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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
25/106

タイトルで五分悩む

前回のあらすじ!

終夜君の逆襲?今回は自機組です。フルーツは出ません。そう言えば俺の友達にアダ名がフルーツ(笑)の奴がいた気がする・・・

咲夜「次は・・・お嬢様?」

『ダメ、クビニナル。』

咲夜「妹様は終夜の命が危ないから・・・次は霊夢!」

『紫に殺される。』

紫「協力するわよ!」

『うわっ、いきなり出てくるな!』

咲夜「あら、それは嬉しいわ!それじゃあ終夜、紫と協力してね?」

『むー、了解・・・』

紫「あら、嫌なの?」

『いや、どうやろうか悩んでる。』

紫「それならね・・・ゴニョゴニョ」

『ふむふむ・・・なるほど。』

紫「殺されそうになったらスキマに回収するから。」

『それは頼もしい・・・それじゃあ行くか。』


そして俺は博霊神社に向かった。霊夢は縁側でお茶を飲んでいた。


『よっ、霊夢。』

霊夢「あら、貴方が来るなんて珍しいわね、異変?」

『・・・折角お賽銭入れようと思ったのに・・・そんな風に言われるなら帰ろうかな・・・』

霊夢「ごめんなさい、魔が差しました反省しました。」

『本当に?』

霊夢「はい・・・」

『しょうがないな・・・ほれ。』


五百円玉を投げると飛び付いた。狗かお主は。


霊夢「クゥーン」


あ、狗だこいつ。


『まったく・・・そう言えば気になってたんだけど、質問していい?』

霊夢「なにかしら?」

『なんで巫女ってそんな奇抜な服装なの?腋開けるとか人間業じゃねえし。』

霊夢「エロいと男性客が増えるからじゃない?なんなら見せてあげようか?ほらほら。」

『俺にそんな変態属性はない!』


そして霊夢の腋をつつく。


霊夢「うひゃぁ!い、いきなり何すんのよ!」

『いや、一日中露出してんだから触っても平気かなーと。』

霊夢「い、今のは突然やられたからちょっと動揺しちゃっただけで、全然平気よ!」

『本当に?』

霊夢「え、えぇ。」

『ふーん・・・紫!』

紫「はいよ!」


ガシッ


霊夢の両腕を頭上で固定させる。もちろんここまで全て芝居!良かった、霊夢が馬鹿で。


『さてと、霊夢・・・覚悟はできてる?』

霊夢「ちょっ、待っ!」

『答えは聞いてない!』


そして五分後・・・


霊夢「ハァ・・・ハァ・・・」

『紫、ちゃんと撮った?』

紫「私は撮ってないわ。」

『まさか・・・』

射命丸「ばっちりです!」

『咲夜、なんでこいつにも協力させるんだよ・・・』

霊夢「この・・・変態共!」


霊符『夢想封印 集』


『スキマ!』

紫「了解!」

射命丸「え、えー!?」


ちゅーん


『あ、ビデオカメラは?』

紫「無事よ。」


そして俺達は紅魔館に帰った。


咲夜「おぉ・・・これは・・・」

『俺もう疲れたんだけど・・・』

咲夜「あら、疲れた?」

『いや、ツカレナンカアリマセン。』

紫「次は魔理沙?」

咲夜「魔理沙はガードが固いわよ?」

『また台本?勘弁してくれ、俺だって恥ずかしいんだぞ?』

紫「上手く動揺に誘い込ませるのよ?クールと笑顔を忘れずに!」


そして俺は魔理沙の家に向かった。


『魔理沙〜、いるかー?』

魔理沙「はーい。って終夜か。なんの用だぜ?」

『いや、何となくぶらぶらしてたら見つけたから。』

魔理沙「そうか、調度今魔法の研究中だけど、見てくのぜ?」

『あぁ、見せてもらうよ。』


そして中に入ると、鍋がグツグツと煮えたっていた。


魔理沙「まぁ、そこら辺に座ってくれ。」

『うん、博霊神社の物置よりはスッキリしてるな。』

魔理沙「お世辞になってないのぜ・・・」

『でも部屋が汚かろうが、魔理沙は魔理沙だからな。俺はまんまの魔理沙が好きだがな。』


1HIT!


魔理沙「そ、そうか・・・あ、そこの茸取ってくれ!」

『これか?』

魔理沙「そ、そうそう。んしょ・・・」

『鍋、かき混ぜるの大変そうだな、手伝おうか?』

魔理沙「だ、だ、大丈夫だぜ!?ゆっくり座って・・・」


ここで行動に出る。椅子から立ち、魔理沙の真後ろから鍋をかき混ぜる魔理沙の手にそっと手を重ねる。2HIT!そして耳元で囁く。


『今だけはお前の執事になってやるからな?』


3HIT!

