東方星座板 Part3
もう少し力で押してもいいのか?
プルスラス「私の能力は、【状態変化を起こす程度の能力】です。」
咲夜「私は【時を操る程度の能力】よ。」
プルスラス「ふむ・・・貴方の戦法は私には通じなさそうですね。」
咲夜「それは見てから言ってほしいわね!時よ止まれ!」
幻世『ザ・ワールド』
咲夜「ナイフを設置して。そして時は」
プルスラス「動き出す?」
咲夜「何ッ!?」
プルスラス「うふふ・・・」
咲夜「な、何故止まっている時の中で動ける!」
プルスラス「ん〜、教えてあげましょう。私の能力で、凍った時を液化、つまり元に戻したのです。これで私の周りは時が流れます。」
咲夜「・・・・・」
プルスラス「今、どうやって倒そうか考えていますね・・・そんな隙は与えませんよ!」
咲夜「かかったな!」
幻幽『ジャック・ザ・ルトビレ』
咲夜がナイフを取りだし、大量にプルスラスに向かって投げた。ナイフはプルスラスに突き刺さると、貫通した。しかし傷はすぐに修復した。
咲夜「バカな、ナイフがきかないだと!?」
プルスラス「体を液状化させました。これで物理攻撃は効かない!」
咲夜は、何処からか絵の具を取り出すと、プルスラスに向けて絵の具を出した。
プルスラス「うわぁぁ!絵の具が溶ける!」
咲夜「黄色を入れてみたけど、色合いはまぁまぁね。」
プルスラス「酷い・・・こんな事・・・うぅ・・・」
咲夜「・・・あれ?」
プルスラス「もう怒りましたよ!」
咲夜「行くぞ、時を止める!」
プルスラス「無駄ですよ!」
咲夜「そのセリフは、私が言うのに相応しい!」
メイド秘技『殺人ドール』
プルスラス「何ッ、ザ・ワールドじゃないですって!」
咲夜「このマヌケが!そしてさっきの絵の具には片栗粉が混じっている!液状化なんてな、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
片栗粉を混ぜた水は、強い衝撃を与えると一瞬固まる!つまり打撃は効くのだ!咲夜はナイフを避け隙ができたプルスラスを殴った!
プルスラス「きゃぁぁぁ!」
咲夜「もう諦めなさい、貴方に私は倒せない。」
プルスラス「・・・私の奥義!」
変化『昇華』
プルスラスの体が気化した。すると周りが一斉に凍った。
咲夜「床が凍って滑りやすく!うわっ!」
ステーン
プルスラス「これで貴方は身動きがとれない!なぶり殺してあげる!」
咲夜「ふふっ、甘いわね!」
そして咲夜は霧状になっているプルスラスを、吸い込み始めた。
プルスラス「ちょっ、そんな戦法は勘弁!」
そしてプルスラスを吸い込んだ咲夜は口の中で霧を水に変え、飲み込んだ。
咲夜「あの世で会いましょう・・・」
レオーネ「・・・やはり奴等は一筋縄ではいかないか・・・一旦引くか。」
???「そうはさせないな。」
レオーネ「私の部下が!貴様、何者!」
???「・・・名乗る必要は無いな。」
レオーネ「ぶっ殺してやる!」
覚醒『野生の本能』
レオーネが獅子になってそいつに飛びかかると、喉を掻き切ろうとした。しかし、突然筋肉が固まった。心臓の鼓動が遅く聞こえる。
???「冥土の土産に教えてやるよ。俺は神童宇宙、またの名を蛇使い座のルシフェルだ。」
レオーネ「バカな、十二使徒の中で全てにおいて突出している蛇使い座のルシフェル様が、お前なわけない、何より私を見捨てる筈がない!」
ルシフェル「気が変わった。奴は俺が倒す。」
レオーネ「そ・・・んな・・・」
ルシフェル「さてと、おい終夜!」
『!?神童、いつの間に!』
ルシフェル「俺と戦ってくれ!」
『・・・わかった、貴様がラスボスなのか。』
ルシフェル「すまんな、後俺はもう神童宇宙じゃない。今はルシフェルだ。」
『うっ!うがぁぁぁぁ!』
???(おい、聞こえるか、表の俺。)
表(その声は俺・・・)
裏(記憶を失う前の俺だ。どうだ、俺の記憶をやるから俺に肉体を貸してくれ。)
表(・・・だったら一つになろう。)
裏(俺もそうしたいんだが、どうやら俺の存在が消えかかっててな。)
表(なら半分半分で戦うか。)
裏(お前な、二人で一つの肉体とか、どんだけ難しいと思ってるんだよ・・・)
表(だって仮面ライダーはやってたよ?)
