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第15話 「沢田 龍二」その3

 リュウジは学校へ行く事もなく、街のゲームセンターにいた。一台の格闘ゲーム機にかじり付き、タバコを咥えながら一心不乱にボタンを連打する。

 ゲーム内で相手をいくら叩きのめしても、爽快感の欠片も感じられず貧乏揺すりを繰り返す。

 すると、『挑戦者 参上!!!』の文字と共に、背向かいのゲーム機からの挑戦状が叩き付けられた。

「おっ! おもしれぇ」

 リュウジは、八本目のタバコに火をつけた。

 しかし、ゲーム内でのバトルが始まると、リュウジが操るキャラクターが、ものの十数秒で秒殺されてしまった。

 二回戦が始まるも、激しい音と共に弾かれるボタンと反して、攻撃をかわされ、攻撃のコンビネーションを決め込まれた挙げ句、怒涛の必殺技で華麗にゲームオーバーとなってしまった。

 ストレスを解消する目的のはずが、逆効果になってしまったリュウジは、台を離れ向かい側のプレイヤーの元へと向かった。

「おいコラっ、さぞかし気持ち良かっただろうなぁ」

 ロングヘアーで、縁の分厚いメガネを掛けた陰気な男の胸ぐらを掴み上げた。俗に言う「オタク」と言う奴だ。

 顔面蒼白で怯える男目掛け、拳を振り上げたリュウジだったが、たかがゲーム如きと言う理由に馬鹿らしくなり、掴む手を緩めた。

「なぁ、いくら持ってる?」

 男は、尻餅を付くのと同時に財布を差し出した。



 病院の近くで功輝こうきの新しい着替えを購入したリュウジは、『831号室』の扉を開いた。

 すると、リュウジの目の前で功輝と談笑している女が目に入った。

 ――香織だ。

 リュウジは、親父の女が、功輝に何の用があるのかと思い駆け寄る。

「テメェ何してんだ!」

 その声に気付き、香織が立ち上がった。

「何って、龍二君のお父さんから、功輝君の着替えを持って行って欲しいと頼まれたのよ」

「おいコラっ、『龍二君』なんてふざけた呼び方をするな。それと、気安く『功輝』の名も口にするな」

 香織を睨み付けるリュウジ。

 二人の険悪な空気を感じ取り、功輝が口を開いた。

「兄ちゃん、別にそこまで言わなくても良いって」

「お前は黙ってろ。コレは俺と、この女の話だ」

 すると、香織は、功輝の方へ振り返り、「ゴメンね、また来るね」と言い、リュウジの脇を通り過ぎ病室を後にした。


「兄ちゃん、一体どうしたのさ?」

 険しい表情の顔を覗きこむ功輝。

「あの女……親父の再婚相手なんだぜ」

 リュウジは、功輝に真実を言おうか言わまいか迷ったが、口にした。

「知ってるよ、そんな事」

「へっ……!?」

 予想外の答えに驚く。

「一週間ほど前に、お父さんから紹介されたよ。てかさぁ、香織さんの卵焼きの味が、母さんの味とそっくりなんだよ」

 嬉しそうに話す功輝。

 その笑顔に、功輝の前では香織に関して、これ以上の愚痴は言えなかった。

「兄ちゃんも食べたんだろ? 香織さんの卵焼き」

「食ってない……」

 リュウジは、自ら拒否したとも言えなかった。


 いつの間に、これほどの信頼関係が、香織と功輝の間に生まれたのか疑問に思ったリュウジ。

「お前、さっきの女の事どう思う?」

「『どう』って?」と功輝は、その言葉の意味を問い返した。

 リュウジは難しそうな顔で答えた。

「あんなのが、お前の母さんで納得できるのか?」

「だってっ!? ……っ!」

 リュウジの質問に答えようとした時、功輝の顔が苦痛で歪んだ。手で胸を鷲掴みにし悶える姿を目の当たりにし、心臓に何か異変が起きた事を悟ったリュウジは、功輝の枕元にあったナースコールのボタンを連打した。

「おいっ!! 誰かっ、来てくれ。 せんせぇぇっ(先生)!!」


 ………………


 体に管を通され、呼吸器を取り付けられた功輝を見つめながら、リュウジは、パイプ椅子に座っていた。

 何とか命は取り留めたものの、「もう余り時間がない」とハッキリと告げられた。

「もう時間がない……か……」

 そう呟くと、リュウジは病室を後にした。


 家に着き、階段を上り自分の部屋へと入る。

 ベッドとテレビ、オーディオコンポ以外何も無い殺風景な部屋のクローゼットを開けた。

 小さなタンスの一番下の引き出しを開けたリュウジは、大きな封筒を取り出した。

 ――『ファルレック生命保険』――


 功輝の生命保険ではない。リュウジ自身が自らに掛けた保険だった。

リュウジは階段を降り、母親の仏壇の前に立った。

「母さん。やっと俺も母さんの所に行けるよ。俺は今日、母さんを苦しめた奴等に復讐し、自殺する……。そしてこの保険金で功輝を助けてみせる。この家を売ってその金を足せば何とかなるかもしれない」

