※番外編※漆黒の薔薇【続 中編】
戦闘、開始ィ!
紫「いよいよね・・・」
霊夢「悪魔と月の民が手を組んで襲ってくるなんて、夢にも思わなかったわ・・・」
咲夜「終夜、これ夢じゃないわよね?」
『俺のスペカに俺は出ない。』
幽透「あのスペカか・・・あれは精神的にくるんだよ・・・」
魔理沙「怒らせる為のスペカだろ?」
紫「さてと・・・各自持ち場に着け!敵は数万、だが恐れるな!正義は我等にあり!」
そして俺達の大戦が始まった。
魔理沙「くそっ、一体一体の戦力は弱いんだが、束でこられると・・・マスタースパーク!」
妖夢「くっ、剣の切れ味が・・・」
魔理沙「こっちも魔力が切れそうだぜ・・・」
そう言ってる間にも敵はどんどん増えてきている。
魔理沙「くそっ、もうダメか・・・」
早苗「諦めたら試合終了ですよ!」
秘術『忘却の祭儀』
魔理沙「早苗!」
幽香「マスパはもっと力任せに放つんだよ!」
魔砲『ダブルスパーク』
妖夢「幽香!?なんで貴方が・・・」
幽香「あら、幼馴染みのピンチには」
審判『十王裁判』
映姫「駆けつけるもんですよ?」
魔理沙「映姫・・・よっしゃ、一気に雑魚を片付けるぞ!幽香、あれをやるぞ!」
幽香「了解、魔力を振り絞れぇぇぇぇ!」
魔砲『ファイナルトリプルスパーク』
その一筋の閃光は全てを消しつくし、光で包んだ。
幽香「魔理沙・・・弾幕は?」
魔理沙「もちろんパワーだぜ!」
そして魔理沙達が雑魚を一掃し、残るは幹部以上になった。
咲夜「お、来ましたね・・・万物と時の悪魔アスタロトの眷族よ、我に力を与えたまえ、眷族同化!」
紫「相変わらずチートよねー。」
咲夜「とにかく倒しますよ!数は?」
紫「ざっと見、二百!」
咲夜「全員皆殺しじゃぁぁぁ!貴様等がどんなに頑張ろうと無駄無駄ァ!」
悪魔『サタナキアの片鱗』
紫「咲夜、口調がラスボスよ・・・」
結界『生と死の境界』
咲夜「さてと、残るはラスボスのみ・・・!?」
紫「な、何あれ・・・月の民ってなんでもありなの・・・?」
そう、結界の外から出てきたのは・・・巨大ロボだった。
咲夜「はぁ・・・紫、霊夢に伝えてきて。」
紫「咲夜、貴方正気?まさかあのロボ群を一人で片付けようなんて思ってないわよね!?」
咲夜「まさか、私は自分の力の限界ぐらいは知ってますよ。でも・・・あのロボ十体の・・・半分は削れますね。」
紫「はぁ・・・了解したわ。でも、絶対に無茶はしないでよ。」
そう言うと紫はスキマに消えていった。
咲夜「はぁ・・・さてと、とっとと終わらせて、終夜とのんびりしましょうか・・・」
幻世『ザ・ワールド』
そして少し時は経ち霊夢のターン・・・
霊夢「くそっ、このロボット堅すぎ!」
夢符『退魔符乱舞』
霊夢「ふぅ・・・なんとかロボットは倒したか・・・」
しかし現実は残酷だった。
???「俺は蟹座のザガン!」
???「牡羊座のフォルネウス。」
???「牡牛座のベリト。」
???「魚座のゼパル!」
霊夢「四天王かよ・・・くそっ、霊力が消耗しすぎてて全員はキツイ・・・けど私がやらなくては終夜と幽透に負担がかかる!」
『夢想転生』
霊夢が放った弾幕は悪魔達には当たらない
霊夢「くそっ、まだまだぁ!」
ネビロス「ほら、また無茶してる。」
プルスラス「一人で戦うなんて大変なだけですよ?」
ザガン「貴様等、裏切るのか!」
ネビロス「裏切る?やだなー人聞きの悪い。」
プルスラス「私達は元十二使徒ですよ?」
そして四天王と元十二使徒の戦いが始まったその頃、終夜と幽透は・・・
『はぁ・・・やっぱりな。』
幽透「終夜の考えは当たったようだね・・・」
そう、ルシフェルと月夜見だけは、もうすでに俺と幽透の場所に近付いていたのだ!
