・体も動かねえ・・・」

薫「もう魔力が・・・完全に使いきって残ってない・・・」

『おし、二人とも?』

旭「なんだ終夜・・・」

薫「・・・貴方は?」

『あ、忘れてた・・・一旦記憶修復っと。』

薫「・・・終夜さん!何故またここに?」

『今度は暇潰し。』


さて、そろそろこの騒ぎを聞き付けて・・・


紫「また貴様かァァァ!」

『ゆかりんおひさー♪』

紫「おひさーじゃないわよ!もうこれ以上私の頭痛を悪化させないで!」

『俺は迷惑かけてないぞ?かけたのは・・・こいつと薫。』

紫「あら、また別のお客さん?」

旭「旭だ、よろしく頼む。」

紫「はぁ・・・また面倒な奴がきた・・・」

薫「紫さん、ちょっと僕は彼女と話がしたいです。」

旭「そうだな。終夜、お前も席はずせ。」

『わかったよ。』


仕方ねえな・・・よいしょ、幽香を運んで、俺はその場を後にした。


――――――――――


side旭


薫「単刀直入に聞きます・・・貴方は何ですか?人間でもなく妖怪でも神でもない・・・一体何なんですか?」

旭「・・・オリジナルキャラクター。」

薫「メタ発言は求めてません!」

旭「生物」

薫「あんたは小学生か!」

旭「俺は一体誰なんだー!答えろォォォォォ!」

薫「ジョジョネタはやめろ!久々に見たわジョジョネタ!さては四部アニメ化に感化されたな!というかこっちが質問してんだよ!質問を質問で返すな!」


やべー・・・こいつ面白過ぎww終夜が会いたがる訳もわかるわww


旭「そうだな・・・真面目に答えると・・・」

薫「答えると?」

旭「・・・わからん。」


ズコッ


漫画かよ。


薫「わからないんかい!」

旭「恐らくゴーレムや人形の類いだろうな・・・俺は終夜の人格に肉体を与えた物だ。だからその肉体が何でできてるかによる。」

薫「そんな曖昧なんですか・・・」

旭「別に気にならないし、苦手なものないから。」

薫「あと・・・なんで幽香を助けたんですか?」

旭「世界は違えど、幽香だから。」

薫「え?もしかして・・・」

旭「御察しの通り、俺は幽香が好きだ。」

薫「それじゃあ・・・」

旭「おっと、勘違いするなよ?言っただろ、俺は終夜の人格の一つだって・・・つまり体は女でも心は男なのさ。」

薫「なるほど・・・」

旭「まぁ、幽香じゃなくても助けたけどな?」

薫「・・・どんなに悪いことをした奴でも?」

旭「・・・悪か善かは関係ない・・・ま、それを人に語っても虚しいだけだからな・・・」

薫「僕は・・・一時期妖怪を悪と決めつけてました・・・」

旭「・・・仕方ないことだ。大方人間の里でも襲われたか。」

薫「!?その通りです・・・」

旭「だから、俺は最初に助けを求めた奴を助ける。理由なんて後からノコノコついてきて、偉そうにふんぞり返るもんだ。善とか悪とか、そんな考え捨てちまえ。自分が助けたい奴を助ける。」


自分が助けたい奴を助ける。これは、終夜がひたすら突き進んでいる考えだ。あいつはそれを突き通す。ぶれることなく、自分自身の直感で助けたい奴を徹底的に助ける。終夜のその真っ直ぐさはまるで弾丸のよう。なら俺は弾丸にならなくとも、真っ直ぐ突き通す弓であれ。俺はそう思って生きている。


旭「まぁ、俺みたいに種族が決まってなければ贔屓もしないが・・・」

薫「旭さんの言うことは凄くわかります・・・ですが僕は所詮人間、贔屓も差別も、心の奥底ではしてしまう・・・」


やはりそうだ。人間や妖怪、神だって、そんなことできない・・・だから、俺は一番伝えたい言葉を口に出す。


旭「・・・強くなれ。」


そう、とことん強くなれ。誰も周りに近づかない程の強さじゃない。もっと先・・・誰も手に届かない、恐れすら抱けない程の強さを。


薫「そこまで・・・人間の僕は強くなれるでしょうか?」

旭「力の限界に、不平等なんてないさ。そもそもどんな奴にも、限界は無い・・・身心共にな。誰だって好きなだけ強くなれる、好きなだけ守れるのさ。全てを守れるぐらい強くなれ。」

薫「旭さん、僕の能力、守る程度の能力なんです。」

旭「・・・あはははっ!」


不思議と込み上げてくる笑い


旭「ははっ、そりゃいい!全てを守るなんて無茶、なんなくやり遂げそうだ!頑張れよ!」

薫「・・・はいっ!」

終夜「薫くんおいでー」

香「はーい!」

薫「貴方じゃない!」

旭「なーなー西園寺ー、今から俺と一緒にKUROさんに土下座しに行こうぜ?」

えー・・・だって好きにやっていいって・・・

旭「ダメだ、行くぞ。」

薫「あぁー、終夜さん、西園寺さんは大丈夫なんですか?」

終夜「何時ものことだ。どうせまたミンチになって帰ってくるさ。」

薫「ミンチ?骨は?」

終夜「ないよ・・・ゴキブリに骨があるか?プラナリアに骨があるか?」

薫「なるほど・・・」

終夜「そろそろ灯バーグができるから薫、締めちゃって!」

薫「はい!それでは次回もコラボは続きます!お楽しみにー!」

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