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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
75/106

飲んで飲んで酔って

後悔なんかしなぁぁぁぁぁい!

『そろそろ俺も飲むかな・・・』

パチュリー「あら、やっと飲むのね。レミィならもう寝たから、私と飲みましょ?」

『あれ?他の奴等は?』

パチュリー「ラリホー・・・いや、皆お酒で潰れちゃったわ。」

『お前、この人数にラリホーかけれるなら、喘息もベホイミで治るだろ。』

パチュリー「・・・め、女神の果実が必要なのよ。」

『お前は化物になるつもりか。』

パチュリー「そんな事より、お酒、飲むんでしょ?私が用意したわ。」

『・・・安全?』

パチュリー「魔女の御墨付き。」

『怪しすぎるわ。』


ゴクッ・・・


『あ、普通に美味しいのね・・・』

パチュリー「まぁね、貴方を酔わせるのは無理ってわかったから。」

『だから・・・神経過敏薬を混ぜたと。』

パチュリー「ありゃ?もうバレた?」

『お前、俺を騙すなんて、それなりの覚悟が出来てるのか、はたまたドMかピンクがどれかなんだが・・・』

パチュリー「覚悟も何もないわよ。ただ・・・いつもやられっぱなしだから癪にさわっただけよ。」

『じゃあ今日もやられっぱなしにしてやるよ。そうだ、最近ふと思った事があってな。俺ってなんで手が二本しかないんだろうって。』

パチュリー「それでまさかの増やしちゃいましたシリーズ?」

『そうですね。』


ブワッ


パチュリー「千・・・いや、千五百はあるわね。」

『大丈夫、一本ももて余すことなく使える自信があるから。』

パチュリー「あ、こんな時に喘息が!」

『問答無用。パチュリーはこれが好きだったよな?』


ゾワワワワ・・・コチョコチョコチョコチョ!


パチュリー「いゃっひゃひゃひゃ、き、聞いてな、聞いてないよ!」

『そりゃ言ってないもの。別にエロい事なんてしないよ。』

パチュリー「でもこれはっひゃぁっ!ダメぇ!」

『しっかり罪の重さだけ笑って貰うからなー。』

パチュリー「いやっひゃひゃひゃ!」

『楽しい・・・はぁ、幸せだわー・・・』


そして一時間くすぐって、皆を起こして、飲み会再開。


『そろそろ・・・俺も酔うか・・・血中アルコール度数・・・5%』


だんだん気分が良くなり・・・ふわふわし始めてきた・・・


幽々子「あら、随分とご機嫌ね。」

『あぁ幽々子か・・・はい、結構ご機嫌ですーなんか幽霊になったみたいーふわー』

幽々子「・・・ず、随分とご機嫌ね。」

藍「どうしたんですか幽々子様・・・本当に終夜?」

『藍か・・・本当に俺だ俺、オレオレ、詐欺詐欺。』

藍「・・・幽々子様どうされます?」

幽々子「彼は自分の意思で血中アルコール度数を上げたから、大丈夫よ。」

『モフモフ・・・いただきまーす。』


ガブリ


藍「アギャァ!こ、こいつ・・・」

『ありゃ?ひょっとして・・・オコ?』

藍「激オコプンプン丸じゃぁ!」

『許して藍お姉ちゃん!』

藍「お姉ちゃん!?」

『あうー・・・お姉ちゃん!』


ガシィ・・・シュルルル・・・ポンッ!


