花は大切に・・・
いきなり出来ました・・・まさか・・・この効果は・・・
咲夜「再び発現したメイド・ガ・イン・ヘブンだ!」
や、やった!
『オイオイ、これはどうゆうことだよ・・・』
辺りは一面彼岸花で埋め尽くされていた。
咲夜「紅魔館にはぴったりな雰囲気だけど、なんか不気味ね・・・」
『ちょっと待ってろ。』
(おい、裏!)
(だから旭だって言ってんだろこのビチクソが!)
(悪い悪い、でこの異変の原因はなんだと思う?)
(俺の知り合いの死神の不始末だと思うぜ・・・)
(死神か、名前は?)
(えーっと・・・確か・・・小野・・・小野なんだっけ?)
(小野大輔?)
(そんな感じだった気がする・・・うん、きっとそうだ。)
(すげえな、声優と死神の掛け持ちか・・・あ、ちなみに今回は俺が出る。)
(あ、じゃあ俺と二人で行こうぜ?)
(なら俺とお前と咲夜で。)
(了解。)
『・・・咲夜、今回は俺と旭とお前で行くことになったから。』
咲夜「了解です。もう出ますか?」
『そうだな・・・ちょっと用意を。』
そして俺が取り出した物は・・・
咲夜「大量の・・・輪ゴム?」
『いや、いつもナイフじゃ皆もつまらないかなーって。』
咲夜「皆って誰よ。」
『そうゆうメタイ話しはパープルがやるから。』
紫「パープルって何よパープルって!」
『くそっ、出てきやがった・・・』
紫「大体ね、私のキャラがまだ定まってないのよ!そんなあやふやな設定じゃ誰も見てくれな
紫は時を飛ばされました。キンクリキンクリ。
『よし、それじゃあ向かうか!』
咲夜「了解です!」
そして俺達は飛んで移動していたのだが・・・
『あそこだけ彼岸花じゃなくて向日葵が咲いてるぞ・・・』
咲夜「旭とはここで落ち合わない?」
『おう、今連絡してみる。』
(裏!)
(だから旭だってry)
(すまんすまん、それで集合場所なんだが、向日葵畑にしよう。)
(まて、向日葵畑だと・・・?)
(ん?どうした、何か問題が?)
(お前、俺の記憶を探ってみろ。ある奴が出てこないか?)
(・・・お、出てきたが・・・まさか、こいつが俺達と同じように幻想入りしたってか?)
(じゃあ聞くがその向日葵は長さはどれくらいだ?)
(身長より少し高めだな。)
(・・・奴の向日葵は必ず2メートル!全て2メートルぴったりに飼育されている。)
(・・・わかった、奴にあったらどうすればいい?)
(・・・別に大丈夫だ。多分危害は加えない。花でも折らなきゃな。)
『・・・咲夜、その向日葵には触るなよ。』
咲夜「・・・了解です。」
『俺はちょっとこの畑の主に話をつけてくる。』
咲夜「ご無事を。」
『すぐ戻る。』
そして俺は向日葵畑の中心にある一軒の小屋に向かった。
『・・・御丁寧にチャイムまで付いてやがる。』
ピンポーン
???「はーい♪」
ガチャリ
『えーっと・・・久しぶり。』
???「・・・終君?」
『・・・一応。』
???「終君久しぶりー!最近どうだった?悪大にには行けた?」
『あぁ。お前こそあそこは行けたのか?えーっと、妖大の格闘部。』
こいつは風見幽香、記憶を失い前の俺との中学までの幼馴染み。ちなみに悪大とは魔界立高位悪魔養成大学の略で妖大は魔界立高位妖怪養成大学の略だ。似た名前だがどちらも名門校だ。つまり俺はエリート中のエリート。
幽香「もちろん!なんと首席入学よ!」
『・・・実は俺もなんだよ!』
幽香「やっぱりね、終君は元から才能あったから。」
『幽香だって完全無欠の天才妖怪、三万年に一人の逸材って言われてただろ?』
幽香「二つ上でこの幻想郷を作った八雲紫先輩は十万年にたった一人の才能の持ち主って言われてたけどね・・・」
