ペナルティの正体は・・・?
罰ゲームの、お時間です・・・
紫「さて、罰ゲームのお時間でーす!」
『・・・・・』
紫「そんなFXで有り金全部溶かしたような顔しないで!」
『咲夜、俺の顔青いだろ。』
咲夜「青いと言うより薄汚い。今朝も顔を洗わなかったな。」
『・・・・・』
紫「えー、まず、グレイズが57、被弾が3。合わせて60!」
果たして60の分の罰ゲームは・・・
紫「60人にキスをしてきなさい!」
・・・・・
『・・・もう一回。』
紫「60人に、kissをしてきなさい!」
・・・まさか、ここまで精神的にくる罰ゲームとは・・・うぅ・・・かなりきつい・・・
咲夜「終夜、スタートは私から!」
『わかったよ・・・んっ。』
咲夜「ちゅっ・・・れろ・・・んむ・・・はぁ。」
『じゃあ、とりあえず紅魔館の全員にしてくるよ。』
咲夜「いってらっしゃい♪」
そして俺が扉を開け、向かったのは。
『・・・フラン、寝てるか?』
フラン「うぅん、まだ起きてるよ。」
『そうか、もう狂気は・・・』
フランには、もう狂気は一片たりとも残っていない。
フラン「ないよ、終夜お兄ちゃんは、何しに来たの?」
『あぁ、ちょっとキスをしに来た。』
フラン「ふーん、でもまだフラン眠くないよ?」
『いや、お休みのキスじゃないんだ。ちょっと罰ゲームでな、60人にキスをしなくちゃいけないんだ。』
フラン「フランは何番目?えっと、咲夜が一番で御姉様が二番だから・・・」
『フランが二番だよ。』
フラン「本当!やったー!」
『じゃあ、ほっぺ出して。』
フラン「〜♪」
チュッ
『そして、扉の隙間で羨まオーラを垂れ流してる姉も来たら?』
レミリア「う、羨ましくなんか・・・」
『はいはい、レミリアはおでこ出して。』
レミリア「うー・・・」
チュッ
『これで二人か・・・文字数ヤバくならねぇ?』
バシン
空間からハリセンが・・・
小悪魔「あ、終夜さん。」
『おう、こぁ、調度良いところに来た。』
俺は小悪魔に近づくと。
カプッ
小悪魔「きゃぅっ!」
小悪魔の首筋に優しく噛みついた。
チュー
ついでに吸ってみる。
小悪魔「だ、ダメですってぇ・・・」
あら、倒れちゃった・・・
『よいしょっと。さて、次は大図書館・・・』
ガチャリ
パチュリー「あら、終夜・・・また小悪魔にイタズラ?」
『罰ゲーム。あ、俺のな?』
パチュリー「どんな罰ゲームよ・・・」
『カクカクシカジカ』
パチュリー「ふーん・・・私にもするの?」
『うん。』
パチュリー「しょうがないわね・・・何処にするの?」
『何処にしてほしい?』
パチュリー「・・・お腹・・・とか?」
『マジか・・・わかったよ。』
チュッ
『ヤバい・・・精神力がヤバい・・・よし、外に出るか。』
そして俺は門の前まで来た。
美鈴「Zzzz・・・」
『まったく・・・』
美鈴が相変わらず寝ているのを見て、やっぱり悪戯したいと思ってしまう・・・
『美鈴、起きないとまた悪戯するぞー?』
美鈴「むにゃ・・・終夜さん?」
『美鈴、頬を出せ。』
美鈴「え?はい・・・」
チュッ
『目、覚めたか?』
美鈴「・・・バッチリ覚めました。」
『よし、門番頑張れよー。』
そして森に入って、最初に会ったのは・・・
チルノ「あ、お前は確か・・・観音崎!」
『最早地名じゃネーカ。』
チルノ「あ、違った・・・確か・・・剣崎!」
