表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
71/106

ファイト終夜

お待たせしました罰ゲームの続きです・・・

『やぁ射命丸、さっそくだがサイボーグになる準備はできているかい?』

射命丸「あの・・・私が手術台に乗せられて手足を拘束された状態で今からサイボーグになってしまう理由を誰か教えてくれませんか?」

『君はショッウナノカーの改造人間として生まれ変わるのだ!』

射命丸「終夜さん・・・ライダーはもう改造されませんよ?いつまで昭和気分なんですか?折角新しいライダーが最近でて話題になったというのに貴方は何も変わらず・・・」

『・・・身の程をしらないようだなぁ!』


そう言いつつ俺は文の弱点に手を伸ばした。


射命丸「終夜さんそこは!」

『昭和が好きで何が悪い!』


そして俺は文の弱点・・・すなわち羽の付け根をグリグリし始めた。


射命丸「ダメですぅ!付け根をグリグリはダメです!耐えられないぃ!」

『反省したようだな・・・では、改造を始める。』

射命丸「痛いの嫌ぁ・・・」

『痛くない。このチップをこめかみに貼れば、気がついたら改造人間だ!』

射命丸「絶対自我的な物が失われちゃいますって!」

『大丈夫だ、ほら、この可愛い犬に貼ってあげれば・・・』

椛「・・・え、なんで私まで巻き込まれ・・・イヤァァァァァ!」


ペトッ


椛「うぅ・・・私、犬走椛!十六歳の女子高生!今日から花の高校生活が始まるわ!とっても楽しみ!でも、楽しみにし過ぎて寝坊しちゃった!お母さんに作ってもらった食パン食べて、早く急がなくちゃ!」

『あれ、基板の配置間違えたかな・・・』

射命丸「もう・・・嫌・・・意味わからない・・・」

『あ、気絶しちゃった・・・まぁ、これは全部夢なんだけどね。』


パチン


射命丸「うーん・・・あれ、夢?」

『そう、夢。』

射命丸「ウギャァァァ!」

『おはよー文ちゃん、今日はいい夢見れたかな?』

射命丸「すみませんでした勘弁してください・・・」

『絶対許早苗』

射命丸「勘弁してください・・・新聞記者の性なんです!」

『もうお前のお仕置きで一話丸々使いたい気分だが、そうもいかないからな・・・』

射命丸「なら解放しては如何かな?」

『惨殺死体で解放してやろうか?』

射命丸「もっと女性に優しく出来ないんですか?」


ポチッ


『・・・そうだな。もっと女性に優しくしないとだよな・・・うん・・・』

射命丸「あれ?もしかして、地雷踏んじゃった系?」

『じゃあ俺は優しいから、とりあえず罰ゲームが終わって、何かやって、一段落ついたら三話使って虐め抜いてあげる。』

射命丸「・・・余命は?」

『・・・一ヶ月。』

射命丸「その間に終夜さんが私を狙ってるっていう記事を書けば!」

『その時がお前の命日な。』


そして俺は山に入っていった。


椛「なんだか可哀想な役をやらされたような夢を見ました・・・」

『首ゴロゴロしてあげるからおいで〜。』

椛「だから犬じゃない・・・と、あれほど・・・くそ、欲求に逆らえない・・・足が・・・勝手に・・・」

『よーし、ゴロゴロ〜♪』

椛「〜〜〜〜〜♪」


暫く椛を犬扱いしてたら、椛が完全に犬になったので、当初の目的キスを果たし、先へ進む。


『次は・・・死なないとイイナー・・・』

にとり「あ、機械が苦手な盟友だ。」

『実は・・・カクカクシカジカで大変なんだよ・・・』

にとり「じゃあ手伝ってあげるからコンデンサーをハンダ付けして直列回路を作って・・・」

『プシュー・・・』

にとり「あぁぁぁぁぁ!またやっちまった!」

『再起動を開始します・・・再起動開始。・・・・・はっ!』

にとり「大丈夫か盟友!」

『ダメ・・・もう帰る・・・』

にとり「悪かったから!反省してるから!」

『・・・もうしないな?』

にとり「しない!しない!」

『わかった・・・』


チュッ


さて、今私は何処にいるでしょう!正解は・・・


『姫海堂はたての家の前にいまーす。ドッキリ的な物を仕掛けまーす。』


ピンポーン


はたて「はーい・・・っ!?」

『お久しぶりですー、終夜です。』

はたて「終夜さん!いきなりなんの御用で!?」

『ちょっとお話が・・・』

はたて「えーと・・・ちょっとお待ちください!」


そして待つこと小一時間・・・


はたて「どうぞ・・・」

『お邪魔しまーす・・・』


綺麗に片付いたリビングで、俺は普通に床に座ってはたてが来るのを待っていた。


はたて「お茶をどうぞ・・・」

『ありがとう。』


そして一番気になるのが・・・


『・・・何故寝間着?』

はたて「聞かないでぇっ!」

『だってもう・・・お昼だよ?』


ちょっと意地悪く聞いてみると?


