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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
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妖々夢って十回言ってみ?・・・言った?じゃあこの作品のタイトルは?

注意、藍様がボコサレマス。後、またシリアスが入ります。そしてネタが余り出てきません。


それでも良い方はゆっくりしていってね!

『・・・へーッブショッ!』

咲夜「終夜さんって、面白いくしゃみするんですね・・・んふふっ」

『わ、笑うな!』

咲夜「ふふっ、すみません・・・くっくっ」

『ワーラーウーナー!』


まったく・・・なにもかも、この寒さのせいだ!もうカレンダーは4月後半なのに、まだ雪が降ってやがる・・・


『ヒーッブシュッ!』

咲夜「ブフッ!ゲホゲホ」

『ちょっ、咲夜さん汚い!』


咲夜が紅茶を吹き出して、俺の服にかかった!うわぁ、折角の執事用制服が・・・


咲夜「あっはははは!す、すみません・・・くふふふふ・・・」

『もうやだこのメイド、俺のライフを徹底的に削ってくる・・・』

咲夜「大丈夫です、終夜さんのライフは最初からZEROですから。」

『ちなみに0をZEROと言った深意は?』

咲夜「NA☆N☆TO☆NA☆KU?」

『・・・可愛いから許す。』


くそっ、これが可愛いは正義って奴か!私の負けだ・・・


咲夜「終夜さんは一体何と戦っているのだろう・・・」

『とにかく、これは異変に違いない!』

咲夜「・・・行きますか?」

『もちろん付いてくるよな?』

咲夜「当たり前でしょう。」

『それじゃあ行くぞ!妖力10!』


俺の背中に翼が生えた。俺は翼に咲夜を乗せると、スピードを出して妖力の出ている場所を目指した。

・・・暫く飛ぶと、妖精が飛んでいるのが見えた。しかし、その妖精は何処か妙だった。そう、その妖精の周りにだけ吹雪が吹いているのだ。


『そこの妖精、ちょっと止まりな!』

???「・・・何かしら?」

『お前、かなりの冷気を纏っているが、季節が冬のままなのには関係あるのか?お前の名前は?能力は?』

???「やれやれ、質問は1つに絞ってよ。私はレティ・ホワイトロック。能力は【寒気を操る程度の能力】よ!」

『さむけを操る?』

レティ「かんきよ!シベリア気団ぶつけるぞ?」

『で、この異変に関係は?』

レティ「特にないけど、ずっと冬だから、最高にハイってヤツだ!」

『・・・結局バトルなのね・・・』レティ「早速いくわよ!スペルカード!」


寒符『リンガリングコールド』

レティの弾幕は、雪や氷を駆使していて、冷たくて触れねぇ・・・よし、あれをやるか!


『妖力50!力を貯めて・・・放つ!』


光線『スペースリパースティンギーアイズ』


レティ「どんな弾幕でも、避けてグハッ!」

咲夜「目から・・・ビーム!?」

『眼球から高圧の体液を発射し、相手を貫く!』

レティ「くっ、そんなチート技が通用するなんて・・・」

咲夜「終夜さん、こうですか?」


光線『スペースリパースティンギーアイズ S』


レティ「グボォ!ば、バカな、お前は人間のはず・・・」

咲夜「私は人間を辞めましたから。」

レティ「そんなバカな・・・うっ。」


チューン


『さて、先に進むぞー。』

咲夜「はーい!」


暫く進むと、大きい屋敷があった。誰かいないかと入っていったら案の定、迷ったというわけだが・・・


咲夜「うーん・・・どうします?」

『うーん・・・あ、出口って書いてある扉が!』

咲夜「やった!これで外に出られる!」

『待て!・・・こいつはくせぇ!妖力の臭いがプンプンするぜ!この屋敷の出口だって?違うねっ!こいつは根っからの罠だ!・・・さてと、妖力10、翼!』

咲夜「まさか終夜さん、天井をぶち破るなんて言わないですよね?」

『俺はむしろぶち破れたらいいんだがな!そうすれば俺が器物損壊でムショに入ればすむことだからな!うおぉぉぉぉぉ!』

咲夜「わ、わかんねーことを!き・・・君は狂ってしまったんだーっ!」


俺は勢いよく天井に突っ込んだ・・・が、やはり何らかの結界で守られていた。俺は本気を出すことにした。


『妖力100!悪魔装アスタロト!』


俺がそう叫ぶと、いつもの悪魔の姿になり、結界にヒビが入った。そして結界はバラバラになって砕けていった。


咲夜「出口の扉から日光が!出れますよ!」


そして屋敷から出ると外には二人、人がいた。しかし、その二人は人間ではなかった。耳がある、尻尾がある、微弱ながら体温がある、脈拍がある。そう、奴等は生きているのだ!