『ウソダドンドコドーン・・・違ぇよ?』
大妖精「チルノちゃん、この人は黒崎先生!」
『大ちゃんナイス。』
大妖精「先生、今日はなんの用事で?」
『うーん・・・カクカクシカジカなんだよ。』
大妖精「大変ですね・・・」
『というわけで、手伝ってくれる?』
大妖精「はい、よろこんで!」
チルノ「何かはわからないけど、良いぞ。」
『じゃあ、ほっぺに・・・』
チュッ、チュッ
そして暫く進むと・・・
ルーミア「あ、終夜なのだー・・・」
『お、ルーミア。ちょっとほっぺ出して。』
ルーミア「ん?」
チュッ
ルーミア「・・・びっくりしたのだー・・・もう一回。」
『え、もう一回?仕方ないな・・・』
チュッ
さらに進むと・・・
『あ、魔理沙の家じゃん・・・』
ピンポーン・・・ガチャリ
アリス「魔理沙お帰りーって、終夜じゃない。」
『・・・何故お前が魔理沙の家に?』
アリス「魔理沙に魔法の研究を頼まれてたからよ。」
『ふーん・・・カクカクシカジカ』
アリス「・・・私にもやるつもり?」
『ダメか?』
アリス「ダメじゃ・・・ない。」
『何処にしてほしい?』
アリス「うーん・・・手?」
『じゃあ、白馬の王子様的な感じで。』
俺は立て膝をして、アリスの手の甲にキスをした。
チュッ
アリス「くっ、不覚にもドキドキしてしまった・・・」
『不覚にもってなんだ。』
ガチャリ
魔理沙「ただいまー!」
『あ、お帰り。』
魔理沙「・・・なんで終夜がいるんだぜ?」
『カクカクシカジカなんだよ。』
魔理沙「つまり、終夜が好きな体位・・・じゃねえやシチュエーションでキスしてくれるんだな!」
『なんかリクエストあるのか?』
魔理沙「うーん・・・耳にしてください。」
『わかった。』
チュッ・・・フ〜
魔理沙「ちょっ、耳に息は・・・」
『そんな魔理沙も、可愛いぜ?』
魔理沙が真っ赤になりました。
魔理沙「そんな言葉・・・耳元で囁くなァァァァ!」
バタン!
奥の部屋に閉じ籠っちゃった・・・
アリス「魔理沙!大丈夫!?」
バタン!
アリスも心配そうに奥の部屋へ・・・あ、アリスの声が聞こえる・・・
アリス「魔理沙大丈夫?って、透けるほど濡らして・・・そんなにあのキスが良かったの?」
どうやら、聞いちゃいけなかったようだな・・・さて次は!博霊神社だ!
霊夢「あら終夜、こんな所に何をしに?」
俺は霊夢の横を通り過ぎ、賽銭箱にこれでもかと小銭を入れた。
霊夢「・・・終夜様、ご用件はなんでございましょう?」
『ちょっとカクカクシカジカなんだけど。手伝ってくれる?』
霊夢「もちろんです!」
こいつ、そんなに生活苦なのか・・・大変だな・・・
チュッ
『よし、これで紅魔郷はクリア!次は白玉楼!』
そして俺はとある洞穴を目指して森に入った。
『起こさないように・・・』
レティ「Zzzz・・・」
チュッ
『よし。次は・・・』
リリー「ハールデースヨー!」
『おう、リリーか。』
リリー「珍しいね、こんな所に。」
『実は、カクカクシカジカで。』
リリー「ふーん、大変だね。」
『というわけで、協力してもらうぞ。』
チュッ
リリー「ふふっ、ハールデースヨー!」
リリーは上機嫌で飛んでいった。さて、ついに冥界か・・・一番心配なのが・・・
妖夢「あ、終夜さん。」
『妖夢、カクカクシカジカなんだけど、協力してもら』
シュバッキンッ!
