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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第一章 漆黒の悪魔
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銃は剣より強し?

最近投稿が遅れてるな・・・気をつけないと。

萃香「ちっ、まだ分身を消す力が残っていたのか・・・」

『後は俺に任せて、ゆっくり休むんだな。』

旭「遅いんだよ・・・」

『さてと・・・』

萃香「再び力の差を教えてやる!」

『そんな君に、HELL2YOU!』

萃香「行くぞ!」


鬼気『濛々迷霧』


『弾幕を俺に放つなんて無謀すぎるぜ!』


弾膜『タッチ・ザ・ハンド』


萃香「弾幕を跳ね返すだと!?」

『さらに、アリス!』

アリス「はい!」


魔操『リターンイナニメトネス』


アリスが出した人形に俺が触れ、人形は糸を離れ動き出す。


『これぞ動く人形だよなってなにこれ動かすの難っ!複数辛っ!』

アリス「だから私の能力じゃないと操れないの!あ、ちょっと何してるのよ!」

『すまんちょっと強引に使うぜ!』


人形がまるで何かに引きずられて行くように飛び回る。その速度はまず肉眼では確認できない。


萃香「ちょっ、人形はやっ!」

『アリス、爆破!』

アリス「帰ったら説教だからね!」


アリスの指示で人形が爆発し、辺りは煙幕に包まれた。


萃香「くそっ、無茶苦茶な戦い型だ・・・」


パンパン


『鬼さんこちらー手の鳴る方へ♪』

萃香「・・・妖怪を嘗めるのも大概にしろよ!」


萃香は亜音速でこちらに向かってくる。


『ふふっ・・・俺の最終奥義、見せてやるぜ!』


俺は殺気を含んだオーラを多目に出す。萃香はやはり鬼の勘のようなもので近づくのを止める。


萃香「一体何が出てくる・・・」

『それは・・・逃げる!』


俺は森のなかに逃げた。萃香は一瞬ポカンとした後、額に青筋を浮かべて追ってきた。そして一時間経った。遂に俺は壁まで追い詰められた。


『ちっ、ここまでか・・・』

萃香「鬼ごっこはお仕舞いだ。今からは処刑の時間だ。」

『・・・次にお前は、《人間は妖怪には勝てねぇんだよ!》と言う。』

萃香「人間は妖怪には勝てねぇんだよ!・・・はっ!?」

『頭に来てたのがミスだったな!来い!』


萃香の回りに何万本のナイフが現れた。


萃香「・・・なんだと!?」


そう、俺は旭が戦ってる間一体元の体に戻り、咲夜にありったけのナイフを出してもらい、触った。そして俺はナイフを貯めてある場所まで萃香を誘導し、操ったのだ。


『最後は知能の優れてる人間が勝つんだよ、Do you understand?』


萃香「くそォォォォォォ!」


ぴちゅーん




『ふぅ・・・アリス、旭を頼んだ。』


俺は再び自分の体に戻った。

目を開けると目を瞑った咲夜の顔が目の前にあった。


咲夜「うにゃっ!しゅ、終夜さんおはようございます!」

『・・・もう夕方何だけど。』

咲夜「はっ!え、えーと・・・」

『まったく・・・ん。』


俺は慌てる咲夜を抱き寄せキスをした。


咲夜「!?…んんっ。」


咲夜は少し驚いたが、すぐに受け入れた。


『んっ・・・はぁ。』

咲夜「終夜さん・・・」

『びっくりしたか?』

咲夜「そりゃもちろん。でも嬉しかったです・・・///」

『顔が赤いよ、熱でもあるのかい?』


俺は咲夜の額に自分の額をくっつけた。もちろんわざとだ。しかし効果は抜群で、咲夜は顔から湯気を出してその場に崩れ落ちた。