???「当たり前だ!」

『お前、紫の部下だな?』

???「!? 何故わかった!」

『ふふふふ・・・俺の脳内回想が読めるのは紫の一族と一部の強い妖怪だけなんだよ!』

???「な、なんだって!」

『で、どうする?戦うのか?』

???「紫様の友人殿のため、戦わせてもらう!行くぞ橙!」

橙「はい、藍様!」

咲夜「2対2か、私はあの狐を相手にします!」

『わかった、すぐ参戦する!』

橙「私を嘗めるな!」


仙符『鳳凰卵』


『なるほど、確かに嘗めたらいけないな。でもな、もう勝負は決まってるんだよ。』

橙「なんだって!?」


操符『断層プレス』


地面が盛り上がり、橙の両面に壁を作ると、橙を押し潰した。


橙「そんな・・・無茶な・・・」


チューン


『咲夜、今助けに・・・!』

藍「遅かったな、こいつならとっくに倒した。次はお前だ。」

咲夜「終夜さん・・・ごめんなさい・・・」

『・・・・・咲夜、大丈夫か?』

藍「おいおい、人の心配なんかしてる場合か?」


式符『十二神将の宴』


『・・・少し黙っていろ。』


弾符『全弾相殺』

呪符『ペイントスラッシュ』


俺はまず弾幕を相殺し、何処からともなくスケッチブックを取り出し、藍の姿を正確に書くと、赤い絵の具で足に線を書いた。



それだけで藍の足が切れ落ちる。


藍「うぎゃぁぁぁっ!」


次に水色の絵の具で腕を塗り潰した。



たったそれだけで藍の腕が氷る。


藍「あぁぁぁっ!」

『お前は越えてはいけない一線を越えた。だから生かしてはおかない。』

藍「ひっ・・・」

『痛みは一瞬だ。それが咲夜を倒した事への尊敬だ。妖力バースト1000。』


俺がそう唱えると、前に変身した姿がもっと禍々しくなっていく。皮膚が翠色になり、角が生え、体から黒いオーラが染み出た。


『これが俺の本来の姿・・・そして俺は今、キレている・・・どうだ、死ぬ覚悟はできたか?』


地核『マントルボール』


氷河『神氷・ニブルヘイム』


瞬間、地面からマグマより熱い太陽の球が出てきたとおもうと、地面が氷で覆われた。上は五千度、下は氷点下二千度、その温度差が、爆発的なエネルギーを生み出した!


『永久の歪みに消えて無くなれ。』


凍熱『プロミネンス・ブリザード』


ジュッ


藍は音もたてずに蒸発した・・・


『・・・』

咲夜「終夜・・・さん?」

『嫌いになったか?』

咲夜「え?」

『こんな些細な事で、醜い姿をさらけ出す俺に、失望したか?』


咲夜は少し驚いた後、ゆっくりと近ずくと、そっと抱きしめた。


咲夜「そんなわけないじゃないですか。私は何時でも貴方のそばにいる。そう契約したじゃないですか。それに、終夜さんがどんな姿であろうと、私は終夜さんの心に惹かれましたから。」

『ありがとう・・・咲夜、本当にありがとう・・・』


俺の目から自然と涙が零れ落ち、咲夜の涙と重なりあった・・・

藍ファンの皆さま、すみませんでした!

霊夢「さすが後先考えない無謀さ!もう藍ファンに殺されてしまえ!」

咲夜「大丈夫です、続きは私にお任せを!」

魔理沙「なーなー、霊夢と私の出番はいつなんだぜー?」

多分魔理沙は来ない。暫く来ない。来させない。後書きでしか出れない。

魔理沙「おい・・・嘘だろ?嘘だと言ってくれ!」

霊夢「嘘じゃない、諦めろ・・・お前は罪を犯したんだ。そう、波紋を流すという大罪を!」

魔理沙「あれは私に波紋を流した糞終夜が悪い!」

はっ・・・不味い・・・

霊夢「どうする?逃げるか?」

咲夜「いや、多分魔理沙だけのはず!」

魔理沙「ん?なんの話をしているんだ?」


・・・ドッドッドッドッドッ!

終夜「誰が糞だゴラァァァァ!」

魔理沙「キャァァァァァァ!」

終夜「おい、口の聞き方に気を付けろと何回言ったらわかるんだ?このド低脳が!」

グシャア

魔理沙「うげぇ!」

終夜「あ、西園寺、こいつちょっと連れてく。調教するから。」

お、お好きなように・・・

終夜「あ、そうだ、咲夜!」

咲夜「何?」

終夜「愛してる。」

霊夢「オロロロロロ」

終夜「・・・おい西園寺!こいつも連れてくが良いよな?」

どうぞどうぞ・・・

魔理沙「やった!霊夢も道連れだ!」

霊夢「離せ!ちょっ、ごめん、謝るから!うわぁぁぁ・・・」

はぁ・・・さてと、咲夜さん次回予告ですよ!

咲夜「あ、はいはい♪」


咲夜「次回、終夜死す。」

異議あり!

咲夜「却下。来週もお楽しみに〜♪」

おい!ちょっと!待て!終わらないからな!終夜死なないからな!それと、咲夜さんPA((ry

咲夜「ナイフだぁぁ!」

URYYYYYYYY!



気を取り直して、次回、妖夢が咲夜で、咲夜が終夜で、終夜が妖夢?東方漆黒記、次回もkeep your soul!

咲夜「やめんか!」

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