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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
32/106

※番外編※漆黒の薔薇【続 後編】

遂にラスト!果たして最終決戦の行方は!?

ルシフェル「行くぞ、黒龍斬刃!」


ルシフェルの体から無数の真空刃が飛んでくる。


幽透「負けるか、空陣零式!」

ルシフェル「なるほど、無属性の魔力で身体能力を上昇させ、全ての攻撃を透けるように避ける技か・・・面白い。ならば私もやってみよう。」

幽透「そんな一朝一夕でできるようなものじゃない!」

ルシフェル「・・・空陣零式!」


・・・ルシフェルは零式をやってのけた。


幽透「何っ!お前も無属性の使い手か!これならどうだ!アルテマウェポン!」

ルシフェル「ほう、魔力で武器を造る・・・アルテマウェポン!」


またまたやってのけた。


幽透「こいつ・・・何者だ!」

ルシフェル「能力だよ!俺の目を操る能力は全て見える!筋肉の動き、血流の流れ、思考、脈拍、呼吸数、ありとあらゆる物が見える!それを全て真似するのだ。」

幽透「そうか・・・ならこれは真似できないな・・・力を借りるぞ、アリシア!」


幽透の体から吸血鬼特有の羽が生え、幽透の目や牙に特長が出始めた。


ルシフェル「吸血鬼の血か、だが俺には通用せん!」

幽透「それはどうかな?スピア・ザ・ロンギヌス!」

ルシフェル「槍か・・・来い、トライデント!」

幽透「行くぞ、ファイブオブアカインド!」

ルシフェル「分身か・・・ファイブオブアカインド。」


そして分身の戦いが始まった。


幽透「そこだっ、リミットブレイク!」

ルシフェル「甘いね、煉獄炎蛇!」


ルシフェルから出る炎がまるで蛇のように腕に絡み付く。


幽透「くそっ、スピア・ザ・ゲイボルグ!月までぶっ飛べ!」

ルシフェル「眷族、八岐大蛇!」


ルシフェルの手から無数の蛇が現れ、その内の一匹に噛みつかれた瞬間、体が石のように動かなくなり、呼吸が困難になる。


ルシフェル「俺は蛇使い座、蛇の毒は全て知っている。貴様は助からない。」

幽透「・・・ふふっ、僕には奥の手があるんだよ!」


進化『生命の頂点−Y』


ルシフェル「そ、そのスペルカードは!う、嘘だ・・・あいつ以外にあのスペルカードが使えるだなんて!」

幽透「僕の能力を司る程度の能力だよ。」

ルシフェル「貴様、俺の前でその技を使うんじゃねぇ!漆黒演舞!」


ルシフェルは次々と技を出していくが、幽透は素早い動きと持ち前の判断力で交わしていく。


幽透「とどめだ、神威!」


幽透が放った神威は全てルシフェルに命中し、ルシフェルは飛んでいった。


『お疲れ様。』

幽透「魔力が無くなりそうだよ・・・」


俺達が安心した瞬間、とんでもない衝撃波が幻想郷を襲った。


『ぐっ、あ、あれは!?』

???「もう逃れる事はできん、最終ラウンドだ!」


そう、ルシフェルと月夜見が合体していた。


???「俺の事はそうだな・・・新世界の神、ソロモンとでも呼んでもらおうか・・・」

幽透「くそっ、魔力がすっからかんの最悪の状況だ・・・」

『とりあえずぶっ飛ばす!』


俺が加速して拳を叩きつけようとしたが、ソロモンは既に俺の後ろにいた。


ソロモン「どうした、そんな動きで虫でも捕まえるのか?」

『こいつ、まさか究極生命体に!』

ソロモン「なってやったぞ!俺の目を操る能力でコピーしてやったぞ!」

『貴様のような輩が成れるもんじゃねぇ!』

ソロモン「遅い!」

『グハッ!』


俺は一撃で地面にクレーターができるほど叩きつけられた。


幽透「終夜!くそっ、僕に魔力があれば・・・卑怯な!」

『おいおい・・・ゴホッ、そんな台詞は吐くんじゃねえ。こう言うんだ。我が名は黒崎終夜!幻想郷を守る為、力を出しきり倒れた仲間達の悲願の為、貴様を消し去る!・・・なんとか旭がやってくれたみたいだな。』

旭「まったく・・・俺が地獄で見つけたのはほぼ偶然だからな?」

幽透「お前は・・・」


そう、月夜見との戦いで幽透に力を渡し、消えていった幽透(闇)を旭が地獄から連れてきてくれたのだ。


ユウト「まったく・・・さっさと終わらせるぞ!」

幽透「・・・了解!ホーリネスオーラ!」

ユウト「ダークネスオーラ!」

ソロモン「ちっ、魔力を回復させたか!だが無駄だ!千印氷華!」


弾符『全弾相殺』


『余所見するなよ?』旭「オラオラァ!」

ソロモン「くっ、この私が貴様等などのクズに負けるはずなど無い!」

『違うな・・・クズはクズでも塵も積もれば山となる!貴様には仲間がいないんだ、いるのは信用してない道具だけ・・・お前は仲間がいないから負けるんだ!』

ソロモン「くだらぬ!頂点に立つものは常に一人!」

『一番よりNo.2、これが俺の人生哲学だ、文句あっか!』

ユウト「行くぞ!デュランダル!」

幽透「エクスカリバー!」

旭「ダーインスブレイブ!」

『・・・アゾット・サイカ!』

ソロモン「貴様等を倒して俺は幻想郷の頂点に立つのだ!」


破壊『悪の塊』


幽透「お前なんかに幻想郷は負けない!」



全員「グランドスラッシュ!」




斬撃はソロモンの攻撃ごとソロモンを切り刻んだ。


ソロモン「ウギャァァァァァァァァ!」



そして結界の歪みによる異変は幕を閉じた。その後の事が聞きたいって?しょうがないな・・・簡潔に言うと、やはり記憶は無くなったよ。その方が両方の世界に未練は残さないだろ?次に結界の外だが・・・両方の幻想郷の紫が協力して修復したよ。紫が二人は貴重だったな。あ、ユウトは成仏したよ、映姫の計らいで極楽行きだ。仏にでもなってるかな。


・・・俺はなんで記憶があるかって?だって俺は黒崎終夜であり黒崎終夜でないんだから。そうだな・・・俺は誰でもない。ただの傍観者で全てを記録する物・・・そう、ずっと未来の黒崎終夜の意識とでも言っておこうか。意識は体を持たないし、時間に縛られる事も無い。今回の事も死んで意識だけになった時に思い出した。お、そろそろ迎えが来たようだ。まだまだ俺の冒険は続くが、これから先、もっと沢山の出合いと別れがあると思う。その度に俺は出てくるから、俺が出てきたら今回の事でも思い出してくれよ。それじゃあな。


fin・・・?

最後に出ていただくのはユウト君です!

ユウト「俺なんかが出ていいのか?」

大丈夫、ポジション的には一方●行だから。

ユウト「ダークヒーローか。悪くないな。」

そしてコラボが終わりましたよ。

ユウト「出してくれてありがとな。」

いやいや、別にそんなこと。


ユウト「次回予告。」

ここでまたのんびりを入れようかと。

ユウト「それではまた次回もお楽しみにー!」

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