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東方漆黒記  作者: 西園寺 灯
第二章 煌めきの改造人間
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ThE FirSt MissiOn 鎌鼬の原因

どうも、久々すぎて前書きに何を書けば良いのかわからなくなっている西園寺です。

とりあえず今回から鎌鼬異変編が始まります。

煌夜君の初異変なので、暖かい目で見てくれると嬉しいです。

それではどうぞ!

奇声をあげる化け物の鎌を避け、頭に齧り付く。

頭蓋を噛み砕き、すかさず次の獲物へ。

私の腹が満たされるのが先か私の体に無数の鎌が刺さるのが先か。

あぁ、空が青い。

もう朝と認識するのも億劫になっている。

無数の切り傷から溢れる血が朝日に照らされ、無数の宝石みたいに輝いていた。

こんな死ぬか生きるかの限界なのに、そんなロマンチックな事

が言えるなんて・・・


馬鹿だなぁ。


一緒に戦おうって。



早くいつものように、共に戦いに明け暮れようって。



あいつのあんな楽しそうな顔見たら、



言えるわけないじゃん・・・


あいつはもう戦わなくていい。


戦う役目は私にだけあれば。


それできっとあいつは・・・


でも・・・






ドス・・・






そんな事を悩んでいるから、こうやって腹を鎌で貫かれるんだよなぁ・・・だが、貫いたお前、お前は一緒に連れて行く。


ガッバキバキバキバキ・・・


はぁ・・・お腹が空いたなぁ・・・

何うまい冗談言ってんだよ・・・死ぬ間際だろ・・・

遺言の一つぐらいあるだろ・・・

無いなぁ・・・でも、


悔しい事なら一つだけ・・・


あいつの笑顔が・・・もっと見たかったなぁ・・・


ドスドスドスッ!






タタタタタ・・・


???「ステイ!」


・・・?

誰だ?


???「派手にやられたわね・・・」


ダメだ・・・意識が・・・


???「でも大丈夫よ・・・私が・・・」


遠のく・・・・・








???「完璧な道具にしてあげる♫」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


昼が終わり、夕闇が近づいてくる頃。


『そういえば、コックリ最近見てないな・・・魔界にも付いてこなかったし。』


そんなことを呟きながら部屋でくつろいでいると、


ガッシャーン!


窓が割れ、外から烏が入ってきた。


『これは・・・紫さんの式だ!』


烏の体に巻きついている手紙を見ると、


「人里に鎌鼬の大軍が近づいて来ている。至急討伐隊を組むので八雲家まで。」


僕はその手紙を机に置き、急いで八雲家に走り出す。



そして僕が八雲家に着くと、レミリアさんを筆頭に紅魔館のメンバーが座っており、他にも様々な種族の方が椅子に座って話し合っていた。

すると奥で立っていた紫さんが、


紫「煌夜、来てくれてありがとう。これで全員ね!」


すると、紫さんは座っている方に向かって、今回の作戦について話し始めた。


紫「各自、自己紹介などすっ飛ばしてよく聞いて!今幻想郷において鎌鼬の大量発生が問題になっている事も、ただの鎌鼬じゃないことも知ってると思う。だから作戦について話すわね!」


紫さんの作戦はこうだ。

まず、部隊を三つに分ける。第一部隊は人里を守る部隊、第二部隊は鎌鼬の大量発生の原因を発見、破壊する部隊。

そして第三部隊は、万一として魔界に行って戦力を借りる部隊。


紫「紅魔館の皆は全員魔界に行って貰うけど、煌夜。貴方だけは第二部隊よ。」


『了解です。』


霊夢「あら、不平の一つや二つ出ると思ったけど。」


紫「霊夢!」


確かに紅魔館の人達と一緒に行動できないのは寂しいけど、


『自分の役割はわかってます、文句なんかありませんよ。」


霊夢「頼りになりそうね、同じ第二部隊として頑張りましょ?」


結果、ほとんどの方が第一部隊に回されてしまい、第二部隊になったのは


僕、霊夢さん、魔理沙さん、射命丸さん、鈴仙さん、妖夢さん、早苗さんの7人だけだった。


僕達はそれぞれ自己紹介を軽く済ますと、とりあえず鎌鼬の軍勢がどれほどなのかを見に人里に向かうと・・・


霊夢「これは・・・」


魔理沙「急いだ方がいいな。」


射命丸「このままだと木の代わりに人の首がこうなりますね・・・」


近くの森だった場所は、綺麗に木が全て切られ更地と化していた。


妖夢「文さん!不謹慎ですよ。」


鈴仙「でもこのままだと冗談じゃ済まなさそうね。」


早苗「では皆さん!行きますよ!」


僕達は紫さんが調べた、鎌鼬の発生源と思われる場所に向かって急いで飛ぶのだった。

煌夜「どうしてこんなに執筆が遅れたか僕は知っている!」

やめろ!

煌夜「西園寺はこの年末に」

それ以上言うな!

煌夜「DXビル⚫️ドライバーを買って子供のように遊んでいたからだ!」

うわぁぁぁぁぁぁぁ!

はい、すんません。

煌夜「あと、他コンテンツへの浮気もなんやかんやあったりして。」

えぇ、ぐぅの音もでません。

煌夜「本当に出ないようにしてあげましょうか?」

ぐぅ

煌夜「反省してください。」

ぐぅ

煌夜「ぐぅで応答しないでください!」

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