東方星座板 Part2
オリジナル異変はまだまだ続きます?
霊夢「さてと・・・私達も戦いますか。」
ネビロス「そうだね。あ、その前に僕の能力を教えてあげるよ。僕の能力は【五感を操る程度の能力】だよ。例えば、僕の目を触れば、千里まで見通せるし、耳を触れば蟻のくしゃみすら聞こえる。」
霊夢「私は【空を飛ぶ程度の能力】よ。」
ネビロス「じゃあ始めようか。」
霊夢「いきなりスペルカード!」
霊符『夢想封印』
ネビロス「よっ、ほっ、とっ!」
霊夢「今だ!」
霊夢はその隙をついてお祓い棒で叩こうと近づいたのだが・・・
ネビロス「というのも想定内だよ♪」
五感『視力剥奪』
霊夢の目に触れると、霊夢の目から視力が奪われた。
霊夢「うわぁぁぁぁ!わ、私の目に何をした!」
そして霊夢が動揺している隙にネビロスは次々と五感を奪ってゆく。
五感『聴覚剥奪』
五感『嗅覚剥奪』
五感『味覚剥奪』
五感『触覚剥奪』
霊夢は五感全てを奪われてしまった!普通の人間ならここでもう全てを諦め、死への覚悟をするのだが、霊夢は違った!博麗の巫女という誇りと、自分への自信があったのだ!
霊夢「まだだ!私は逃げる!」
ネビロス「ダメだね、そんな事させないよ!」
そしてネビロスが近づいた瞬間、霊夢はスペルカードをだした!
ネビロス「なっ、どうして僕の居場所が!?」
霊夢「スペルカード!」
霊符『夢想封印 集』
ネビロス「ぐおぉぉぉぉ!」
ネビロスが弾幕にやられると、ネビロスの効果も消え、霊夢に五感が戻った。
霊夢「貴方は私の勘・・・即ち第六感を侮っていたわね。」
ネビロス「君はシックス・センスの持ち主だったのか・・・こっちに来てくれ・・・始めて見るんだ、シックス・センスの持ち主は。」
霊夢「貴方・・・なんで視覚を奪った瞬間に攻撃してこなかったの?」
ネビロス「・・・パニックになってる敵を殺すのは僕の誇りに傷がつくからね。」
霊夢「貴方にも立派な誇りがあったのね・・・」
ネビロス「僕は君の誇りに負けた・・・潔く死ぬことにするよ・・・」
霊夢「ダメよ、私の五感を奪った罰は、ここで生きる事よ。紫!」
紫「やれやれ・・・」
ネビロス「ふふ・・・you are so beautiful・・・」
霊夢「私、英語得意じゃないのよ。」
―――――――――――
紫「さて・・・マルバスだっけ?貴方の相手はこの紫よ。」
マルバス「・・・なよ。」
紫「ん?何かしら?」
マルバス「イイ気になるなよ、妖怪風情が!僕と対等に立とうなんて頭が高いんだよぉ!貴様らは這って馬の糞でも舐めてろ!」
紫「・・・どうやら本心は腐ってるみたいね。」
マルバス「貴様等に能力を教えるなんてくだらないが、皆が教えてるから教えてやるよ!僕の能力は【均等にする程度の能力】だ!この能力を地獄に行ってもトラウマになるように徹底的に恐怖を植え付けてやる!」
紫「来なさい、その考えをボロクソにぶち壊してあげるわ。」
マルバス「行くぞ!」
そう言うと、マルバスは腰にあるサバイバルナイフを取った。
紫「行くわよ!スペルカード!」
廃線『ぶらり廃駅下車の旅』
紫がスキマを開くと、四両の列車が出てきた。しかしマルバスはそれを二本のサバイバルナイフで切り刻んだのだ!
