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決戦-1

オーディション当日

 今日は5月24日。オーディション当日だ。……やばい、すごく緊張してきた。

 学校について音楽室に入ると、いつもと比べて静かで、いくら鈍感な人でも気づきそうなくらいには空気がピリついている。まあ予想通りといえば予想通りだ。分かってはいたものの、この空気が緊張感をさらに高める。

 中にはもう楽器を出して練習を始めている人もいる。人の声はかなり少なく、昨日までの賑やかな空気が嘘のようだ。

 パーカッションのみんながいる場所に行くと……

「おはよ~! なんか今日空気重くない!?」

 やけにテンションの高い穂香先輩が声をかけてくる。この静かな空気というのにいつもの声量で喋る穂香先輩に視線が集まり、私まで見られたような気がしてビクッとする。

「先輩、声が大きすぎます! 変に目立つんでやめてください……」

「えっ?」

「だーかーらー、声が大きすぎて、目立ってるんですって!」

「あ〜、ごめんごめん……そういうつもりはなかったんだけど……」

 そう言われ、大きなため息をついて自分の準備を始めた。

 ・ ・ ・

 部活が始まり大島先生が入ってくる。

「おはようございます。今日は告知していた通りオーディションを行います。各パートのオーディションの時間はこの後前にあるホワイトボードに貼っておきます。各自確認して時間に間に合うようにしてください。今日は他の部もいませんので、特別に図書室をお借りしました。オーディションはそこで行います。パーカッションの皆さんは楽器があるのでここで演奏してもらいます。まずは少し個人練習の時間を取りますので練習を始めてください」

 そう言うと少しずつ室内に楽器の音が広がっていく。

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