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決戦-6

 音楽室に入ったら先生が、

「では楽器の前へ行ってください」

 と言う。私はそれに従って楽器が置いてあるいつもの場所へ行く。

「はい、それではこれよりオーディションを始めます。それから、難しいかもしれませんが、あまり緊張しすぎず、いつも通りを心がけて演奏してくださいね。演奏は自分のタイミングで始めて大丈夫ですよ」

 そう言われたので、もう一度深呼吸をして、演奏を始める。

 自分の成長したところをみんなに見てほしい、そんな思いで演奏した。

 ・ ・ ・

 正直、演奏にかかった時間が長かったのか短かかったのか分からない。別に分かっても結果が分かることは無いのだが。

「お疲れ様でした。私は視聴覚室の皆さんを呼んできますので、2人はこちらで待っててもらって大丈夫ですよ」

 そう言って2人の先生が音楽室を出ていく。私は自分の席に座ってぼーっとしていると、審査をしていた、サックスのパートリーダー、瑠奈先輩が私に向かって親指を立て、「演奏、すごく良かったよ!」と言ってくれた。それに対して、私は「ありがとうございます!」と返した。

 しばらくすると、みんなが帰ってきて、席についた。そのタイミングで大島先生が話し始める。

「皆さん、改めてお疲れ様です。全員の演奏を聞かせてもらいましたが、私が入ってきた頃よりかなり上達してきましたね。では今後についてです。今日のオーディションの結果は今週末、川島先生と相談しながら決めて、来週月曜日に発表します。と言っても、コンクールまであと2ヶ月、練習の時間をメンバー発表の時間であまり費やしたくありませんので、朝にはこのホワイトボードに結果の紙を貼っておきますので各自で確認しておいてください」

 そう言って先生は後ろにあるホワイトボードを指差す。そして数秒の間の後、

「一応明日は1時間目に2年生の授業があるだけですので、授業と授業の間の時間や昼休みに音楽室に入室することも許可します。どこかの時間で自分の結果を確認してください。部活の時間では、オーディションに受かったメンバーはガッツリ曲練に入るので音楽室に、落選してしまった人は川島先生のところで基礎やちょっとした曲の練習をしてもらうので視聴覚室へ行くようにしてください。では今日の部活はここまでです。家に帰ってしっかりと休息を取るようにしてください」

 そう言った後、部長が号令をかけて解散となった。

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