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結果と練習-2

 私たちは音楽室のすぐ前に到着し、一呼吸置いてから、ドアに手をかける。中には吹奏楽部のメンバーが既に数人いて、悔しがっている人もいれば喜んでいる人もいる。

 私たちもホワイトボードの前へ急ぎ、結果を確認する。他のみんなの結果も確認したいがまずは自分の結果。パーカッションの部分を見てみると……丁寧な字で「全員」と書かれている。いや流石に雑すぎでは? なんて思ったが、人数の関係で去年度まではオーディションを行っていなかったパートは全てこうなっていた。まあ先生も疲れていただろうし、他のパートのことを考えるのも大変だっただろうから仕方ないといえば仕方ないのかもしれない。

 ともかく、受かっていて良かったと安堵すると同時に、コンクールメンバーに選ばれたという責任がのしかかってくる。これまでより一層頑張らなければならない。そう感じた。

 そんな思いのすぐ後には他のみんながどうだったのか気になった。もう一度ホワイトボードを確認すると、私以外には愛依ちゃんと桃香ちゃんが受かっていたが、美玖ちゃんと結衣ちゃんは残念ながら受かっていなかった。2人とも悔しそうではあったが、「まだ来年もあるから大丈夫」なんて言っていたが……本当に大丈夫なのだろうか。

 結果が不満というわけでは全く無いが、少しモヤモヤが残ったような感じがした。

 ・ ・ ・

 放課後、部活の時間になってから。

「優夢ちゃんやったね~!!」

 と、いつもよりもさらに高いテンションで穂香先輩が近づいてきた。私は苦笑しつつ、「パーカスみんな受かって良かったですね!」と返す。

 そして、改めて周りを見渡すとやはりいつもよりは人数が少ない。当たり前ではあるが、少し寂しく感じる。その後、大島先生がやってきて練習が始まった。

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