 封筒を握り締め、目に涙を浮かべるリュウジ。


 その時、扉が開き香織が入ってきた。

「ごめんなさい、たまたま通りがかった時に聞こえてしまったんだけど……復讐なんて良くない」

「お前には関係ねぇ。部外者が」

 リュウジは香織を無視し、玄関へと進んだ。

 リュウジを止めようと、手首を掴んだ香織の頬を、硬い拳が弾いた。

 廊下に崩れ落ちた香織。

「あの糞親父に言っといてくれ。地獄で待ってるってな」

 言葉を吐き捨て、背を向けたリュウジに香織が叫んだ。

「あんた何にも分かってない!!」

「あぁ?」

 リュウジは首だけ後ろを振り返った。

「あなたのお父さんは、凄く素晴らしい人なのよ」

「どういう意味だ?」

「功輝君の事で、苦しんでいるのはあなただけじゃない」

「あいつが他人、いや、家族の事で苦しむような人間じゃないのは、俺がよく知ってるさ。母さんの仏壇も手入れせず、功輝の見舞いにも行かず、テメェみたいな阿婆擦れに鼻の下を伸ばしているような奴なんだ……」

 怒りを露にするリュウジの目の前に香織が立った。

「あなたは勘違いしている。あなたのお父さんがいつも何をしているか知ってるの? 功輝君の海外での心臓移植の費用を得る為に、土日、祝日返上で、夜もアルバイトをしているのよ」

「アルバイト?」

 リュウジは、信じられないといった表情で、声のトーンが上がった。

「本業にバレないように働いて、休みは三ヶ月にたったの一日。その一日で、やっと功輝君のお見舞いに顔を出してるの。だから、あなたのお母さんの仏壇の手入れもする余裕がなかったの」

「ははっ……冗談だろ?」

 訳も分からず笑いが出てしまったリュウジに、香織が更に話しを続ける。

「それなのに、アナタは何なの? 復讐? 自殺? その上、この間の学校への暴力事件。すべてが身勝手過ぎる。そんな事をして功輝君が喜ぶと思うの?」

 その言葉に、リュウジの手が香織の胸ぐらを掴み上げた。

「だまれ……お前に何が分かる……」

 だが、負けじと香織が食い下がる。

「分からない。だけど、あなたが起こした暴力事件のせいで、あなたのお父さんがどれだけ、責められ、罵られ、慰謝料を請求されたか……。功輝君を助けるどころか足を引っ張ってるだけじゃない!!」

 涙を流す香織。

「だまれぇぇぇっ!!」

 香織の言っている事全てが正しかっただけに、今の一言が最後の抵抗だった。

 リュウジは、香織を振り払い、家を飛び出した。

「龍二君……」

 リュウジとの一線を越えてしまった事に、後悔したのか、香織は玄関にたたずみ、動けなかった。


「うわぁぁぁぁっっ!!」

 怒り、悲しみ、色々な感情がぶつかり合い、リュウジは叫びながら、宛ても無く走った。

 夜の街を突き進んでいたとき、二人の男とすれ違ったがリュウジは気付かなかった。

 その男達が……自分を狙い、家を目指していた事を。


 しばらくすると、リュウジの携帯が鳴った。

 荒い呼吸で、携帯の画面に表示された名前を除きこむ。

 

