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ブラスバンド! 〜青春は吹奏楽部で〜  作者: さとぴー
2 吹奏楽部からのお願い
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吹奏楽部からのお願い-1

 翌日。私はまた吹奏楽部の見学に。美玖ちゃんは他の部活も少し見てみるってことで美術部にいて、結衣ちゃんは家の用事があるってことで今日はもう帰ってしまった。

 昨日同様、音楽室について、椅子に座って待っている。

 そういえば吹奏楽部にはどんな人がいるのだろうか。そう思い、音楽室の中を見回してみる。すると、小学生の頃憧れていた先輩、橋田弘樹(はしだひろき)さんだ。驚いて視線を動かせなくなっているときに、彼と目があった……気がした。

 まあ彼も気にしてなさそうだったし、セーフ! ……かな?

 その後部活が始まり、部長が私たち1年生に向かって話を始める。

「こんにちは。吹奏楽部の見学へ来てくださりありがとうございます。吹奏楽部部長の菊地咲夢です。私たち吹奏楽部は『一音入魂』をモットーにし、日々活動しています。今日は私たち吹奏楽部の演奏をしたあと、皆さんに楽器を体験してもらいます。中にはこれまでに来た人もいるとは思いますが、そんな方もぜひまた体験していってください!」

 そのすぐ後、顧問の先生も来て、昨日と同じように軽い自己紹介と大会などの説明をしている。

「では2,3年生の皆さん、合奏を始めましょう」

 今日演奏してくれているのは入学式の退場のときの曲。やっぱりきれいな音が重なり合っている。何度聞いても飽きないくらいにはスゴイ演奏だ。

 そして合奏が終わった後。

「お疲れ様でした。それではここからは昨日と同じく1年生の楽器体験の時間にしましょう。各パートのパートリーダーを中心に、1年生を誘ってあげてください。」

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