・・・すんません倒してしまいました・・・
『そ、それよりなんで幻想入り?』
幽香「紫先輩に誘われて。ここなら好きなだけガーデニングと戦闘が出来るわよ〜〜って言われて。」
『そうか・・・』
幽香「ところで、花畑にいるメイドさんは誰?」
『・・・俺の彼女。』
幽香「え!?凄い終君に彼女!?挨拶しなくちゃ!」
『じゃあ家にあげていいか?』
幽香「もちろん!話も聞きたいしね。」
というわけで咲夜を中に入れ三人で話すことになった。咲夜は何故か緊張しているし、幽香は何故か咲夜をじっと見ている。
幽香「咲夜・・・ちゃんは終君の何処に惚れたの?」
咲夜「え、えーっと、まずとてもクールで瀟洒でした。それに力に任せて戦うのではなく、頭を使うところ、後一番の原因は・・・私がピンチになった時には、自分の命を賭して助けてくれる事ですかね・・・」
幽香「ふーん・・・合格!」
咲夜「へっ?」
幽香「終君、いい彼女持ったね〜〜!」
『だろ?お前もいい彼氏見つけたらどうだ?』
幽香「それがねー、中々見つからなくて」
咲夜「あ、あのっ!」
幽香「何、さーちゃん?」
咲夜「幽香さんはその・・・妬んだりしないんですか?」
幽香「?・・・ぷっ。」
幽香はその後爆笑を十分間続け、俺に頭を叩かれるとようやく笑うのを止めた。
幽香「くっくっ・・・私が、妬んでる?ふふふアハハハハハ!」
咲夜「だって幼馴染みなんでしょう?」
幽香「大丈夫、こいつの事は私男として見てないから。」
『同じく。女として見てない。』
咲夜「え、じゃあ何?」
幽香「負けられない」
『ライバルだろ。むしろ敵。』
幽香「●ケモンでもそうだろ?ライバルがラスボスって。」
『そうそう、主人公とレッ●みたいに。』
幽香「私達ってそんな関係よ。それに私のハードル高いし。」
『そういえば、中学の時に付き合ってたアガレスとは?』
幽香「えーっと、確か公園で見つけた四葉のクローバーを引っこ抜いて差し出して来たから消し飛ばした。」
咲夜「流石幽香さん自然に優しすぎる・・・」
幽香「あ、後さーちゃんも私の事幽香さんじゃなくてゆーちゃんって呼んでよ。」
咲夜「えっ・・・ゆ、ゆーちゃん?」
幽香「なーに?」
咲夜「私達って友達?」
幽香「せめて親友って言ってほしいなー?」
咲夜「じゃあ私達親友ね?」
幽香「死が二人を分かつまで!」
『これこれ、不吉な事を言うんじゃぁない。それにお前ら妖怪だろ。』
幽香「はいはい。そろそろ異変解決しに行ったらどうだ?待ち人も来たようだし。」
ガチャリ
旭「おっす、ユカユカはいるか?」
幽香「なんで私の中学の時のアダ名を貴方が知ってるのよ!」
青年説明中・・・
幽香「なーんだ、そういうことね。それなら旭。」
旭「ん?なんだ?」
幽香「私の家に住まない?」
旭「・・・有り難く住まわせていただきます。やった、これでスキマ弄りもドS鬼畜巫女からも逃げられる!」
『それじゃあ俺達行くわ。また今度宴でな。』
幽香「待ってるわよー!」
そして俺達は三途の川を目指す・・・
幽香「やったー!レギュラー枠獲得!しかも一話丸々私の世界!マイワールド!」
霊夢「誰がドS鬼畜巫女じゃぁぁぁ!」
ごめんなさい許してぇぇぇぇ!
霊夢「許さん、食らえ博霊奥義の電気アンマ!」
ちょっ、やめっ、あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ!
咲夜「次回も身内ネタ全開です!死神のオラオラ、閻魔の白黒に期待!」
幽香「それでは次回もお楽しみにー!」
終夜「みんなも●ケモン、ゲットだZE☆」
魔理沙「私の語尾をパクるなー!」
咲夜「いや語尾以前の問題だよ!」