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第50話 「模擬試験」

受験一番の難所

 今日はみなさんに受験生の地獄の一日を知ってもらおうと思う。地獄といっても、模試を受けるだけの単純な日だ。だがしかし、その頻繁に発生する模擬試験は受験性のメンタルを大幅にそぎ落とすことは間違いない。


 私たち高校三年生は1月に待ち構える大学入学共通テストに向けたマーク試験と一般入試向けの記述試験の2種類に分類される。好みは人それぞれだ。


 ということで今回はこの2つの模試の一日を見ていこうと思う。



 ~マーク篇~


「学校行きたくないよお。ハウスしたいよお」

「マークだからいいじゃん」

「あおいは得意だからいいじゃん。こちとら焦りすぎてマークミスしてないか神経をすごく遣うから苦手なんだよ」


 さらにしんどいのは選択肢を1つずつ読まなければいけないことだ。そのこともあり私がマーク式の模試を終えたら燃え尽きてしまうのだ。でもそんなことにくよくよしていられない。本番は場数を多く踏んだ人が勝つんだから。


「いや、一時間目の社会はまだいいよ。でもそのあとの3つがきつすぎる」

「一日目の疲労感はマジでわかる」


 わかる人にはわかるだろう、文系なら2科目、理系なら1科目の社会を終えてから行う、国語と英語はキツイの一言しかでない。なんと言ってもリーディングだ。80分も誰が読み続けられるのだろうか。


「はあ行くか」

「帰りにまた会おう」


 あおいと離れ、試験会場である自分の教室に到着した。クラスの全員はもうついていた。ともあれ、いつもと同じで私が一番最後にくる感じだ。


 まあ社会は余裕っす。私が選択するのは世界史と現代社会だ。他にも日本史や地理、倫政などが選んで解くことができるが、はっきりいって私には必要ない。なぜなら、旧帝クラスの大学を目指していないからだ。いや別に行きたい大学にそれらが必要なのだったらそれをするが、おかげさまで旧帝クラス以外はそれ以外を取らなくても世界史と現社で大丈夫なのだ。


 昼前にやった国語は爆死してないことを祈るだけだ。でも毎回、回収されてから祈っている。


 午後からは問題児の英語ちゃん。これはもう、うん。しっかり頑張りました。としか言いようがない。はっきり言って単語がわかっていたら大概はスラスラ読めるが、題材が意味不明だともう、ありがとうございましたと言って降参するしかない。リスニングはもう聞こえなかったら、ありがとうございました。という感じでムリだったら無理なのだ。取捨選択が大事ということだ。


「おつ」

「今回の読みやすくなかった?」

「あー、そういうの大丈夫です」


 とこんな感じにマウントを取ってくる人には関わらないことをおすすめします。


 理解科目の2日目。私は理科基礎2つと残りの数学だけだ。


 勝ち申した。


 だが、これだけで終わらない。そうここからが苦痛の自己採点なのだ。しっかり敗北ということを今回も味わうすることとしよう。


 結果としては、


 世界史75,現社64,国語94、英語(R)67,(L)78,理科基礎82,ⅠA75,ⅡB84


 やはり国語がクソ。国語は200点満点です。


 ~記述試験篇~


「帰りたいよお。学校行きたくないよお」

「記述だからいいじゃん」

「もみじは得意だからいいじゃん。自分の答案が理解してもらえるか採点者にすごく遣うから苦手なんだよ」


 とマークの時と正反対のことを話している私たち。一般対策といっても志望校と似た問題というわけではないから何も気にせずに解ける。それが記述のいいところだ。


 こんなことを言っているが、記述の模試でも彼女は国語はマークの時と同じような点数をとってきます。


 最初の難関である国語突破。結果は聞かないでくれ。続いて英語。これはボチボチといったところだ。睡眠にまつわることが出たので、耐えたことを祈りたい。


 そして数学。これはいうまでもありませんが、一応報告だけしておくと、勝利と言ってもいいだろう。微積、数列、確率、三角関数、残りは指数対数。すべてがかみ合った。


 あとは結果を帰ってくるのを待つだけだ。



 ~返却篇~


 国語頑張ります。

 以上

奥義 祈る!!

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