 『公衆電話』


 リュウジは、通話ボタンを押し、受話部を耳に押し当てた。

「はい」

「兄ちゃん?」

 その声は功輝だった。

「お前大丈夫なのか? 体は……」

「まぁなんとかね……」

 大丈夫なはずがない、体中に管を通され、ベッドからは出てはダメだと言われていたはずだ。

「なぁ兄ちゃん」

「何だ?」

「お願いがあるんだ」

「言ってみろ、何でも叶えてやる」

 リュウジは、携帯を持っていた手を左手に持ち替えた。

「僕がもし死んでも、絶対に香織さんと、裕介ゆうすけ君を守ってあげてね」

 予想外の言葉に、直ぐに返事がでなかった。

「ど、どうして……? しかも縁起でもない」

「いいから、分かった?」

 功輝が、念を押した。

「わかった」

 功輝の言葉に仕方なくリュウジは了承した。

「良かった…………」

 次の瞬間、受話器越しに功輝が崩れ落ちる音が聞こえた。

 リュウジは慌てて功輝の名を読んだ。

「おい、功輝っ。大丈夫か!! 功輝っ!!」

 リュウジは、全速力で病院へと走った。


 リュウジが走り出し、三分ほど経った時、再び携帯が鳴り出した。功輝からの電話だと思い急いで受話器を耳に押し当てた。

「功輝か!? 大丈夫か!!」

「俺だ、功輝に何かあったのか!?」

 その声はリュウジの父親だった。

「テメェどこにいるんだ! 功輝が危ない!」

「なんだと!? こっちも大変なんだ!! 家が燃えてると消防署から連絡があったんだ」

「なんだって!?」

「俺なら、功輝の病院まで車で、三分で行ける。お前は家まで直ぐか?」

「いや、俺も病院へ向かう!」

 そう言った瞬間、さっきの功輝の言葉を思い出した。


 ――「僕がもし死んでも、絶対に香織さんと、裕介ゆうすけ君を守ってあげてね」


 リュウジは、繁華街のど真ん中で立ち止まった。

 目を瞑り、大きく息を吸い込み、吐き出した。

「分かったよ……功輝」

 リュウジは、父親に「親父は功輝を頼む。俺は二人を助けに行く」と伝え、来た道に向かい走り出した。



 走るリュウジの目の前に野次馬の群集が出来ていた。その向こう側に真っ赤に燃え盛る自分の家があった。

「この野郎っ、どけ! テメェら!!」

 野次馬を押しのけ、火炎が噴出す玄関へとやってきた。

「おいっ、何をしてるんだ! 馬鹿なマネはよせ」「そうよ、もうすぐ消防車が来るわ」

 群集がリュウジに、引き下がるよう説得を試みるが、リュウジの耳には入って来なかった。

 リュウジは、庭先の蛇口を捻ると、ホースから出る水を全身に振り掛けた。

 そして、ためらう事もなく、一気に炎の中へと入って行った。


 家に入ったリュウジに衝撃が走った。

 火災だけではない、謎の破壊痕がいくつもあった。壁に空いた穴に、真っ二つに裂けたドア。内壁の残骸。

 有害ガスを吸わないよう、腰をかがめ進む。

 すると、リビングキッチンの床に、燃え盛る人が倒れていた。

「おいマジかよ!?」

 炎を叩きながらその黒い死体を確認するが、女でも、子供でもなかった。

「誰だよ……コイツ」

「おーい!! 香織さん裕介君、どこだ!」

 リュウジは、台所でもう一度水を被ると、階段を上り二階へ向かった。

 