※終夜は魔理沙に気はありません。紫に言わされてるだけです。繰り返します。終夜は魔理沙に気はありません。


魔理沙「・・・し、終夜?」

『・・・今、ドキッとしたよな?』

魔理沙「う、うん。」

『よしっ、俺の勝ち!』

魔理沙「・・・へ?」

『いやさ、ちょっと前にお前が終夜になんかドキドキしねーよって言ってたから。』


勿論嘘だ。しかし未だに背中に張り付いている状態で話しているため、魔理沙の思考はかなり衰えている。


魔理沙「あ、あぁ、そんな話もしてたな。」

『それで賭けをしてさ、罰ゲームを決めたんだよ。』

魔理沙「ば、罰ゲーム?」

『そうそう。では、罰ゲーム・・・開始!』


そう言いながら魔理沙の脇腹を揉む。いやー、ここまで上手くいくと恐怖を感じるね・・・


魔理沙「ちょっ、いきなり!?アハハハ!ぎ、ギブアップ!」

『ギブアップなんかないよー♪』


ヤバイ、楽しくなってきた・・・そして少ししたら俺はスキマで逃げた。


咲夜「後で同じことやってもらお!」

紫「そこもしっかり録画しておいたから!」

咲夜「ラストは・・・妖夢!」

紫「時間押してるよ!」

『押してるのは文字数だろ?少しぐらい伸びても大丈夫なはず・・・』

幽々子「今回は私も協力するわよ〜。」

紫「私が呼んできたわ!」

『可哀想な妖夢・・・』


そして俺達は白玉楼に向かった。


妖夢「洗濯終了!やっと休憩だ〜!幽々子様は出掛けてるし、一人でのんびり昼寝でもしますか!」

『妖夢が昼寝なんて想像できないから止めて。』

妖夢「あ、終夜さん!久しぶりですね。今日はなんの用事ですか?」

『妖夢が一人じゃきっと淋しいから来てくれって。』

妖夢「幽々子様が・・・すみません・・・」

『いや、別に妖夢の事は嫌いじゃない、むしろ好きだからな、喜んで引き受けたよ。』


1HIT!


妖夢「ど、どうぞ中に・・・」


そして俺達は和室でゆっくりとお茶を飲んでいた。


『ところでさっきの台詞どうだった?狙ったんだけど。』

妖夢「なんだ、台詞でしたか・・・ドキドキしましたよ・・・」

『ふーん・・・でも』


そう言いながら俺は妖夢の横に座り囁く。


『台詞はどうであれ、俺は妖夢が好きだからな。』


2HIT!

※終夜は妖夢に気はありません、紫に(ry


妖夢「な、な、なんですかいきなり!」

『そんな照れてる妖夢も可愛いよ♪』


Critical hit!


妖夢「可愛いだなんてそんな・・・」

『ほら、半霊も真っ赤だよ?あ、確か半霊と感覚が同化してるんだっけ?ちょっと試してみよ。』


そう言いながら半霊を揉んだりつついたりくすぐってみる。


妖夢「ちょっ、そこはダメぇ!」


そして妖夢がぐったりするまでやると、俺は紅魔館に帰った。長い一日だったなー・・・ふぁーあ、眠くなってきた。それじゃあ皆さんお休みなさい・・・

咲夜「いやー、楽しかったねー。」

霊夢「紫と射命丸の変態!」

紫「終夜は!?」

霊夢「イケメンだから許す!」

魔理沙「同じく!ドキドキしたのぜ・・・あんな風に言われたいのぜ・・・」

妖夢「可愛い・・・可愛い・・・///」

咲夜「あー、これは重症だな。紫、永遠亭に連れてって。」

紫「ハイヨー。」

終夜「咲夜さん咲夜さん!僕等のコラボ作品が出たよー!」

紫「おぉー!これは凄いわ!」


【僕は花を愛す彼女を愛す】絶賛コラボ中!


霊夢「・・・CMかよっ!」



次回予告!

次回は・・・えー次回は・・・文花帖!

咲夜「今決めたな!?」

射命丸「我が世の春が来た!」

終夜「なんだろう・・・凄く・・・デジャブを感じるね・・・」

咲夜「それじゃあ次回もお楽しみにー!」

射命丸「何処までも速く走り抜けろ!」

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