決戦-4
私は弁当を食べ終わった後、少し早めに音楽室に戻って練習を始める。他にも午後にオーディションがあるパートのメンバーが数人戻ってきていて練習をしていた。
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午後のオーディションの開始時間が近づき、大半の人が戻ってきた一方で、午後のオーディションで1番最初のオーボエの先輩と、審査をするフルートパートのリーダーが音楽室を出た。私もオーディションまでは1時間を切った。緊張でかなり手が震えてきた。
そこからの時間は私には短く感じた。フルートのパートリーダーが帰ってきて、オーボエのオーディションが終わったと分かる。サックスは人数が多い分かなり時間がかかったが、そのパートも帰ってきた。ほぼ同時に先生も戻ってきてみんなに伝える。
「皆さん、お疲れ様です。最後にパーカッションのオーディションを行います。関係のない皆さんは一度視聴覚室に移動してください」
そうして、私たちパーカッションのメンバーと審査をするサックスのパートリーダーを除き、全員が音楽室を出たところで先生が話し始めた。
「他のパートは順番を決めてもらって演奏しましたが、パーカッションはオーディションの範囲がそれぞれ異なりますので、普通に学年順に演奏してもらいます。3年生は2人いますからそこはどちらから行うか決めてもらって構いません。それで、オーディションをやってない人は音楽室を出てすぐの廊下に椅子を設置したので、そこで待っていてください」
そして、陸斗先輩と穂香先輩がじゃんけんをして、トップバッターは陸斗先輩に決まる。陸斗先輩は「それじゃ行ってくる」とだけ言って、音楽室に入っていった。