はたて「だって朝から・・・ご、ゴロゴロしてた所に終夜さんがいきなり尋ねて来るからぁ・・・」

『ゴロゴロしてるんだ・・・へぇ・・・可愛い一面もあるんだね。』

はたて「はぅ・・・」


おっと、少し虐め過ぎたかな・・・ちなみにはたての寝間着は可愛いウサギ柄のピンクふわふわ寝間着・・・ふわふわ・・・


『ふわふわ・・・』

はたて「ふわふわがどうかしましたか?」

『はっ!い、いや、何でも。』


危ない、声に出してしまっていたようだ・・・


はたて「もしかして・・・このパジャマが羨ましいんですか?」

『俺な・・・ふわふわ見ると触りたくて堪らなくなるんだよ。』

はたて「ふわふわもふもふが好きすぎる人に特徴して見られる禁断症状ですね・・・」

『触らせ・・・いや、その前に・・・はたて、カクカクシカジカなんだけど・・・』

はたて「え、それで私にもキスをしに?」

『だって・・・可愛いし、断らないかなーって。』

はたて「か、可愛いなんて言われたら断れないじゃないですかぁ・・・」

『それじゃあ失礼して・・・はぁ、ふわふわだわー・・・』


チュッ


『さてと・・・テレポート!・・・よし、守谷神社到着。』

早苗「あ、終夜さんだ。もしかして・・・いや、もしかしなくても?」

『もしかしなくてもあれですよ。』

早苗「ヤター!」

『じゃあもうとりあえずお前からで・・・』

早苗「お願いしまーす♪」


チュッ


『よし、そこの神も出てきなさい。』

神奈子「はーい・・・」

諏訪子「はーい!」

『神奈子さん、声が小さいですよ?』

神奈子「は、はーい!」

『ブフォwwwおまっ、本当に言い直すとかww単純だなww』

神奈子「こいつ・・・この怨み晴らさでおくべきか・・・」

『ちょっ、貴方神なのに恨んで良いの!?』

諏訪子「祟り神の前でそれを言うかオイ。」

神奈子「お婿に行けなくしてやる・・・」

『一体落ち着こ?それに俺は当初の目的を果たさなくてはいけないから。』

神奈子「当初の目的って、無差別接吻?」

『やめて!犯罪臭を臭わせないで!』

諏訪子「お巡りさんこっちです。」

『違うから!犯罪者じゃないから!もうお前ら大人しくして!』

神奈子「なんだとー!神に命令するのかー!」

諏訪子「のかー!」

『さもなければ時を止めて博霊神社に投げ飛ばす。』

神奈子「くっ・・・」

諏訪子「卑怯な・・・」


チュッ、チュッ


さて次は・・・


衣久「あ、終夜くん・・・どうしたの?」

『衣久先輩・・・カクカクシカジカなんすよ』

衣久「だからー・・・同級生なんだから先輩じゃない!」

『えー・・・だって身長も性格も年上だし、なにより最近動かなくなったのが証拠・・・』

衣久「・・・終夜くん、学生時代を思い出すわねぇ・・・」


言ってることは和やかだけど背中から立ち上るオーラが和やかじゃねぇ!


『お、思い出しますねぇ・・・』

衣久「学生時代に先輩って公衆の面前で言った時もこんな感じだったかしら・・・」

『場所が誰もいない旧校舎の教室だったらあの日のまんまですね・・・』


むしろオーラは学生時代より極まってる気がするような・・・


衣久「あの時委員長が来なければ・・・こうしていたのに!」


バリバリバリッ!


『うぎゃっひゃぁっ!』

衣久「電気でたっぷり虐めてたのに・・・」

『ぎゃぁっ!ぜ、前言撤回、衣久ちゃんは若いから!充分若いから!』

衣久「じゃあどこら辺が若いか、十万ボルトをくらいながら答えてもらいましょうか?」

『衣久ちゃん・・・勘弁して?』


俺が土下座からの涙目でお願いすると・・・


衣久「むぅ・・・しかたないですね・・・今回だけですよ?」


案外許してくれる、それが衣久先p・・・衣久ちゃんの良いところ。


衣久「そしてカクカクシカジカなんですね・・・しかたありません、協力しましょう・・・」

『ふぅ・・・ありがとう。』

衣久「もう・・・今回だけですからね?」


これが衣久ちゃんの口癖だ。

もう・・・この小説を読んでくれている皆様に何と言えば・・・

終夜「ここまでくるともう何も言えないわー・・・」

咲夜「私にもちょっと・・・」

うぅ・・・俺はなんて才能がないんだ・・・

終夜「え、これどうする?」

咲夜「貴方に文を書く才能が無かったら、何があるんですか!諦めたらダメですよ!」

だって・・・うぅ・・・

咲夜「ほら、この罰ゲームが終わったらコラボなんですから、胸を張ってくださいよ・・・」

ありがとう・・・元気出たかも・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