ルシフェル「やはり決着はお前とつけなくてはならない!」
月夜見「地獄から蘇ったぞ。幽透、貴様と決着をつけるためにな!」
『幽透、多分俺達の戦い方はそれぞれ学習されてる・・・俺は月夜見、幽透はルシフェルを頼む。』
幽透「了解!」
まずは俺と月夜見だな。
『初対面じゃぁないな。』
月夜見「久しぶり・・・とでも言っておこうか。」
『いきなり力を吸い取られたからな、未だに根に持つぜ。』
月夜見「ふふっ・・・大丈夫だ、今度は必ず仕留める。」
『行くぞ、スペルカード!』
進化『生命の頂点』
月夜見「ほぅ、中々やるではないか。だがな、我の能力にはこんな使い道があるのだ!」
月夜見が指を鳴らすと、俺の周りの空気が重くなった。
『貴様、重さも変えられるのか・・・?』
月夜見「重さか・・・ちょっと違うなぁ。我が変えたのは重力だ!そう、俺は重力をも操れるのだ!」
『だが・・・俺には効かないな。』
月夜見「ほざけ、火炎龍!」
『炎か・・・フハハハハハ!効かんなぁ。俺にはマグマも効かない!食らえ、龍の爪!』
俺が龍の爪を想像し降り下ろすが月夜見は容易く避けると、手に何かを集め始めた。
月夜見「我は今、何をしていると思う・・・正解は風を集めているのだ。風の風力すらも私の力になるのだ!」
『風か・・・面白い、試してみろ。』
月夜見「風斬裂覇!」
月夜見が出した鎌鼬は俺を真っ二つにした。
月夜見「ふっ、他愛のないものよ・・・」
『次のお前の台詞はこうだ。』
月&終「『赤子を殺すより楽な作業よ』・・・はっ!」
『切るなんて無駄無駄、そんな傷瞬間治癒されるわ!スペルカード!』
秘技『射手座の狙撃主』
月夜見「くそっ、こんなクズに我が負けるわけなど・・・無い!」
ガシッ
月夜見は俺の足を掴んだ。
月夜見「知ってるか・・・この惑星は自転しているんだ・・・その自転、一秒でも止めたらどうなると思う?」
『貴様、まさか!』
月夜見「自転よ、止まれ!」
瞬間、惑星の自転が一秒止まり、その莫大なエネルギーが月夜見によって俺にぶつけられた。
『グォォォォォォォ!』
一瞬何もかも光に包まれ、すぐに見えたのは、俺に頭を捕まれた月夜見だった。
『中々アイデアは良かったぜ・・・だが俺の力量を読み間違えたな・・・消えな。』
弾符『全弾命中』
俺が出した弾は全て月夜見に命中し、月夜見は飛んでいった。
幽透「次は僕とお前か・・・」
ルシフェル「お互い仲良くしようじゃぁないか。」
幽透「死体の君となら仲良くできそうだね。」
ルシフェル「ヒヒヒヒヒ」
幽透「クックックッアハハハハ!」
ルシフェル「ふぅ・・・さて、嬲り殺しだ。」
えー、前回霊華さんが出てしまったため、急遽連れてきました!
裕稀「どうもだぜ!俺は風見裕稀、幽透の子供だぜ!」
魔理沙「口調が被ってる。」
理由は《僕は花を愛す彼女を愛す》を読め。
裕稀「ステマ乙だぜ!」
霊夢「うわっ、大人・・・」
旭「うん・・・仲良くできそうだ!一人称も同じだし!」
裕稀「だなー!」
裕稀「次回予告!」
旭「幽透とルシフェル、果たしてどちらが勝つのか・・・」
裕稀「父さん頑張れ!」
旭「それでは次回もお楽しみにー!」