鬼と悪魔
疲れた・・・投稿遅れてすみません。
『うぅ・・・未だに腰が痛い・・・』
一昨日は勢いに任せてヤったけど・・・いまさら後悔してるわ・・・
レミリア「終夜〜!」
『何でしょうお嬢様。』
レミリア「一昨日の宴の事なんだけど・・・」
まさか、見られてた!?
レミリア「凄い妖力を感じたの。調査頼める?」
『お嬢様、私はちょっと今戦闘は無理なので、変わりの物に行かせます。少々お待ちを。』
そして俺はテレパシーを送る。
(おーい、裏!裏ー!)
(なんだよ表。というか俺は旭だ!いい加減名前覚えろ!)
(はいはい。でさ、お前昨日の宴中に妖力感じなかった?)
(一瞬な。その後酔わされて散々紫に・・・思い出すだけで怖い・・・)
(やめろ!今脳味噌繋げてんだからこっちにまで映像がフラッシュバックされるんだよ!うわっ、お前よく生きてたな。)
(そういえば、お前宴の時いなかったな、何してたんだ?)
(・・・見るか?)
(おう。)
(引かない?)
(大丈夫だ。)
(・・・こうゆうこと。)
(ふむふむ・・・!?ちょっ、待っ、ストップ!)
(まだまだ。ほれほれ。)
(うわぁぁ!わかった、わかったから!もう止めて!)
(しょうがないな・・・それで今のやつのせいで俺腰痛で動けないから妖力の正体を調べてきてくれね?)
(えー・・・って言っても実は俺も霊夢に頼まれてるんだ。)
(そうか・・・そうだ、今度はお前の体に入って二人で戦えばいいんだ!)
(またかよ・・・)
(嫌ならさっきの続きを・・・)
(わかりましたやりますやらせてください!)
(それじゃあちょっと待ってね。)
『・・・ふぅ、お嬢様?』
レミリア「一人でブツブツ喋ってたけど大丈夫?」
『・・・大丈夫です。暫く気を失い増すので、咲夜さんに連絡してください。』
レミリア「了解、頼んだわよ。」
『ほっ!』
『・・・っ!よし、入れたな。』
旭「・・・これ顔一つだから交互に喋れよな。」
『了解!』
霊夢「・・・旭、何一人で話してるの?」
旭「俺の中に終夜が入った。」
霊夢「嘘つくな。」
『霊夢の賽銭箱は檜。』
霊夢「・・・どうやら本当みたいね・・・」
旭「なにその確認の仕方。」
『ちょっと前に霊夢に聞いたんだよ。』
霊夢「なんか怖いけど、頼んだわよ。」
旭「了解、行くぞ。」
『了解!』
そして暫く飛んでいると、金髪の見たことのある女の子が飛んできた。
『えっと・・・名前は?』
???「はぁ・・・アリスよ、アリス・マーガトロイド!」
旭「マーガレット?」
アリス「マーガトロイド!」
『マーガリン?』
アリス「・・・上海!」
旭の尻にアリスの操る人形が持つ槍が刺さった。
旭「アーーーッ♂」
アリス「・・・あれ?なんか雰囲気が違うような・・・」
『二人で一人状態だからな。』
アリス「今だ、上海!」
再び人形が旭の尻に槍を刺す。
旭「アーッ♂ってやめんか!お前もおちょくるだけおちょくって交代するな!」
アリス「あら・・・本当なのね、ごめんなさい。」
『それで、あんたもこの異変を解決しに来たのか?』
アリス「茸で腹壊した魔理沙に頼まれて仕方なく。」
旭「自業自得だ、この前俺にも食わせようとしたんだよ。」
『喋っているところ悪いが霧が濃くなって来たな。』
アリス「何この妖気、上から来るようで下から来る・・・」
旭「・・・いや、違うな。」
『・・・・・』
旭「この妖気はまやかしだ。本物は気配も妖気も最小限にして隠れてる。」
アリス「何ですって!?」
???「私の戦法を見破るなんて凄いね。」
旭「・・・姿を見せろ。」
