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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
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※番外編※漆黒の薔薇【序章】

はい、コラボ開始です!まずは漆黒の薔薇のプロローグから・・・

『・・・幽透、一気にいくぞ!』

???「了解だよ、終夜!」

ルシフェル「貴様等になど負けん!」

???「宇宙の藻屑になるがいい!」








・・・どうしてこうなったかを説明するには、そこそこ時間を戻らなくてはならない。真実を知りたければ、時間旅行の始まりだ。切符は君の好奇心・・・


レッシャガハッシャシマス・・・


おっと、速く決断をしないと扉がしまるよ?


よし、乗ったようだね?それでは、一ヶ月前に戻ろうか・・・


シュッパツ、シンコー!









『ふぁー、今日も平和だねー。』

咲夜「そうね・・・!?」

『やっと異変に気づいたようだね・・・』


そう、今まで俺は一度も平和という単語を口にしたことがない。つまりかなりヤバイ事が起こるという暗示なのである・・・


咲夜「終夜、一体何が起こるんですか?」

『・・・まだ何も起きないけど、そろそろ来るぞ。』

咲夜「え?一体誰が・・・」


ガラッ!


紫「結界が弱まってるわ、何が起きてるか調査してくれない?」

咲夜「結界・・・弱まる・・・前にもあったような?」

『もう少し記憶能力を発達させてくれよ・・・』


そう言いながら俺達は結界の弱まってる原因を辿りながら飛んでいると・・・


『はぁ・・・来ると思ったぜ・・・』

???「僕一人で仇討ちに来たよ?おっと、自己紹介が遅れた、僕は山羊座のバルバトス。よろしくね?」

『俺の名前は知ってるからいいよな?』

バルバトス「もちろん!さぁ、戦おう!かかってきなよ、ノロマ!」

『ほう、俺より速くなれると。』

バルバトス「もちろん、それが能力だからね?」

『・・・なんだと?』

バルバトス「僕の能力は【選んだ対象のスピードを超えるスピードが出せる程度の能力】だからね。君が音速で飛ぼうと亜音速で飛ぼうと無駄なんだよ。」

咲夜「今、聞き捨てならない事を言ったわね?」

バルバトス「・・・なんだ女、お呼びじゃないぞ。」

咲夜「・・・終夜、こいつは私がやる。」

バルバトス「ほう・・・その醜い面をグシャグシャにしてやるよ。」

咲夜「いきなりで悪いけど、時よ止まれ!」


幻世『ザ・ワールド』


咲夜「・・・ふぅ。さて、腹にナイフを接地して・・・!?」

バルバトス「危なかった・・・対象を急いでアスタロトからお前に変えたからよかったけど。」

咲夜「ちっ、食らえ!」


幻象『ルナクロック』


バルバトス「ふふっ、ナイフを対象にすれば弾幕なんぞ遅く見えるのだよ!ナイフを対象に!」

咲夜「・・・次にお前は《弾幕なんて無駄なんだよぉ!》と言う。」

バルバトス「弾幕なんて無駄なんだよぉ!・・・ハッ!」

咲夜「そこだぁ!もう一度、時を止める!」


幻世『ザ・ワールド』


咲夜「私を対象から外したのが運の尽き・・・そして私は言う。無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」


奇術『幻惑ミスディレクション』

幻幽『ジャック・ザ・ルトビレ』

メイド秘技『殺人ドール』


咲夜「そして時は動き出す・・・」

バルバトス「何時の間にっ、まさか!?」

咲夜「無駄無駄。」


ドスドスッドガーン


『Perfect!よく出来ました。』

咲夜「えへへ・・・」


ジャリッ


『!?』

バルバトス「俺が来た理由は・・・仇討ちじゃない・・・そう、結界の歪みの発生と、それによるルシフェル様の復活だ!結界が歪めば生と死の境界も揺らぐ。行くぞ、俺のラストパワーだ!」


