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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
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空飛ぶ船

今回から星蓮船だよ!

・・・第三次月面大戦からはや一ヶ月。人間の里では何やら、不穏な噂がたっていた・・・


《空を飛ぶ船が最近現れた。》


その噂は誰が言い始めたのか、瞬く間に広がり、次々と目撃情報が出始めた。そして噂は人間の里を飛び出し、幻想郷全体に・・・そして、彼の元にも・・・


『はぁ?空飛ぶ船だぁ?おい文屋、また嘘情報流したらこんどは●すだけじゃすまさんぞ?』

射命丸「ほ、本当ですよ!」

咲夜「空飛ぶ船ねぇ・・・夢があるじゃない。」

射命丸「咲夜さんも顔が信じてないじゃないですか!」

『・・・なぁ、咲夜。』

咲夜「何かしら?」

『その空飛ぶ船って・・・』


俺は窓を指さした。


『あれの事か?』


そこには、まさしく空を飛ぶ船があった。


射命丸「ね!あったでしょ!」

『悪かったよ・・・だって・・・なぁ?』

咲夜「まぁ・・・ねぇ?」

射命丸「いいですよ私なんてどうせ・・・」

『まぁそんなに落ち込むなって・・・』


・・・ガッシャーン!


『・・・魔理沙ァ!貴様は何度言えばわかるんだ!ガラスを割って入るな!』

霊夢「残念、私でした。」

『・・・貴様か、再びあれの餌食になりたいようだな・・・』

霊夢「違う違う!違う!私はあの船の調査を頼みに来たの!」

『・・・わかったよ。』


そして俺は咲夜を連れて船を目指すことにした。


紫「あ、ちょっと待って。」

『なんだ?』

紫「いつも大技で決着つけられるとつまらないので、今回は縛りを追加します!」

『縛りだぁ?』

紫「攻撃禁止。一回被弾またはグレイズしたらその分ペナルティでクリア後に色々あります。」

『え〜〜・・・わかったよ・・・』


そして俺は船に乗り込もうとしたのだが・・・


???「おやおや、空を飛ぶ青年とは珍しい。」

『お前もあの船も空飛んでんじゃん・・・』

???「君はあの船に用事があるのかい?」

『そうなんだ。入れる?』

???「無理だね、ここからはstaffonlyだよ。」

『ちっ、夢の国みたいな事言いやがって・・・』

???「・・・誰がミ●キーじゃぁぁぁ!」


ヤバイ、怒らせちまった!弾幕が!弾幕が降ってくる!


『イヤァァァァァ!』

???「まったく・・・僕の名前はナズーリンだ!」

『ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!』


くそっ、この縛りきつい!


ナズー「・・・何故反撃しないんだ?」

『そういう縛りなんだよ!』

ナズー「そうか、じゃあ頑張りたまえ。」

『手加減してェェェ!』


ヤバイヤバイヤバイ、このままじゃ当たっちまう・・・ペナルティは絶対受けたらいけないやつだ!くっ・・・ん?攻撃禁止・・・あ!


『一つだけ・・・方法があった!』


弾膜『タッチ・ザ・ハンド』


ナズー「ん?一体何をした。」

『弾幕を操るんだよ!』


そして操った弾幕をナズーリンの周りに設置する。


『頼むから泣くなよ?』

ナズー「なっ・・・キャァァァァ!」


俺は、操った弾幕をナズーリンの周りに設置し、そこからナズーリンの体スレスレに弾幕を通過させた。それが何千とあるのだから、並大抵の奴は・・・


『気絶しちまうよな・・・』


さて、乗り込むか・・・


???「うらめしや〜!」

『ギャァァァァァ!』


くそっ、この至近距離で弾幕撃たれたら当たる!クソォォォォ!


???「やった!驚いた!」

『・・・へ?』


まさか、こいつ俺を驚かせる為だけにあれを?


???「ふぅ、お腹一杯!」

『・・・君ィ。』

???「ひっ!・・・な、なんですか?」

『ダメだよ人に迷惑かけたら・・・反省しなくちゃ・・・』

???「え・・・だってわきちはそれが生き甲斐・・・」

『・・・はぁ。名前は?』

???「た、多々良小傘・・・」

『そう・・・驚かせた相手が悪かったな。』


俺はそう言うと妖力で作った縄で小傘を縛り、船から吊り下げた。


小傘「ちょっ、助けてー!」

『離すよ〜・・・よっ!』


俺は綱を離した。小傘はかなりのスピードで落ちていき・・・地面ギリギリで止まった。


『よし、引き上げ!』


引き上げると、小傘は白目を剥いていた。


『ごめんなー・・・よし、次!』


そして、なんとか内部まで来たのだが・・・


『なんでお前がいるんだよ・・・』

早苗「もちろん異変解決!信仰獲得!守谷繁栄!」


下心丸見えじゃねえか・・・


『とにかく、俺の邪魔はするなよ?』

早苗「嫌です♪」

『What!?』

早苗「終夜さんが異変解決したら、信仰が増えないじゃないですか♪」

『あのな、早苗・・・俺は今、なんかわからない縛りでここまで来たの!俺が被弾したらなんか起きるの!わかる?』

早苗「わからないです。」

『勘弁してくれよ・・・』

早苗「いきますよ!スペルカード!」


奇跡『ミラクルフルーツ』


『くそったれ・・・あぶねっ!』


シュッ!


紫「終夜、グレイズ1。」

『うわっ!びっくりさせやがって・・・』

紫「精々頑張るのね。」

『何か解決策を!』

紫「このスペルを耐えきったら勝ちみたいにすればいいじゃない。」

早苗「だったらこれを耐えたら勝ちとしましょう!」


大奇跡『八坂の神風』


終夜「オラァァァァァァ!」


俺は出来るだけ当たらないようにするが・・・


終夜「これ、当たらなくても必ずグレイズだろ・・・」


ぐらいの隙間しかない弾幕ばかりで・・・耐えきるころには


紫「終夜、グレイズ7♪」

早苗「むぅ、負けた・・・」

『疲れた・・・』

紫「さ、次よ!」


そして俺が進んでいると・・・


???「あら、貴方誰?」

『俺は黒崎終夜だ。あんたは?』

???「雲居一輪よ。じゃぁね。」


鉄拳『問答無用の妖怪拳』


『本当に問答無用だァァァァ!』


くそったれ!もうスペカとこんな縛りと異変はコリゴリだ・・・


紫「終夜、グレイズ15〜!」

『アァァァァァァ!』


そしてなんとか耐えきった。


一輪「ふーん・・・強いわね。」

『おかげさまで・・・で、通してくれるかい?』

一輪「これを耐えたらね!」


忿怒『空前絶後大目玉焼き』


『目玉焼きなら醤油派ァァァァ!』

一輪「私もよ。」


・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・なんとか・・・耐えきった・・・


紫「終夜、グレイズ31!」


もうイヤァァァァァ!

果たしてクリア後はどれほどのペナルティが・・・

紫「死にはしないわよ。」

でしょうね。

終夜「疲れた・・・」

咲夜「疲れた?」

終夜「疲れてない。」

どっちだよ・・・次回もお楽しみにー!

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