『ふふっ・・・さてと、紫!』

紫「相変わらずイチャイチャしてるわね・・・」

『でも節度があるからな。』

紫「気絶させておいて何が節度よ・・・」

『まぁな。それで、用事は?』

紫「宴、今度こそは出るのよね?」

『・・・逃げる!』


俺はきびすを返して走るが、紫のスキマから出てくる手に捕まり、空中で張り付けられてしまった。


『こんなスキマ、力任せに外して・・・くそ、妖力が出せない!』

紫「もちろん出てくれるわよね?」

『だって酒癖悪い霊夢と妖夢に出番をせがむ魔理沙に酔う咲夜だぞ!?』

紫「だって貴方がいないと面白くないんだもん。」

『とにかく俺は出ない!』

紫「そう・・・残念だわ。」


ニヤリ


『!?紫、何をする気だ!』

紫「咲夜、起きてるでしょ?」

咲夜「『こんなスキマ』から起きてました。」

『咲夜、ちょっとこのスキマから出てる手、切ってくれ。』

紫「咲夜、終夜は宴に出ないそうよ。」

咲夜「はぁ・・・仕方ありませんね・・・」

『ちょっ、咲夜なんで俺の目の前に立つ!』

咲夜「終夜さん・・・こちょこちょー!」

『〜〜っ!?ちょっ、やめっ!』

紫「どう?宴に出る気にはなった?」

『紫・・・ひ、卑怯だぞ!』

紫「咲夜、もっと激しく。」

咲夜「了解で〜す。」


咲夜のくすぐりがさらに激しくなり、たまらず俺は笑い出す。


『アハハハ!ちょっ、もう勘弁して!』

紫「宴、出てくれる?」

『わ、わかったから!出ます!出ますから!』


そして俺は仕方なく宴に出ることになった。


霊夢「終夜ー!お前も飲めー!」


まずは酒を口に突っ込もうとする霊夢を避け、霊夢の口に消毒用アルコールを突っ込む。


霊夢「ウギャァァァァァァ!の、喉がァァァ!」

『アルコール60%のお酒だよ!』

妖夢「終夜さん、お手合わせ願います!」


次に切りかかろうとする妖夢に当て身を食らわし、主人に返す。


幽々子「あら、もう倒したの?」

『あんたの差し金か・・・』

幽々子「うふふふ♪」


そして最後に物凄い速さで移動すると、ワインボトルをイッキ飲みしようとしていた咲夜を止める。


『そんなに飲んだら歩けなくなるから。』

咲夜「あ、あ〜。」

『まったく・・・ほら、今夜は月も綺麗だからさ、ゆっくりしよ?』

咲夜「はーい♪」


しかし、思わぬ・・・いや、そこそこ予想していた奴が現れた。


萃香「終夜!私と勝負だ!」


・・・駄菓子菓子、この鬼対策は出来ている!


『じゃあまずこれを飲め。』

萃香「おうよ!」


ゴクゴク・・・ブーッ!


おぉ、綺麗な虹ができたぞ・・・ちなみに今の酒は、アルコールそのものに、鰯の頭、大豆、永淋の薬が混ぜてある。そしてその効果は・・・


萃香「い、いきなり何をするんだ・・・って声が変わってる!それに腰巻きに違和感が・・・なんじゃこりゃぁぁぁ!」


・・・そして後にこの事件は『鬼性転換事件』と言われ、暫くネタにされた・・・

『ちゃんちゃん♪』

萃香「西園寺ィィィィ!」

よし、逃げよう。

萃香「待てやこらぁぁ!」

待てと言って待つバカはいないね!

アリス「西園寺ィィィィ!よくも人形をあんな風に!」

くそっ、右だ!

咲夜「無駄無駄ァ!」

ちっ、上だ!

霊夢「私が裁く!」

咲夜と霊夢は関係無いだろうがァァァ!


ちゅーん


終夜「じっかっいっ予告ゥ!」

咲夜「次回は花映塚?順番おかしかったら変えます。」

霊夢「それでは次回もお楽しみにー!」

終夜「Don't miss it!」

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