永夜抄しか持ってねえ!
前半バトル後半・・・
輝夜「Spell card!」
『発音良っ!』
難題『龍の頸の玉 -五色の弾丸-』
難題『仏の御石の鉢 -砕けぬ意志-』
難題『火鼠の皮衣 -焦れぬ心-』
難題『燕の子安貝 -永命線-』
難題『蓬莱の弾の枝 -虹色の弾幕-』
『うわぁ、よりによって五つ纏めてかよ!』
弾符『全弾相殺』
輝夜「今だ!ゴールド・E・レクイエム!」
輝夜が隙をついて俺を殴った。殴られた俺は少しよろめくと、また新たな衝撃が頬を打った。それが永遠に続いている。
輝夜「私の能力は【永遠と須臾を操る程度の能力】。つまり貴方は永遠に殴られ続ける!貴方が負けるまで!」
そして殴られまくって俺は遂に膝をついた。
『ゴフッ、さ、最後にあるスペルカードが見たい。名前は・・・新難題『エイジャの赤石』。』
輝夜「仕方ない、見せてあげましょう!」
新難題『エイジャの赤石』
『今だパチュリーあれを!』
パチュリー「了解!」
日符『ロイヤルフレア』
『相手が勝利を確信した時、そいつは負けているんだよ!』
進化『生命の頂点』
変身『呪いの石仮面』
輝夜の放った弾幕が石仮面の額部分にある穴にはまり、そこにパチュリーのロイヤルフレアの光が吸い込まれた。石仮面から骨針が飛び出し、俺の頭に次々と突き刺さる。すると石仮面ごと俺の顔が光だす。石仮面が崩れ落ちると、そこには究極生命体のさらに進化した何かがあった。
『効力は一時間ぴったしか・・・まぁ、お前を倒すには十分すぎるな。』
破壊『空間破壊』
そして空間の破壊により出た大量のエネルギーを一ミリまで圧縮させる。
秘奥義『射手座の狙撃主』
さらに演算能力を高め、それを指の先から放つ。エネルギー弾は亜音速で飛んで行き、輝夜の血管や骨、筋肉をすり抜け、心臓の中に入る。そして圧縮が切れ、心臓の内から空間破壊のエネルギーが溢れ出す。
輝夜「これが・・・貴方の本気・・・」
『思い知れ。』
俺はダーインスレイブでエネルギーを切り裂くと、ゆっくり鞘に収めた。
パチュリー「で、その究極生命体の上はどうするの?」
『後45分持つ!』
パチュリー「そういえば、霊夢達は今回解決に来なかったのね。」
『・・・マズイ、急いで竹林に向かうぞ!』
パチュリー「了解!」
竹林に向かうと案の定霊夢達が倒れていた。霊夢と紫、魔理沙と・・・誰だ?まぁいい、妖夢と幽々子、そして咲夜とレミリア。
???「お、また援軍か、次から次えと懲りないな・・・」
『・・・パチュリーは皆の看護を。こいつは俺がやる。』
咲夜「終夜・・・さん?」
『悪いな咲夜、遅れてすまない。』
咲夜「すみません・・・私が・・・不甲斐ないばかりにお嬢様を・・・」
『いや、謝るのは俺の方だ。すまない、咲夜さ』
咲夜「そろそろ・・・さんを外してくださいな?」
『・・・わかった。頑張るから応援してくれよ、咲夜。』
咲夜「はい。」
おそらく咲夜は俺の怒りの気持ちを察し俺に向かってあんな事をいったんだと思う。咲夜さんの気持ちも理解出来るが、俺のオトシマエはつけさせてもらうからな!
『残り10分か。』
???「私は藤原妹紅だ。」
『俺は・・・アスタロト。』
妹紅「勝負だ、かかってこい!」
『加速!』
俺は身体能力向上エネルギーを速度に限定してブーストさせた。
妹紅「くっ、速すぎんだろ!」
『加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速!』
俺が全エネルギーを速度に費やした瞬間、俺の速度が光を超えた。
加速『光と時の狭間』
時が止まる。俺は止まった時の中で妹紅の腹を拳で貫くと、弾幕を大量に設置し、止めにナイフを一本眉間に刺さるように設置し後ろを向く。
『咲夜・・・君の時は動き出す。』
妹紅「ゴボッ、ウギャァァァァァァ!」
ドドドドドッ・・・ドスッ!