『刀で俺に切りかかる程嫌?』
妖夢「だ、だっていきなりキスをさせろとか・・・」
『・・・口じゃねえよ?』
妖夢「・・・え?」
もうこいつ嫌だ・・・まぁ、思春期と捉えよう・・・
『何処でもいいよ。』
妖夢「じゃあ・・・」
『半霊な。』
チュッ
妖夢「うぁっひゃぁ!」
さて、次は・・・
ルナサ「お兄ちゃん久しぶり〜♪」
『おう、メルランとリリカも久しぶり。』
メルラン「久しぶりです。」
リリカ「いいな、お姉ちゃん・・・」
俺は、膝にルナサを乗せた状態で三人と話をしてる。
ルナサ「それで、何しに来たの?また演奏を聞きに?」
『いや、カクカクシカジカでさ。』
ルナサ「ふーん・・・じゃあ今ならキスしても怒られないんだね。」
『いや、俺がキスするんだが・・・』
ルナサ「口にすればお兄ちゃんがしたことになるでしょ?」
チュッ
ルナサ「えへへ・・・しちゃった♪」
メルラン「はぁ・・・こんな姉ですが、よろしくお願いします・・・」
『妹みたいで面白いからよし。』
チュッ
リリカ「わ、私もするの?」
『ダメか?』
リリカ「ダメじゃない!ダメじゃないけど・・・恥ずかしい・・・」
チュッ
『じゃあ、また遊びに行くから〜。』
ルナサ「またねー!」
そして着きました白玉楼!
幽々子「あら、もう来たの?」
『その口は、知ってますね?』
幽々子「紫の親友ですもの♪」
『で、リクエストはあるのか?』
幽々子「そりゃもちろん・・・紫に聞いたのよ。終夜って何処にキスしろって言ったら嫌がるかって♪」
『あんたもう紫より性格悪いよ・・・』
幽々子「そしたら紫は、●●●か●●●にしろって言ったら死ぬって。」
『出来るか!それは最早性行為として捉えられるよ!』
幽々子「私もそれは出来ないって言ったらね・・・」
『うん。』
幽々子「服越しなら大丈夫って行ったのよ。」
『大丈夫じゃねえよ!バリバリアウトだよ!』
幽々子「というわけで、お願いします♪」
『あのー・・・ダメです。』
幽々子「罰ゲームに拒否権は無いわよ?」
『うぅ・・・わかったよ・・・』
幽々子「主人公も大変ね・・・」
チュッ
幽々子「あっ・・・♪」
『くそっ、俺の純粋な心が・・・理性が削られる・・・』
なんとか理性を保ちながら俺は八雲家に向かった。
紫「あら、速いわね・・・」
『そりゃ文字数も押してるし・・・』
紫「じゃあ、まずは橙にしてもらおうかしら。橙、おいで〜♪」
橙「はーい!」
『はぁ・・・罪悪感が・・・』
紫「橙、終夜お兄さんにキスしてもらいな〜。」
橙「はーい!」
くそっ、罪悪感が・・・罪悪感が!
チュッ
紫「さて、私が一番先に橙にキスをさせたのは、何故でしょう!」
『・・・まさか!』
藍「貴様橙になんて事を!許さんぞ!」
『ちょっ、紫!お前事情は説明したんじゃないのか!』
紫「したわよー?でも藍だしね〜・・・まぁ、頑張りなさい♪」
ガシッ
藍「捕まえた・・・紫様、縄。」
紫「はい♪」
『あの・・・俺この後に用事があって・・・』
紫「あら、一日で終わらさなくても良いのよ?」
藍「・・・覚悟しなさい?」
・・・覚悟しました。
終夜は藍様によって処刑されています。
旭「なぁなぁ西園寺。」
なんだい?
旭「この話だけでもう二十人・・・これ、六十人で、星蓮船まで行くか?」
いかなければ、考えがあるから・・・大丈夫よん。
旭「そうか・・・それでは次回もお楽しみにー!」
・・・旭ちゃん?僕の台詞盗った罪は思いよ?