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第7話 「きっかけ」

経緯

『作者の心情がわからないんだったら、一回なってみればいいんだよ』


 中学1年生の時この言葉がきっかけで小説を書いてみたいと思うようになった。

 これを言ってくれたのは幼なじみでもなく、担任の先生でもなく、塾の先生だった。


 私がいうのもなんだが、この人はぶっ飛んでいる。


 例えば、


『数学が嫌いなんだったら、好きになるまでやればいいんだよ』

『英語のリスニングがわからないんだったら、実際に体験したらいいんだよ。

 海外のVチューバーをみなさい』


 といった、予想していた答えをいとも容易く飛び越えてくるのだ。


 実際に、数学が好きになったし、リスニングなんかは普通に聞こえるようになった。

 中学生で部活もしてたし、書くのには少し抵抗があったが、高校2年生にもなり、高校生活にも慣れてきて、毎日が暇になってきた。


 そこでいよいよ小説を書こうという小さな第一歩を踏み出したのだ。


 塾といっても、地元で個人経営をしている小さな塾だ。


 私は中学に入学してからそこに通っていて、それから今まで通っている。

 高校からその先生に教えてもらうことはなくなったが、行ったら必ず話しをしている。


 中学から通ってるのになんで国語の成績があがらないかって?

 そんなの知らねよ。わたしに教えてくれ!


 先生もそのことを気にしてか、定期考査のあとには毎回、「今回の現代文どうでした?」って絶対にきいてくる。


 赤点は大丈夫かって?

 もちろん大丈夫だよ。30点キープだからね。


 うちの高校の赤点は平均点の半分以下からなのでギリギリのラインにいつもいるのだ。


 高校2年生になる前に『部活をしてないんでしたら、新しいことに挑戦したらどうです?』 と言われた。


 そのときからわたしのユメは始まっていた。

ここがターニングポイント?

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