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結果と練習-5

 ウチ、美玖は残念だがコンクールメンバーにはなれなかった。まあ当たり前といえばそうなのかもしれないが。先輩に「うまくなった」と言われてからは、自分でも上達が感じられるようになったが、だからといってコンクールに出られるわけでもない。

 いつものメンバーであれば結衣ちゃんもコンクールメンバーではない。

 コンクールメンバーではない人たちは、川島先生の指導で練習を行う。部活の始まる時間となり、川島先生がやってきた。

「改めて皆さん、オーディション、お疲れ様でした。残念ながらコンクールには出場できませんが、それでもできることはあります。これからは基礎や簡単な曲を練習しつつ、コンクールメンバーの皆さんをサポートや応援をしていきましょう。それから、これは毎年言っていることですが、『来年があるからそれまで楽で良い』ではなく、今年できなかったことを振り返り『少しでも来年に繋げる』ことを意識していきましょう。そうでないと来年もできなかったところで躓いて同じ道を辿ることになりますからね」

 ウチはそう言われてドキッとする。言われてみればそうなのかもしれない。このままじゃ来年も危ういのかもしれない。改めてできなかったことを自分で振り返る必要がありそうだ。音楽室からはコンクールメンバーの演奏が漏れてくる。……と言っても今はまだ個人練の時間だからみんな別々の場所を練習しているのか。

 でも、実際に漏れてくる演奏を聞いてみると私の演奏より遥かに上手に聞こえる。

 来年のことなんてまだ分かるわけが無い。しかし、先生も言っていたように、来年に繋げることはできるはずだ。私は改めてそう実感したのであった。

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― 新着の感想 ―
待ってました!とても良かったです!!(^_^) 私も現在コンクールの話しを制作中でございます!パートは違えど共感できる所があります。私も優夢さんのように鍵盤楽器で引っ掛かっちゃいますし、美玖さんのよう…
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