銃は剣より強し?
最近投稿が遅れてるな・・・気をつけないと。
萃香「ちっ、まだ分身を消す力が残っていたのか・・・」
『後は俺に任せて、ゆっくり休むんだな。』
旭「遅いんだよ・・・」
『さてと・・・』
萃香「再び力の差を教えてやる!」
『そんな君に、HELL2YOU!』
萃香「行くぞ!」
鬼気『濛々迷霧』
『弾幕を俺に放つなんて無謀すぎるぜ!』
弾膜『タッチ・ザ・ハンド』
萃香「弾幕を跳ね返すだと!?」
『さらに、アリス!』
アリス「はい!」
魔操『リターンイナニメトネス』
アリスが出した人形に俺が触れ、人形は糸を離れ動き出す。
『これぞ動く人形だよなってなにこれ動かすの難っ!複数辛っ!』
アリス「だから私の能力じゃないと操れないの!あ、ちょっと何してるのよ!」
『すまんちょっと強引に使うぜ!』
人形がまるで何かに引きずられて行くように飛び回る。その速度はまず肉眼では確認できない。
萃香「ちょっ、人形はやっ!」
『アリス、爆破!』
アリス「帰ったら説教だからね!」
アリスの指示で人形が爆発し、辺りは煙幕に包まれた。
萃香「くそっ、無茶苦茶な戦い型だ・・・」
パンパン
『鬼さんこちらー手の鳴る方へ♪』
萃香「・・・妖怪を嘗めるのも大概にしろよ!」
萃香は亜音速でこちらに向かってくる。
『ふふっ・・・俺の最終奥義、見せてやるぜ!』
俺は殺気を含んだオーラを多目に出す。萃香はやはり鬼の勘のようなもので近づくのを止める。
萃香「一体何が出てくる・・・」
『それは・・・逃げる!』
俺は森のなかに逃げた。萃香は一瞬ポカンとした後、額に青筋を浮かべて追ってきた。そして一時間経った。遂に俺は壁まで追い詰められた。
『ちっ、ここまでか・・・』
萃香「鬼ごっこはお仕舞いだ。今からは処刑の時間だ。」
『・・・次にお前は、《人間は妖怪には勝てねぇんだよ!》と言う。』
萃香「人間は妖怪には勝てねぇんだよ!・・・はっ!?」
『頭に来てたのがミスだったな!来い!』
萃香の回りに何万本のナイフが現れた。
萃香「・・・なんだと!?」
そう、俺は旭が戦ってる間一体元の体に戻り、咲夜にありったけのナイフを出してもらい、触った。そして俺はナイフを貯めてある場所まで萃香を誘導し、操ったのだ。
『最後は知能の優れてる人間が勝つんだよ、Do you understand?』
萃香「くそォォォォォォ!」
ぴちゅーん
『ふぅ・・・アリス、旭を頼んだ。』
俺は再び自分の体に戻った。
目を開けると目を瞑った咲夜の顔が目の前にあった。
咲夜「うにゃっ!しゅ、終夜さんおはようございます!」
『・・・もう夕方何だけど。』
咲夜「はっ!え、えーと・・・」
『まったく・・・ん。』
俺は慌てる咲夜を抱き寄せキスをした。
咲夜「!?…んんっ。」
咲夜は少し驚いたが、すぐに受け入れた。
『んっ・・・はぁ。』
咲夜「終夜さん・・・」
『びっくりしたか?』
咲夜「そりゃもちろん。でも嬉しかったです・・・///」
『顔が赤いよ、熱でもあるのかい?』
俺は咲夜の額に自分の額をくっつけた。もちろんわざとだ。しかし効果は抜群で、咲夜は顔から湯気を出してその場に崩れ落ちた。
『ふふっ・・・さてと、紫!』
紫「相変わらずイチャイチャしてるわね・・・」
『でも節度があるからな。』
