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第42話 「ゲラヴィスク教の血」その1

「第2のスピリットが奪われたか」

 性別がハッキリとは分からない濁声が黒いローブを纏いし者より発せられた。

 その悲しみを象徴する仮面から見える口元は言葉に反して冷静だ。

 月の光さえ届かない暗い廃墟のビル内で会話が続く。

「どうやら寺村流星と言う男が我々の邪魔をしているようだ」と同じ装束を纏う男の声が響いた。

「寺村……」

 濁声のローブを纏いし者が神妙な声でその名を口にした。

 少しして「レグザ」と男の名を呼ぶ。

「はい」

「しばらくの我々の目的は、殉教者の覚醒を導く事だ。彼らが覚醒しなくては扉は開かない」

「承知している。まずは今晩……第2のスピリットの適合者である『松之宮杏里』を覚醒させる。犠牲はいくらでも構わない」

 そう言うと、レグザは踵を返し闇の中へと消えて行った。

 レグザの消えてゆく方向をじっと見つめる濁声の者。

 その眼差しは仮面と同じく悲しみに満ちていた。


 ☆     ☆


 コンビニのレジで商品のバーコードを読み込ませる男。

 黒い長髪を後ろで束ね、整った醤油顔が印象的だ。

 笑顔で対応している所へ次の客が商品をレジに並べた。

「よぉ」と挨拶する男にレジの男が「久しぶりだなシューティングスター」と黙々とレジを打ちながら答える。

「今日の22時から飲み会するから絶対出席な」とシューティングスターが金髪のパーマヘアーを指で絡めながら告げた。

「マジかよ。2件目のバイトがあるんだけどなぁ」と苦笑する男に「クロノスも来るってよ」と告げると表情が変わった。

「分かったよ。行くよ」

「そっか、じゃあまた場所はLINEで送るわ。じゃあな魔法使い」とスマートフォンを持つ手であいさつをするシューティングスターに「エレメンタリストだ」と空かさずエレメンタリストが突っ込んだ。

 コンビニから出たシューティングスターが一歩踏み出した瞬間、アスファルトの上に前のめりで倒れた。

「痛ってぇ」と足元をみると、硬いはずのアスファルトの床がスポンジのような柔らかさに変化しており、そこに足を躓いたのだろう。

 出入り口のガラス越しにエレメンタリストが卑しい笑みを零した。

 やったのは彼だと確信したシューティングスター。

「覚えてろよ魔法使い」

 シューティングスターは周辺のアスファルトを足先で丁寧に詮索しながらエレメンタリストに向かって叫んだ。


 ☆     ☆


 ――22:00


 褐色の煉瓦と観葉植物に囲まれた落ち着いた雰囲気のオシャレな居酒屋に高級なイタリアンスーツを纏ったツーブロックの男が現れた。

 ボーイに案内され奥のVIPルームへと案内されると、既に他の全員が揃っていた。

 その男を確認するや「おっと、クロノスの登場だ」とシューティングスターが立ち上がり、楕円形の上座へと恭しく案内する。

 クロノスは高級カウチソファーに深々と腰を下ろすと「待たせて悪かった。とりあえず皆ビールで良いか」と確認し、ボーイへビールを六つ頼んだ。

「さっそくだが、いきなり全員召集を掛けた理由を聞こうじゃないか」と亜麻色のセミロングヘアーが印象的な美女が訊ねる。

「そう慌てるなってキル・メロディー。とりあずは……枝豆だろ」と彼女の名を呼びながらメニューをめくるシューティングスター。

「俺はもうバイトをドタキャンしたからオールでも構わない」とエレメンタリストがお手拭で手を拭いている。

 クロノスは一つ咳をすると姿勢を正した。

「今日、こうやって全員が顔を合わせるのは初めてだ」

 そう言いながら、視線を時計回りに巡らせる。

 

 ――チャライ系のシューティングスター。普段から間の抜けたお調子者のイメージが強いが、頭に血が上った際の冷酷非道さと来たらこの中で一番かも知れない。


 ――冷静の中にも狂気を秘めた表情のエレメンタリスト。頭脳明晰で瞬間的な判断力と適応力はピカイチだ。一番癖のない人間でもあるだろう。


 ――エキゾチックな美しさを醸し出すキル・メロディー。大きく開いた胸元から零れそうな程の豊満なバストをワザとボーイに見せつけ、潤んだ瞳で誘惑している。勿論彼女にとっては単なるお遊びだ。


 ――ヨレヨレのスーツを来た中年男性のメタモルフォーゼ。常に何かに怯えたようにオドオドしている。対人恐怖症らしいが能力を発揮すると人が変わるそうだ。


 ――黒いマスクをした長い黒髪の不気味な女、ずっとスマートフォンを触るステルス・ヴァルキリー。彼女の場合は対人恐怖症では無く単に関わる事が面倒くさいらしい。


 特殊な能力を持っているせいなのか? そういう人種が特殊な能力を発揮しやすいのかは分からないが、『癖のある変わった人間』が多い。


「集まって貰ったのは他でもない。ゲラヴィスク教でもあればゲラヴィスク教でも無い、特殊な能力を持つ我々が動く時が来たようだ」と一同を眺めながら言葉を続ける。

「普段から互いの存在は知っていてもこうして全員が一堂に会するのは今夜が初めてだろう。互いの能力の紹介やコミュニケーションを図り、来る戦いに向けてチームワークを発揮できればと願っている」