紫「バカな、鋼鉄を切り刻むなんて・・・」
マルバス「俺のナイフは均等になるのだ!そして俺のナイフにはほんの少し黒曜石とダイヤがついてある。つまり、黒曜石とダイヤの平均!鉄なんか敵じゃない!そして!」
罔両『マルバスの神隠し』
マルバスが消えながら近づいてきた。
紫「!?」
驚いた紫はマルバスの攻撃をまともに喰らい、博麗神社まで飛んでいった。
紫「グハッ、い、今のスペルカードは・・・」
マルバス「そうだ!お前のスペルカードだよ!そしてこれがスキマだ!」
紫「・・・スペルカード!」
捌器『全てを二つに別ける物』
紫が放った斬撃は、マルバスのナイフを真っ二つにした。
マルバス「僕のナイフが!」
紫「貴方、脳味噌足りてないんじゃない?」
マルバス「・・・殺す!来い、トリシューラ!」
マルバスが叫ぶと、地を穿って禍々しい三叉戟が現れた。
紫「やっと悪魔らしい武器が出てきたわね。」
マルバス「ぶつ切りのミンチにしてやる!」
紫「なら私は・・・これ!」
紫はスキマの中から道路標識を取り出すと、マルバスと激しいバトルを始めた。
紫「どうした、道路標識に押されてるわよ?」
マルバス「ふふっ・・・今、ここには石ころが沢山ある。それが僕の勝因だ。」
紫「何故石ころが勝因に・・・?」
マルバス「質量平均!威力倍増!」
マルバスのトリシューラが薄くなった。否、分裂した。トリシューラは分裂し、そのまま紫に向かっていった。
紫「なっ、そんなバカなッ!」
紫にトリシューラが突き刺さって、砂ぼこりがあたりを包んだ。
マルバス「やったか?」
紫「そう言うのを・・・フラグって言うのよ!」
紫がマルバスの後ろから扇子を叩きつけようとしたが、マルバスの咄嗟の判断で弾いた。
マルバス「ちっ、刺さる直前にスキマに逃げたか!」
紫「ダメか・・・おりゃぁ!」
紫はすかさずスキマを開くと、自動販売機を飛ばした。
マルバス「そんな物ォ!そして今度は俺のターンだ!」
紫「くっ、がっ、うわぁ!」
紫が出した自動販売機は切り刻まれ、マルバスのトリシューラと紫の扇子がぶつかり合うが、やはり神器だ。紫は押されて後退し始めた。
マルバス「いい加減にくたばれよぉぉぉ!」
紫「きゃぁぁぁぁぁ!ゴフッ!」
紫が岩にぶつかると、目の前までマルバスが飛んできた。
マルバス「チェックが甘かったな。」
紫「それは・・・貴方の方じゃない?スペルカード!」
世界『スキマワールド』
マルバスの周囲に大量のスキマが現れた。そして地面がスキマに変わり、マルバスを飲み込んだ。
マルバス「バ、バカなぁぁ!」
紫「そのスキマの出口には・・・」
マルバスが出口に落ちると、そこは火山の火口だった。
マルバス「くそぉぉぉぉ!」
紫「グッバイ、生意気な小僧!」
マルバス「ウギャァァァァァァ・・・」
―――――――――――
咲夜「残るは貴方と私ですね。」
プルスラス「お手柔らかにね、眷族さん♪」
霊夢「つづくかぁ〜、つづくかぁ〜、つ・づ・く・かぁ〜?」
うるせぇ!
咲夜「次回のバトルはこのディ●と?」
プルスラス「プルスラスで送るわ。」
咲夜「プルスラス・・・ラブプラス?」
ラブプラス「違うわよっておい!字幕!表記違ってる!」
咲夜「付き合ってください!」
霊夢「えっ、咲夜ってそっち系?」
咲夜「違うわよ!」
プルスラス「そして向こうで次回予告の台本を落としたまま口を開けている方が一人。」
終夜「・・・・・」
咲夜「いや、ごかいです!その、私は違います!」
終夜「俺は仏だそう仏のように寛容な心を持つんだ南無三南無三南無三南無三・・・」
終夜が壊れた・・・
聖「お呼びですか?」
呼んでない。還れ、土に。
聖「酷い!」
ホームランバットォ!
聖「ウギャァ・・・」
プルスラス「次回予告!ニューヨークの咲夜!」
咲夜「私は波紋使いではありません。」
プルスラス「この十六夜咲夜、容赦せん!」
咲夜「吸血鬼でもありません。」
プルスラス「お節介焼きの十六夜咲夜。」
咲夜「解説王でもありません!」
プルスラス「以上の三話をお送りします。」
咲夜「しないから!もう、帰るよ!」
プルスラス「あ〜〜次回もお楽しみに〜〜・・・」