裏(俺は昭和派だ、改造されてなんぼだろ。)
表(関係ないよ・・・それに、自分の事は自分が一番知ってるって言うだろ?)
裏(・・・しっかりついてこいよ。)
表(お前がな!)
裏(それじゃあ記憶を共有するからな!)
『・・・ふぅ。』
ルシフェル「記憶を無くして苦しんでいたが、それもすぐ終わる。俺の手でな!」
『・・・幼馴染みなのに随分と偉そうな身分だなオイ!』
咲夜「・・・終夜さん!?」
霊夢「口悪っ!」
神童「・・・何故知っている。」
『お前の事ならなんでも知ってるぜ。』
神童「・・・なるほど、心理戦だな、俺の心を読んだな?」
『違うね、俺は貴様が生まれてから今に至るまでの全てを知ってんだよ!』
ルシフェル「ほざけぇぇぇ!」
ルシフェルがデカイ鉈のようなものを出し、切りかかったきた。
咲夜「終夜さん危ない!」
『だからお前の戦闘の癖すら覚えてる!お前は切りかかるときに何時も右の目を瞑る。だから右に避ければ、攻撃は当たらない!そしてお前の攻撃は大抵大振りで一撃必殺、避ければもう隙だらけだ!おっと、体に蛇の毒が染み込んでるなんてお見通しだぜ?来い、俺のヤールングレイプル!』
俺が手を伸ばすと、地下から籠手が現れ、手に装着された。
ルシフェル「バカな、その籠手は!」
『オラオラオラオラオラオラオラオラ裁くのは、俺の拳だ!』
止めにアッパーカットを食らわし、勝利の雄叫びをあげる。
しかし、次の瞬間飛んできた矢に肩を貫かれた。
ルシフェル「悪いが、俺も勉強してな。顎にシリコンを入れたんだ。そしてお前の体には最強の毒が入った。」
『それが?チェンジだ表!』
『了解だよ。行くぞルシフェル!』
進化『生命の頂点』
俺の体が光り、あの姿になった。そう、究極生命体に。究極生命体には毒など効かないのだ。
ルシフェル「うわぁぁ、ち、近寄るな!」
『見苦しい・・・諦めて死ね!』
凍熱『プロミネンス・ブリザード』
ルシフェル「ぎぃやぁぁぁぁぁ!くそっ、最後の足掻きだ!」
『うっ!』
ルシフェルが放った斬撃が俺の片目に当たった。切れたのは瞼だけだったが、傷は癒えなかった。
裏(さてと、俺は消えるとするか・・・)
表(その必要はないぜ。秘技、肉体錬成!)
裏(なにそのチート。)
表(俺の肉体の遺伝子を使ってクローンを作る。)
裏
表(よし、出来・・・た。うん、出来た出来た。)
裏(なんだ今の間は!)
表(気にしない気にしない。ほら、速く入れ!)
『どうだ?』
裏「何故体が女なのかじっくり聞こうか。」
『XとYの比率逆にしました。』
裏「・・・まぁいい。消えなかっただけ良かったと思う。ありがとな。」
咲夜「終夜さーん、あれ、その方は?」
『俺。』
咲夜「・・・は?」
『後で説明するよ。というわけで・・・異変解決!』
裏「おい西園寺、俺の名前。」
終子でいいんじゃね?
裏「表、殺れ。」
終夜「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
解せぬ・・・
咲夜「西園寺は死んだけど後書きは続くわよ!」
霊夢「咲夜、貴方プルスラス飲んだけど大丈夫?」
咲夜「大丈夫だ、問題ない。」
終夜「フラグだ・・・」
裏「なぁ、俺の名前は?」
咲夜「サンタナで。」
サンタナ「えー・・・って変わるのはやっ!」
咲夜「やった、ネームファーザーになれた!」
裏の名前は次回決めます。次回は茶番と宴です。お楽しみに!
終夜「リンク・スタート!」