『俺の弾は光を超える。』
そして異変を解決した俺は咲夜さんを担いで紅魔館まで帰った。日は上り、そして落ちた。それが三回繰り返され、ようやく物語は動き出す。
咲夜「んっ・・・終夜さん?」
『咲夜!起きたか!』
咲夜「終夜さん・・・お疲れ様です。」
『どこか痛い場所は無いか?』
咲夜「いえ、大丈夫です。」
それを確認すると俺は咲夜をそっと抱き締めた。
『咲夜に無茶をさせた事を本当に公開してる・・・ごめんな?』
咲夜「いきなり抱き締めたと思ったら・・・いいんですよ、終夜さんは十分頑張ってくれました。」
そう言うと咲夜さんは俺の頭を撫でてくれた。まるで泣いている子供をあやすように・・・
『ふぅ・・・咲夜、ありがとう。』
咲夜「そういえば、私も終夜さんから終夜にしようか悩んでるんですよ。」
『終夜にしてくれ。俺だけじゃ恥ずかし過ぎる・・・』
咲夜「じゃあこのままで良さそうですね♪」
『ちょっ、それは勘弁・・・』
咲夜「嘘ですよ。これからもよろしくね、終夜。」
初の呼び捨て+輝く笑顔=最強
『グホッ・・・』
終夜は1341398のダメージを受けた!
咲夜「大丈夫ですか!?」
『大丈夫、むしろ元気。』
咲夜「そう、ところで終夜。」
『うっ・・・ナンデスカ?』
咲夜「この後の宴なんだけど、二人で抜けて紅魔館でのんびりしないかしら?」
『・・・わかった。ここら辺か?』
咲夜「もう2メートル右ね、2ポンドかけてもいーよ。」
『呼ぶぞ、紫ー!』
紫「はーい。」
『てゐ!』
ポカッ
紫「あいた!いきなりなにするのよ!」
『ちょっとな。それで相談なんだが、今回の異変解決者を霊夢にしてくれねえか?』
紫「あぁ・・・わかったわ。」
どうやらすぐに察してくれたようだ。
紫「咲夜、頑張りなさい。」
・・・違う意味で。
ポカポカッ
紫「いつつ・・・冗談よ冗談。」
『冗談も大概にしろよ、この色妖怪。』
紫「はいはい。それじゃあねー。」
『まったく・・・咲夜、まだ顔が赤いぞ?』
咲夜「はっ!あ、はい、大丈夫です!」
『それじゃあ紅魔館に向かうか。』
咲夜「わかりました。」
そして俺達は紅魔館で二人だけの宴会を始める事になった。
『乾杯する前に、これ飲んで。』
咲夜「・・・これは?」
『泥酔しない薬。永遠亭からパクってきた。』
咲夜「ありがとうございます・・・」
『飲んだね?それじゃあ・・・』
「『乾杯』」
そして楽しく飲んでいたのだが・・・
咲夜「あの・・・終夜さん?」
『なんだ?』
咲夜「体が・・・熱いのですが・・・」
『・・・ちょっと待ってね。』
急いでパクってきた薬の効果を確認する。
この薬には少量の媚薬が混ざっており、ぶどう酒を飲むと効果が増すので、少ししてから飲むように。
『あの薬剤師後で・・・』
お礼言っておこう。
咲夜「あの・・・終夜さん?」
『わかってる。』
俺は咲夜にそっと近づくと、軽く口付けをし、耳元で甘く囁いた。
『忘れない夜にしてやるからな。』
霊夢「終夜達は今留守です。なので私と!」
ネビロス「僕で次回予告するよ。」
霊夢「なんと二話で永夜抄終了。」
ネビロス「何とも呆気ない。」
霊夢「そして後半・・・西園寺ー!」
旭「西園寺は今具合が悪くて寝込んでるぜ。」
霊夢「あぁ・・・察し。」
ネビロス「でも媚薬か・・・霊夢の飯に混ぜれば」
霊夢「混ぜれば?」
ネビロス「いや、なんでもないよ、やだなー。」
霊夢「まったく・・・」
旭「次回予告!」
霊&ネ「「このタイミングで!?」」
旭「次回は萃夢想!順番がおかしいっていったやつ、霊夢のお祓い棒でケツバット。」
霊夢「お祓い棒が折れるわ!」
旭「じゃあ金属バットで。」
霊夢「まぁそれなら言うバカも出てこないでしょう。」
ネビロス「それじゃあ次回もお楽しみに〜!」
旭「Don't miss it!」