表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
●悪役令嬢に転生したのだが、病弱すぎだなんて聞いてない  作者: Crosis


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/101

なんで?

「あっそ」

「女が男に向かってなんだその口の利き方はっ!?」

「逆にお聞きいたしますが公爵家に向かってそんな口の利き方をしてよろしいのですか?」

「それ以前に女性としての態度があるだろうっ!!」


やはり、想像通りの返答で返す言葉も出てこないので適当にあしらうのだが、それがウィリアムの癇に障ったみたいである。


顔を真っ赤にして唾を飛ばしながらどなるウィリアムは実に滑稽で、こんな奴に貴重な体力回復に回す時間を削られているのだと思うと怒りすら覚えて来るのだが、いかせん冗談抜きで体力が無くなり、体調が悪くなってきているので言い返す気力も沸いてこない。


それにしても女性というだけでここまで見下してくるような人物だとは、今日の事をお父様にチクってこいつの家との交流を考えるように進言するのも良いかもしれな──


「けふっ」


──血……?


これからウィリアムの家、伯爵家であるペイジ家との関係を考えていると、思わず咳き込んでしまうのだが、その時口を覆う為に使ったハンカチに血痕が付いているのが見えた。


あ、やばい。


そう思った時にはもう遅く、横になって楽な姿勢を取る間もなくわたくしは今度は大量に吐血しながら倒れ、そして記憶が途切れるのであった。





目が覚めると、最初に保健室の天井が見えた。


わたくしが倒れた後、誰かが血みどろであろうわたくしをここまで運んでくれたのであろう。


しかしながら、あの時あの場所にはウィリアムしかおらず、あのウィリアムがわたくしをここまで運んでくれるのかという疑問がある。


そもそもウィリアムであればあのままわたくしを見捨てて校舎に戻り、あわよくば死ねぐらいは思っていてもおかしくはない。


「ったく、体調が悪いならば初めからそう言え。いきなり血を吐きながら倒れた時はびっくりしただろうが」

「……………………え?ウィリアム?なんで?」


しかし、実際に目の前でわたくしを見ていたのはウィリアムであり、その物言いはまるでわたくしをここまで運んできたかのようではないか。


「あ、あのままお前を見捨てたら俺のプライドが許さねえんだよ。それに、万が一あの場面を誰かに見られて、俺が見捨てたりでもしたら、俺は牢獄行きであった可能性もある。お前が原因で牢獄に行くことなど耐えられないだろ。そもそもなんで体調がわるいなら悪いと言わんかったんだよ。言ってくれればおれだってもう少し気遣ってやれたというのに。という事を考えれば何も言わなかったお前が全面的で悪いわけで──」


カクヨムコンテスト7

週間ランキング1位になりましたっ!!


また、カクヨム恋愛ジャンル週間ランキング3位となり、サイトの表紙に乗りましたっ!!


ありがとうございますっ!ありがとうございますっ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 取り敢えず何がしたい物語なの?
2022/02/09 10:42 退会済み
管理
[一言] 見捨てたくらいで牢獄行きなら背中に蹴り入れて頭踏んづけたのなんか首チョンパじゃ済まないんだけどお前平気でやったじゃないか おまけに僕悪くないもんって事故正当化に終始してるしこいつと結婚させら…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