???「私は伊吹萃香。見ての通り鬼だよ。」
旭「俺は白崎旭、人間だ。」
萃香「なんだ、人間か・・・そっちは妖怪だね?力比べしない?」
アリス「アリスよ。力比べなら旭の方が強いわよ。」
萃香「人間なんて弱すぎてすぐ死ぬから。」
旭「それは俺の力を見てくれからにしてくれよ。」
萃香「・・・うるさい、死ね。」
萃符『戸隠山投げ』
旭「行くぞ・・・来い!」
籠手『ヤールングレイプル』
旭は籠手を装着すると力いっぱい戸隠山を殴った。戸隠山は粉々に砕け散ると、回りに散らばった。
萃香「ほぅ、戸隠山を砕くとは・・・やるね。」
旭「終夜は遠距離型なのに対し俺は近距離型だからな!」
萃香「それならこちらも本気出すよ!」
萃鬼『天手力男投げ』
旭「何を投げてもこの拳で砕く!決着だぁ!」
萃香「その隙が命取りなんだよ!」
鬼符『ミッシングパワー』
旭「くっ、遠距離スペルカードがあったとは!」
萃香「オラァ!」
遠距離型スペルカードを避けて隙ができた旭の腹を萃香は思いきり殴った。流石は鬼、旭はたまらず吹き飛ぶと木を四本折り、巨石にぶつかった。
旭「グハッ!ゲホッゲホッ・・・」
萃香「どうだ、そろそろ降参したらどうだ?」
旭「ま、まだだ・・・俺はまだ戦える・・・」萃香「だから、まず人間は鬼には勝てないの!Do you understand?」
旭「俺は誇りある悪魔の一族だァァァ!」
魔族『同化―アスタロト』
旭が俺がいつもなっている姿になる。しかし違うところは、女であり近接系なので剣を持っていること。
旭「魔剣、ダーインスブレイブ!」
萃香「剣なんか持ち出しても無駄だよ。鬼は最強の妖怪だからね。」
旭「最強なんかくそ食らえだ・・・俺は絶対に勝つ。」
萃香「そのプライド、いつまで持つかな?」
旭「もちろんお前に勝つまでだ!斬撃よ、飛べ!」
旭が打ち出した真空波を萃香は易々と避け、弾幕を出してきた。
萃香「所詮は剣、弾幕で圧倒してやる!」
旭「弾幕なんか細切れにしてやるよ、ついでにお前もな!」
そう、この魔剣は強すぎているので封印されたのだ。弾幕など容易く切れ。最も速い斬撃は音速を超える。
萃香「くっ、斬撃が弾幕じゃねえか!」
旭「この斬撃一つ一つに俺の誇りがある!」
萃香「ちっ、最終奥義、大分裂!」
萃香が突然百体の小さな萃香に別れた。しかしすぐに元の大きさに戻る。
萃香「数で押し潰してやる!」
旭「くっ、食らえ!」
旭は円弧の斬撃を出すが二、三体飛んでそれ以外は切れ、さらに増えた。
萃香「一斉にかかれ!」
旭「くそォォォォォォォ!!」
弾符『全弾相殺』
『ナイスよナイス、ベリィィィィナイスよ旭ちゃーん。』
アリス「あれー?私妖々夢からのキャラなのに、なんで萃夢想まで名前が出なかったんだろうなー?」
アリスさんすみませんだからヘッドロックを外してぇぇぇ!
アリス「このバカ作者!」
魔理沙「まぁまぁ、アリス落ち着け。」
霊夢「出番少っ。」
咲夜「出番なっ!」
旭「主人公っぽくてうれぴー」
終夜「ハッピーうれぴーよろぴくねー」
旭「ハッピーうれぴーよろぴくねー」
終夜「皆さんさーご一緒に?」
旭&終「ハッピー、うれぴー、よろぴくねー!」
咲夜「何やってんのか・・・」
アリス「次回予告!」
魔理沙「アリス、西園寺は?」
アリス「美味しかったわよ?」
魔理沙「ふーん・・・!?」
霊夢「次回は終夜の独壇場と多分宴です。」
終夜「また宴か・・・」
咲夜「いいじゃないですか。」
アリス「そんな感じで次回もお楽しみに〜!」
終夜「君の時は動き出す。」