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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
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悪運の来襲〜そして平穏へ〜

久しぶりののんびり

終夜「行くぜ、俺のスペルカード!」


魔砲『アルティメイトデーモンアタッチメント・シルバーナイフキャノン・ラストシューティングレイ』


『略して銀刀砲!ぶっ放すぜぇ!カウントダウン!3!』

咲夜「2!」



終夜&咲夜『「1!」』



『消し飛べぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!』

咲夜「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」





―――――――――――――


『・・・というわけで、異変解決お疲れさま!今日は飲んで騒いで好きにしてくれ!』


今回の異変はもっとも俺が関わっていたので宴には参加せざるをえなかった。まぁ、最近はどんちゃん騒ぎも嫌いじゃなくなってきた。


咲夜「終夜〜♪」

『・・・この咲夜見るのも久しぶりだな・・・』

咲夜「キスしましょう!」

『いいぜ。んっ・・・』

レミリア「!?」

パチュリー「!?」

咲夜「!?・・・終夜大好き〜♪」


周りが驚きまくっているが、暫くキスどころか見ることすらできなかった咲夜だ。何したっていいじゃないか。


レミリア「終夜も成長したのね・・・」

パチュリー「果たして人前で何処までいけるか見物ね。」


『なんかもう今日は何処までもいける気がする。』

咲夜「終夜終夜終夜終夜終夜」

レミリア「とりあえず、咲夜をどうにかしましょうか・・・」

『ほら、咲夜、ベット行くよ?』

咲夜「ベット?・・・オフトン。」


ギュム


・・・咲夜がオフトン言いながら俺に抱きついてきた。なんかもう・・・ここまで甘えたい欲を爆発させるとは、よっぽど寂しかったんだな・・・


旭「俺が運んでやるよ。」

『おぉ、ありがとう、まったく活躍してない奴。』

旭「・・・俺は忙しかったんだよ。」

幽香「旭が私の花畑を守ってくれたのよ。」

『なんだ、てっきり妖怪に倒されてくたばったかと思ったよ。』

旭「なんだと!?」

『ふふっ、冗談だよ、御苦労様。咲夜をよろしく。』

旭「まったく・・・」


そして夜も更け、皆が酔い潰れて寝てしまった頃



『・・・咲夜、起きてる?』

咲夜「・・・起きてますよ?」

『今回は、本当にごめん。』

咲夜「・・・・・謝らなくていいですよ。終夜も大変だったんでしょ?」

『でも、咲夜の気持ちも考えずに行動しちゃってんむっ!』


咲夜が唇を重ねてきた。


咲夜「んっ・・・はぁ。」

『咲夜・・・』

咲夜「原因がどうであれ、今、私の目の前には終夜がいるんです。だから、今は終夜に甘えます。何か疑問は?」

『・・・いや。』


咲夜の言う通り、俺達は今を生きるべきなのかもしれない・・・だから今日は存分に・・・イチャイチャしよ。


『咲ー夜。』

咲夜「なんですか?」

『いつもは咲夜が俺に甘えてるけど・・・今日は俺が咲夜に甘えてもいい?』

咲夜「・・・いいですよ。」

『じゃあ・・・咲夜、大好きぃ・・・』

咲夜「ゴフッ・・・終夜可愛すぎ・・・」

『あのね咲夜・・・俺、ずっと寂しかったんだよ?』

咲夜「うん、大変だったね?」

『だからね・・・ギューってしていい?』

咲夜「はーい♪」


ギュー


『うぅ・・・うぇ・・・うぁぁぁぁぁん!』

咲夜「よしよし、辛かったんですね・・・」

『うぅ・・・ひっく・・・』


いつもは少し大人びた終夜は今は幼い子供の様に見えた。


咲夜「ほら・・・もう泣かないの。」

『うん・・・咲夜、キスして?』

咲夜「そんなのいくらでもしてあげますよ・・・んむっ」

『んんっ・・・んっ、んちゅっ・・・』

咲夜「むぐっ・・・んはぁ・・・」

『咲夜、これからも好きでいてね?』

咲夜「もちろんですよ、私の愛しい終夜・・・」


そしてその日は二人ぐっすり寝てしまった。


次の日


『うーん・・・咲夜、起きて。起きないと・・・イタズラしちゃうぞ?』

咲夜「・・・・・グーグー」

『よーし・・・こちょこちょこちょこちょ!』

咲夜「ひゃぁっ!?」

『うーんまだ起きないかー・・・こちょこちょこちょこちょ!』

咲夜「いひゃっひゃっひゃっ、お、起きてみゃひゃひゃひゃ!」

『声が聞こえるけど、気のせい気のせい。それこちょこちょ〜!』

咲夜「も、もうギブアッピャァァ!あひゃひゃっひゃぁ!」

『うーん、反省した?』

咲夜「ひゃ、ひゃんせいしみゃしたかりゃぁ!」

『でも駄目ー、こちょこちょ〜♪』

咲夜「あぎゃっひゃひゃひぃ!ちょっ、勘弁してぃゃひゃひゃひゃ!」


そして異変解決の次の朝は咲夜の笑い声で始まった。


咲夜「終夜・・・ハードすぎ・・・死ぬ・・・」

『だって誘ってきたのは咲夜じゃないか、わざとらしく寝息たてて。』

咲夜「だってまさかくすぐられるとは思いませんでしたから・・・まだ体がむずむずします・・・」


そうやってブルブル体を震わせる咲夜を見て、少しイタズラ心が芽生えた。


『ふーん・・・こちょこちょ?』

咲夜「いひぃっ!?」


まだ咲夜の体には触れていず、声だけ耳元で囁いただけなのに・・・


『さ、朝御飯できてるよ。』

咲夜「もう、終夜の意地悪・・・」


ダイニングには皆集まっていた。何故なら終夜が復活して初めて作った朝食だからだ。


レミリア「おはよう咲夜、随分と笑っていたようね、何か楽しいことでもあった?」

咲夜「くっ・・・別に、終夜がいたからですよ。」

パチュリー「終夜、咲夜は何処が弱かった?」

『あばら骨をゴリゴリされるのと、お臍をほじられると奇声をあげます。』

咲夜「パチュリー様も聞かないでください!終夜も答えない!」

美鈴「え、咲夜さんの奇声私も聞きたかったです・・・」

咲夜「終夜、後で美鈴を呼吸困難になる程度くすぐっておいて。」

『了解♪』

美鈴「え、何その理不尽。」

フラン「ねぇー、お腹空いたー!」

『はいはい、じゃあ食べますか。』







全員「いただきます!」

咲夜「終夜、容赦したらダメよ?」

『はーい♪ほらほら、もっと笑って、こちょこちょ〜!』

美鈴「にゃひゃはははは!しぬぅ!しんじゃいましゅぅひゅひゃひゃっ!」

咲夜「大丈夫、妖怪はそんな簡単に死なないから。」

『後五分続けるぞー♪』



おぉ、なんと酷い・・・さて、異変が終わり、のんびり回が続きます・・・次回はパチュリーを弄ろうかな・・・それとも美鈴にしようかな・・・どっちがいいでしょう・・・

まぁ、次回もお楽しみにー!

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