表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/55

第23話 「亀裂」

どうなるかな~

 可愛い妹に怒られた翌日、朝ごはんが出てくるか心配だったが、案の定出てこなかった。反省はしたんだけどな。ご飯はあおいの家で食べればいいと思い、彼女を迎えに行こうとした瞬間、飼い主がペットに食事が与えるように、妹から弁当のおかずの残飯をいただいた。どうやら妹は朝ごはん抜きで学校に行くことはありえないらしい。



 味はどうだったかって?


 普通に昨日と同じ味がして飽き―――


 凄く美味しかったです。そうだね、一言で言い表すとしたら、さくらの汗の味がs―――


 最高っす



 現在妹と2人でリビングにいます。そして気まずい空気が流れ続けています。そう、今の梅雨の天気のように。


 一緒にリビングに居るってことは、変なこと言えないんだよね。


 なんでうちのカワイイ妹が拗ねてるかって?私に聞くんじゃねえよ!


「さくら、そんなんだと彼氏にふられちゃうよ?あ、いたことなかったっけ?ごめんね?」


「よし、喧嘩ならかってやるぞ?」

「あの、今まではすみませんでした。だから一回包丁はしまおうか」


 喧嘩で包丁を出すのは卑怯というか反則だろ。さくらは勝ちに執着するタイプだったか。


「ヤンデレ系は苦手です」

「晩ご飯はガチでないと思っとけ?」


 ♪~♪~ これは昼休みにガチ謝罪をしなければいけないのが確定しました。

 JRAの払い戻し確定音みたいなのが流れた気がする。


「よし、わかった。そこまで言うなら今日からあおいの家に泊まるわ。今までお世話になりました」

「そんなことしたら親御さんに迷惑でしょ。早く帰ってきなさい」


 どうやら大丈夫らしい。


 よく寝た日は朝から気持ちがいいね。みんな、早寝早起き朝ごはんは大事だよ。

 特に受験生の皆さん(自分も)。



「さくら隊長!もうそろそろあおいを起こしに行かないとあいつ寝坊します!」

「そんな奴に育てた覚えはないぞ!すぐさま叩き起こしてきなさい!」


「イエッサー!」


 いきなり玄関で漫才を始めた。


「待て、念のために私も同行しよう。戦場ではなにが起こるかわからないからな」

「隊長がいるのは心強いです。しかし、隊長と共に行くことはできません」

「なぜだ?」


「寝起きの奴は危険だからです。だから隊長は私をおいて先に行ってください。後で必ず合流します」


「死亡フラグ。お言葉に甘えて先に学校に向かいたいと思います。御武運を!」


「ハッ!ありがたき幸せ」


「なにこれ?」

「私もわからん。ただ寝起きのあおいは危険なのは事実」

「どんなになるか見てみたいわ」

「とりあえず今日はやめておいたほうがよきかも」


「なんで?」

「パソコンが逝ったからだよ!わかって聞いてるだろ」


「バレたか」


 同じ血統やぞ。いや、待てよ。もしかしたら私達2人は複雑な関係なのかもしれない。でも、もしそうだったら、姉としての威厳はどうなるの!(もうない)


 それはありえないか。他人の子にこんなめんどくさい姉の世話をあの両親が頼むはずがない。

 結論、同じ血筋


「私は今から修羅場にいってくる。さくらも変な人達には気を付けるんだよ?」

「電車通学じゃないし、なんなら交通事故を気にかけてもらってもいい?」

「夜道には気を付けるんだよ?」


「いきなり物騒だなおい」


「冗談冗談、いってらっしゃい」

「いってくるのであります」


 さて、可愛い孫娘、じゃなかった。可愛い妹を送り出して今から私はジャングルの奥地に向かうのだった。難しいように言っているが私の家からあおい宅までは徒歩5分以内で行けます。賃貸物件から最寄り駅まで徒歩5分って書かれるよりも正確です。あれって実際にどう計算してるのかな。


 そうこうしているうちに、着きました!ここがあおいの家です。(2回目)


 恐らくまだ起きていないだろう。というか、おばさんが起こしてないはず。


いざ参る!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