黒山羊『不吉と不幸の成れの果て』


その瞬間、結界が歪み、波打った。


バルバトス「ジーク・ルシフェル!」


そう言いながらバルバトスは消えていった・・・


『ちっ、最後に面倒な物を残しやがって・・・仕方ねえ、俺がちょっと直してくる。』

咲夜「!?終夜さん何を!?」

『このままじゃ結界が壊れちまう、俺が結界の外から歪みを矯正するだけだ。』

紫「・・・今結界のそとは異次元空間になっているわ。何処に行き着くかもわからないけど、それでもいいの?」

『俺様を誰だと思ってる。天下無双のアスタロト様だぞ?すぐ戻るよ。』

咲夜「・・・ご無事で。」

紫「咲夜!?」

咲夜「あぁなった終夜はもう私でも止められない。後は無事を祈るだけ・・・でもこれを持っていってほしい。」


そう言って咲夜が渡してきたものは


『・・・銀のナイフ?』


咲夜「これは特殊なナイフで、このナイフに映った物は、全てこのナイフに記憶されます。そしてこのナイフには私の銀時計の場所に戻る性能があります。」

『ありがとう。それじゃあ行くよ。』


そして俺は結界の外に出た。


外に出ると、辺りは森だった。


『魔法の森みたいだな・・・』


そして暫く歩くと、小屋が見つかった。俺は不思議とその小屋に入っていった。


『失礼する。』

???「・・・来たか。」

『・・・俺を知ってるのか?』

???「あぁ、よく聞いてるぞ、ルシフェルから。」

『なんだと!?』

???「貴様には死んでもらう。」

『貴様、何者だ!』

???「我の名か?穢れのある生物に名乗るのはヘドが出るほど嫌だが、どうせ死ぬんだ、冥土の土産に教えてやるよ。月夜見だ。元、月の神だ。」

『俺も名乗ろう。それが礼儀だ。アスタロト、悪魔だ。』

月夜見「さてと、死んでもらう。」

『そう上手くいくかな?』

月夜見「貴様は、この小屋に入るとき、ドアノブを握ったな?」

『・・・それがどうした。』

月夜見「ふふっ・・・いくぞ、砕牙!」

『そんなとろい攻撃、目を瞑っても避けれる・・・グハッ!?』


俺は自らに加速化の術を掛けて避けたはずだが、術が出なかった。


月夜見「ふっ、貴様のような輩は所詮地上の民、あいつ・・・確か名前を《幽透》と言ったな、あいつ以外には我は倒せん・・・あいつもすぐに倒すがな!さて・・・死んでもらおうか!」

『ちっ、食らえ!』


爆発『光源解放』


瞬間、太陽よりも眩しい光が出た。俺は今ので妖力を全て失った。


月夜見「グギャァァァ!」


俺は急いで小屋を出ると、目が潰れているので感覚を頼りに逃げていた。


すると、突然地面の感覚が無くなった。それが崖から落ちたという事に気付くのに二分、全てを諦めるのに一分かかった。次に意識が朦朧としてきた。俺は初めて幻想入りした時の事を思い出していた・・・



その頃・・・



咲夜「終夜・・・お願いだから無事で帰ってきて・・・」

紫「霊夢、そっちの結界の修理は!?」

霊夢「一応まだ平気、よし、終わった!」

紫「後は終夜の帰りを待つだけね・・・」

はい、というわけで後書きにも来てもらいました、幽透君です!

幽透「ど、どうもー。」

霊夢「緊張しなくていいわよ、自分の言いたいことを言うのよ。台本なんて・・・夢想転生!」

魔理沙「そうそう。台本なんてマスタースパーク!」

終夜「律儀に台本読んでる奴もいるがな。」

早苗「妖夢さん、これはどうゆう感じでいけば・・・」

妖夢「えーっとですね、ここは・・・」

幽透「なら・・・台本なんて紫電!」

霊夢「流石幽透、わかってるぅー!」

幽透「ただ、こっちの世界の霊夢はもうちょっとおとなしいかな?」

終夜「ブフッ、クックッ・・・おとなしい・・・クックッ・・・」

霊夢「ウギャァァァァ!」


幽透「そんなこんなで次回予告!」

終夜「序章なのでこの後に漆黒の薔薇を見るとよいでしょう。次はその後です!」

幽透「それじゃあ次回もお楽しみにー!」

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