 天井をうように黒煙が漂い、炎に触れずともジリジリと皮膚が焼けていきそうな程、温度が上昇している。

 鼻に付く、ビニールが焦げたような臭いや、木が焦げた臭い。

 自分の部屋へと入ったとき、子供の泣き声が微かに聞こえた。

「おい、いるのか?!」

 リュウジは、クローゼットを開けた。

 すると、目の前に、泣きじゃくる子供(裕介)と、髪が焦げ、頬が黒く汚れ、気を失っている香織を見つけ出した。

「もう大丈夫だ」

 そう言い、香織が握り締めている物を見た瞬間、リュウジの目に涙が溢れ出した。

 それは、リュウジの母親「しずく」の遺影いえいだった。燃え盛る炎のなか、守り抜いていたのだ。

「このバカやろう……」

 その時、裕介が、リュウジの後ろを見ながら絶叫した。

 振り返るリュウジの目の前に火だるまの男が、リュウジに拳を振りかざした。

 炎の拳を間一髪避けたリュウジは、前蹴りで火だるまの相手を蹴り倒そうとしたが、足を掴まれ天井に叩き付けられ床に落ちた。

「スピリットを渡せぇ……」

 掠れる声を上げる火だるまの男。

「んなの持ってねぇよ!!」

 天井が崩れ落ち、轟音と共に男を飲み込んだ。その隙に、二人を担ぎ上げようと香織と裕介の腕を掴んだ。

「これ以上、大切な人を失いたくねぇんだよ!!」

 だが、瓦礫の中から飛び出した黒い手が、リュウジの足を掴んだ。

「このっ、ふざけんな!」

 リュウジの言葉も虚しく、男に引きずられる。

 次の瞬間、リュウジの足首が男の手の中で音を立てて握り潰された。

「ぐわぁぁぁっ!!」

 激痛に顔を歪めるリュウジに馬乗りになり、黒い男が拳を振りかぶる。

 顔を横に曲げ、拳を交わしたが、考えられない力に、床が音を立てて凹んだ。

 まともに喰らえば即死だ。

 そう思ったのも束の間、リュウジの腹部を男の拳が貫いた。

「ぎゃゃゃっ!」

 目の前の光景に絶叫する裕介。


 口から血が流れ出す。

「くっそ……こんな……終り方…か、よ」

 リュウジは、ゆっくりと香織と、泣きじゃくる裕介の方を見た。

「功輝……ごめん、お…れ、守れな……かった」

 その時、割れた窓ガラスから、火炎を貫き輝く水晶玉が現れた。

 光り輝く水晶玉は、リュウジの目の前でゆっくりとスピードを緩め宙を浮いていた。

「これは……」

 リュウジは、薄れてゆく意識のなか、目の前の水晶玉に手を伸ばした。




「君、何やってんだ!? 家に物を投げ込むなんて」

 野次馬の一人が、目の前の青年に注意した。

「それどころじゃないんだっ」

 額に汗を滲ませるソラ。

「頼む、覚醒してくれ。目覚めるんだ、俺の様に!」

 その時、燃え盛る家の二階部分から、強烈な閃光が放たれた。

 家の屋根が吹き飛び、光に包まれた男がソラの前に飛び降りた。その光景に驚きを隠せない群衆。

 香織と裕介を両手で抱きかかえたリュウジが、そっと二人を地面に降ろす。

「お前か、俺を助けてくれたのは」

 そう言うリュウジに、驚いたソラ。

「お前、意識があるのか?」

「意識? あるからこうして立ってるんだろうが」

 リュウジの覚醒を待っていたかの様に、消防車がサイレンと共にやってきた。



 ストレッチャーに乗せられ、緊急手術室へと向かう功輝と、それに付き添う沢田。

「功輝っ、功輝っっ!」

 看護士が病棟の角を曲がった時、目の前に、見慣れない医師がいた。

「あなた誰なんですか? どいて下さい、緊急手術なんです」

「行っても、その子は助からない。私の病院が引き受けよう」

 そう言うと、謎の医師は、ストレッチャーを取り上げた。

「何をするんだ!」と叫ぶ沢田。

 その時、もう一人の謎の医師が口を開いた。

「まぁ大丈夫やって、おっちゃん。俺らが間違いなく治したる。よかったら一緒に来るか?」

 そう言うと、唖然とする看護士達を前に、謎の医師達は去って行った。



 フォースライドの救急治療室の扉を開けたソラ。その後ろにリュウジが付いてきていた。

 目の前のキュアラクトの中で治療液に浸されている功輝を目にし、リュウジが駆け寄る。

 キュアラクトのカプセルを叩き、功輝に自分がいる事を伝えようと「おい、功輝っ」と叫ぶ。

「あんまり、叩かないでくれるかな。頑丈じゃないんだ」

 インテリメガネが似合う、キリットした顔立ちをした男が言った。

「あんた誰だ?」

「私はヒールだ。ヒール博士と呼んでもらおう。この子の心臓は無事に完治した」

 ヒール博士はメガネを中指で押し上げながら、朝飯前だと言わんばかりに話した。

「マジかよ……」

 信じられないと言った感じでソラの顔を見るリュウジ。

「マジだ」

 リュウジが振り返る先に、目に涙を浮かべる沢田がいた。

「オヤジ……」

「これから、功輝も含め全員。家族全員で生活ができるんだ」

 そう言うと、沢田は大粒の涙を零した。

 すると、リュウジは沢田の下へと歩み寄った。

「あのさぁ、あの……悪かった。ゴメン」

 それが、リュウジの精一杯の謝罪だった。

 沢田が返事の代わりにそっと差し伸べた手を、リュウジは力強く握り返した。

 「今度は、俺が守ってやるよ。オヤジも、功輝も、裕介も……母さんも」

 リュウジが見せた、歳相応で無邪気な笑顔は実に三年ぶりだった。



 三百六十度の銀河を見渡せるラウンジのテーブルで、お茶を飲んでいたソラ、リュウセイ、アンリの三人。

 そこに、リュウジがやってきた。

「よかったな」

 ソラが軽く微笑んだ。

「まぁな。お前のお陰で俺は生まれ変わる事が出来た」

「単に覚醒しただけやねんけどな」

「こらっ」

 茶々を入れたリュウセイにアンリが注意した。


「俺は、お前に貸りが出来たって訳だ。だから、協力させてもらう。良いか?」

「大歓迎さ」

 ソラは、コーラが入ったグラスをリュウジに手渡した。






 ~次回 第16話「ノアの箱舟」~


 ついに新章突入!!


 加速する物語りは、未知なる領域へ……


 そして、謎のベールに包まれたフォースライドの正体が明かされる。


 第3章「アナザーワールド」スタート!!


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