紫「気絶させておいて何が節度よ・・・」
『まぁな。それで、用事は?』
紫「宴、今度こそは出るのよね?」
『・・・逃げる!』
俺はきびすを返して走るが、紫のスキマから出てくる手に捕まり、空中で張り付けられてしまった。
『こんなスキマ、力任せに外して・・・くそ、妖力が出せない!』
紫「もちろん出てくれるわよね?」
『だって酒癖悪い霊夢と妖夢に出番をせがむ魔理沙に酔う咲夜だぞ!?』
紫「だって貴方がいないと面白くないんだもん。」
『とにかく俺は出ない!』
紫「そう・・・残念だわ。」
ニヤリ
『!?紫、何をする気だ!』
紫「咲夜、起きてるでしょ?」
咲夜「『こんなスキマ』から起きてました。」
『咲夜、ちょっとこのスキマから出てる手、切ってくれ。』
紫「咲夜、終夜は宴に出ないそうよ。」
咲夜「はぁ・・・仕方ありませんね・・・」
『ちょっ、咲夜なんで俺の目の前に立つ!』
咲夜「終夜さん・・・こちょこちょー!」
『〜〜っ!?ちょっ、やめっ!』
紫「どう?宴に出る気にはなった?」
『紫・・・ひ、卑怯だぞ!』
紫「咲夜、もっと激しく。」
咲夜「了解で〜す。」
咲夜のくすぐりがさらに激しくなり、たまらず俺は笑い出す。
『アハハハ!ちょっ、もう勘弁して!』
紫「宴、出てくれる?」
『わ、わかったから!出ます!出ますから!』
そして俺は仕方なく宴に出ることになった。
霊夢「終夜ー!お前も飲めー!」
まずは酒を口に突っ込もうとする霊夢を避け、霊夢の口に消毒用アルコールを突っ込む。
霊夢「ウギャァァァァァァ!の、喉がァァァ!」
『アルコール60%のお酒だよ!』
妖夢「終夜さん、お手合わせ願います!」
次に切りかかろうとする妖夢に当て身を食らわし、主人に返す。
幽々子「あら、もう倒したの?」
『あんたの差し金か・・・』
幽々子「うふふふ♪」
そして最後に物凄い速さで移動すると、ワインボトルをイッキ飲みしようとしていた咲夜を止める。
『そんなに飲んだら歩けなくなるから。』
咲夜「あ、あ〜。」
『まったく・・・ほら、今夜は月も綺麗だからさ、ゆっくりしよ?』
咲夜「はーい♪」
しかし、思わぬ・・・いや、そこそこ予想していた奴が現れた。
萃香「終夜!私と勝負だ!」
・・・駄菓子菓子、この鬼対策は出来ている!
『じゃあまずこれを飲め。』
萃香「おうよ!」
ゴクゴク・・・ブーッ!
おぉ、綺麗な虹ができたぞ・・・ちなみに今の酒は、アルコールそのものに、鰯の頭、大豆、永淋の薬が混ぜてある。そしてその効果は・・・
萃香「い、いきなり何をするんだ・・・って声が変わってる!それに腰巻きに違和感が・・・なんじゃこりゃぁぁぁ!」
・・・そして後にこの事件は『鬼性転換事件』と言われ、暫くネタにされた・・・
『ちゃんちゃん♪』
萃香「西園寺ィィィィ!」
よし、逃げよう。
萃香「待てやこらぁぁ!」
待てと言って待つバカはいないね!
アリス「西園寺ィィィィ!よくも人形をあんな風に!」
くそっ、右だ!
咲夜「無駄無駄ァ!」
ちっ、上だ!
霊夢「私が裁く!」
咲夜と霊夢は関係無いだろうがァァァ!
ちゅーん
終夜「じっかっいっ予告ゥ!」
咲夜「次回は花映塚?順番おかしかったら変えます。」
霊夢「それでは次回もお楽しみにー!」
終夜「Don't miss it!」