幽々子「!?これは・・・これはどげんしたらよかとやろう。」

藍「終夜が・・・ショタに!」

『お姉ちゃん尻尾ふかふかー』

藍「・・・可愛い・・・はっ、私はクールな紫様の式、決してショタコンな変態狐ではない!」

『お姉ちゃーん、大好きー♪』

藍「ダメだ・・・もう・・・耐えきれない・・・」


ガシッ


藍「お姉ちゃんと一緒にお家に行こっか?」

紫「はい、アウトー。私の勝ちね、終夜。」

『・・・ちぇっ、藍はもうちょっと頑張ってくれると思ったのに・・・』


キュルルル・・・ポンッ


藍「・・・紫様、これは?」

紫「賭け。もし終夜がショタ化して、藍に甘えまくったら、藍はショタコン属性を発動させるか、させないか。」

藍「それで・・・私は、賭けの一部としてこの一部始終を紫様に見られたと・・・ウワァァァァァ!」


そして藍は走り去っていった。さて、俺も結構酔ってきた・・・まだ言語に支障は出てないから良いが・・・


鈴仙「あ、終夜さん・・・酔ってますね。」

『そんなに酔ってないぞ・・・うん、大丈夫。』

妹紅「ふーん・・・鈴仙、今なら何しても許してくれそうだぞ?」

鈴仙「な・・・何しても?」

妹紅「何しても。」

鈴仙「・・・ハァ・・・ハァ・・・」

『おい妹紅、鈴仙に何吹き込んだ。』

妹紅「別に、今の終夜は押しに弱いって言っただけ。」

鈴仙「終夜さぁぁぁん!」


ガシッ


『鈴仙、キスぐらいならしてやるがそれ以外はちょっと勘弁し』

鈴仙「いただきまーす!」


ペロペロペロ


『はぅ・・・首はダメ・・・力が・・・』

鈴仙「そしてこのまま唇を・・・」

『させねぇよ。』


シュッ・・・スタッ


妹紅「お、もう酔いが晴れたか。」

鈴仙「え、ちょっと速いんじゃ」

『次はお前が真っ赤になる番だ。』


ハラリ・・・


鈴仙の着てるものが全て床に落ちた。言うなればすっぽんぽん、産まれたまんま、全裸。


鈴仙「そんなぁぁぁぁぁぁ!」


鈴仙は素早く服を拾い上げ、女子トイレに駆け込んでいった。


妹紅「あいつはバカだな、終夜にちょっかい出すなんて・・・さて、私はもっかい飲み直すか・・・」

『おっと、鈴仙にいらぬ事を吹き込んだお前もただで済むと思うなよ?』

妹紅「ちっ、どうする気だ!」

『もう手は打ってある。』


ガクッ


妹紅「くっ・・・体が・・・動かん・・・」

『そして・・・これを貼れば。』


ペタッ


【私はレズでドMの変態です。どうぞ私をメチャクチャにしてください】


妹紅「貴様!背中に何を貼った!」

『壊れるなよ?』


そして妹紅の悲鳴と嬌声を酒の肴に飲んでいると、ついに鬼が来た。


萃香「終夜、前回のリベンジだ!飲め!」

『はいはい。』


ゴクッ・・・バタン


萃香「残念、青酸ソーダでしたーっ!へへっ、ザマーミロ!」


・・・ガバッ


『萃香ァ・・・いい度胸してるんじゃないか?酒じゃないものを俺に飲ませやがって・・・』

萃香「ちょっ、回復が早すぎないか!?」

『なんでこう・・・みんな俺にちょっかい出してくるかね・・・お仕置きのバリエーションもそんなに無いんだよな・・・』

萃香「逃げろ!」


ガシィ


『そんなにヤられたいなら本気の奴にしてやろう・・・アームチェンジ。』


ウィィィィィィ・・・


俺の手首から先が捻れ、細い紙縒の用になる。


萃香「待って、内部はダメ!不味いって!」

『大丈夫、一ヶ所も傷つけないから。』


そして俺はその先端を萃香の耳に入れた。


萃香「あぁっ・・・ひぃ・・・」

『動いたら死ぬかもなぁ・・・♪』


俺は腕の先端をもっと細く、長く、視認出来ない細さにし、鼓膜にミクロの穴を開け、中に侵入し、三半規管のその奥の、脳にたどり着いた。


『よし、もう動いて良いぞ、ただ、暴れたら死ぬ。』

萃香「ひぃ・・・い、今何処?」

『脳の下の中枢神経。これに今からイタズラしまーす♪』

萃香「ひぃっ!?」


俺はその細い先端で、中枢神経の快楽を司る迷走神経をつついてみる。


チョン


萃香「っ!あぁぁぁっ!ダメぇぇぇぇ!」


ビクンッ・・・シャァァァ・・・


『ちょっ、マジかよ・・・凄い効き目だな・・・どれ、もう一回♪』


チョンチョン


萃香「ひぎぃぃ!死ぬぅぅ!」

『大丈夫、鬼はしぶといから。』


そして最後に俺は先端を何本・・・何千本の糸を筆の様に束ねると、迷走神経を一撫でしてみた。


ファサァッ


萃香「・・・あっ・・・がっ・・・」

『やり過ぎた・・・まぁいいや、青酸ソーダ不味かったからその分やり過ぎても大丈夫でしょ。』


俺は萃香の耳から手を抜くと、未だに痙攣と絶頂と失禁が止まらない萃香を置いて、別の場所で飲むことにした。


神奈子「相変わらず無茶苦茶やってるね。」

『お前もメチャクチャにしてほしいなら言え。』

神奈子「誰が言うか。」

椛「文様をメチャクチャにしてください!」

『・・・射命丸ゥ・・・』

射命丸「終夜さん、徹夜でメンバー選んでくれた貸しがありますよ?」

『・・・すまん椛、頑張って耐えて。』

椛「なっ、何ですとー!」

射命丸「ほら、椛ー、私と向こうで楽しいことしましょうねー」

椛「文様離して!誰かァ・・・」


さらば椛、次来るときは立派な雌犬になって・・・


神奈子「あんたも薄情だねぇ。」

『恩には忠実なんでね。』

神奈子「私はちょっと・・・眠くなった。」

『ふーん・・・じゃあ・・・』


俺はそっと神奈子の耳元に口を近づけ・・・


『俺の膝枕、使いたいんじゃないか?』

神奈子「くっ・・・卑怯だぞ!」

『ん?どうなんだい神奈子君?』

神奈子「つ、使いたいです・・・」

『良くできました。おいで?』


ポフッ


神奈子「あぁ・・・最高・・・」

『寝ても良いが・・・涎は垂らすなよ?』

神奈子「わかったわかっ・・・た・・・」

『寝るのはやっ。』

そして、俺も疲れていたのか、座ったまま瞼を閉じた・・・

はい、現在進行形で反省してます。反省ing。

終夜「まだ飲むの?」

もちろん、だってまだ出してないやついるもん。

終夜「そろそろ疲れるよ?」

咲夜さーん、終夜が疲れたってー

終夜「嘘です元気ハツラツオロナ●ンGです。」

じゃあ頑張りたまえ。

終夜「この鬼畜作者め・・・」

藍様ー

終夜「すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!」

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