「動く時とは」とメタモルフォーゼが小声で訊ねる。

「シューティングスターには話したが、スピリットを使いし者達が現れた」

 その言葉にイリュージョニストが反応した。

「確か、クロノスがこの時代の歴史を改ざんしてスピリットを使いし者達が現れないようにしたんだよな」

「一部の人間は性格や境遇を変え、スピリットの覚醒に必要な心を芽生えさせないようにしてきたつもりだ」

「じゃあ何故」とキル・メロディー。

「どうやら、別の時間軸のスピリットを使いし者達がこの時代に現れた。時間を歪めし者の登場だ」

 クロノスが言い終わったと同時にビールが運び込まれてきた。

「では、乾杯と行きましょうか」とシューティングスターがビールを掲げて乾杯の音頭を取る。

 全員がビールを掲げる中、ステルス・ヴァルキリーは俯いてスマートフォンを触っている。

 その姿に「まぁ、仕方ねぇっか。じゃあ乾杯ッ」

 「乾杯」

 一同が一口目のビールを喉に流し込んだ途端に、全員のスマートフォンが一斉に着信音を発した。

「誰からだ……ってヴァルキリーじゃんかよ」とLINEのコメントを開く。


 ――『乾杯』


「お前なりのコミュニケーションの取り方か」とシューティングスターは笑った。


 テーブルの上が沢山の食べ物で埋め尽くされて暫くが経った。

 先ほどの本題に話を戻したのは、キル・メロディーだ。

「クロノス。時間を歪めし者達が現れる事と我々の動く時に何の関係がある」と訊ねる。

 クロノスはロックのウィスキーを一口で飲み干すと口を開いた。

「スピリットを使いし者たちが現れなければガジャルと呼ばれる糞っタレは復活できない。彼らは封印を解くための鍵だからな。熱心な信者はガジャルを復活させて願い事を叶えて貰うが為に彼らの覚醒の導き手となり機が熟した頃に復活させようとしているようだがガジャルはそんな素直な神ではないだろう。きっと痛い目にあう」

「でも、放っておいてもガジャルは復活すると聞いているが……」

「それは信者や一部の者達が勝手に言っている、または思い込んでいる事だ。スピリットを使いし者達が鍵とならなければ封印は解けない」

 ボーイが運んできたウォッカを手にするクロノス。

「俺は、根本的には平和主義者だ。今の世の中のシステムも気に入っているし仕事も成功しているから何の不自由もない。この時間を操る能力も私利私欲の為に使おうとも思わん。俺が今回この力を使ったのは平和を守る為だ」

 そう言ってウォッカを一気に流し込む。

「だが、何も知らない時間を歪めし者達は、この時代の彼らの覚醒を促そうとしてる。仮にこの時代の彼らがこの地球を去ったとしても、この時代に残った時間を歪めし者が信者にとっての鍵となるだろう」


 ――『クロノスの苦労が水の泡』

 とステルス・ヴァルキリーからLINEが一同に入った。

「そういう事だ」とクロノスが答える。

「俺達が何故特殊な能力を備えているかの存在意義を明確にする事にも繋がる。この能力を活用し、時間を歪めし者達を葬りスピリットを破壊する。それが我々の使命だ」

 そう強く訴えた。


 シューティングスターが牛筋を咥えながら立ち上がった。

「じゃあ、ここいらで俺から自己紹介だ。名前は言わないのがルールだよな。能力名で呼び合うって事で俺はシューティングスター。俺の能力は特殊射撃だ。狙った獲物は何処からでもどんな物を使ってでも射抜く事ができる。って感じで宜しく。ちなみに22歳で彼女募集中だぜ」とキル・メロディーに熱い視線を向けた。

 冷たく受け流すキル・メロディー。


「俺はエレメンタリスト。結構なんでも出来る。物質変化や対象を燃やしたり、冷やしたり、爆発させたりとか。まぁ、クロノスの時間操作以外なら大体できると思う。試したことは無いけどな」

 黒髪のポニーテールを揺らしながらエレメンタリストが自己紹介を終え椅子に座る。


 キル・メロディーが髪をかき上げ、口元をナプキンで拭いた。

「私はキル・メロディー。音波を自在に操れるわ。例えば……」と言って、唇をパッと鳴らした。

 その瞬間、シューティングスターの手に握られていたビール入りにグラスが木端微塵に破裂した。

 不意の出来事に、粉砕したガラスとビールを頭から浴びたシューティングスターが尻餅を付く。

「ッビックリしたぁああ」


 次に一同の視線がメタモルフォーゼに注がれる。彼は一体どんな擬態ができるのだろうか?

「わ、わ、私は……」と言った瞬間には子犬の姿に変身していた。

「あら、可愛い。ギュッとしたいわ」と子犬を撫でるキル・メロディーに嫉妬した視線を向けたシューティングスター。

「女子受けなんて考えなくても良い。お前がどんな戦い方ができるのか見せてくれ」と訊ねるエレメンタリストの言葉の後、「これならどう」と一瞬にしてキル・メロディーの姿へと変身した。

 そして、先ほどと同じように唇をパッと鳴らすと、テーブルの上のグラスが爆散した。

「なるほど、能力までもコピーできるのか」

 興味深そうなクロノスの言葉に「一応、触れたモノなら何でも変身できるわよ。相手が人間なら記憶や性格、しぐさまで投影できる」と、艶めかしい視線を送るメタモルフォーゼ。

「ちょっと、いつまで私の姿で喋ってるの。もう良いでしょ」

 その言葉に元の姿に戻ったメタモルフォーゼは小刻みに「すいません。すいません」と謝った。

「おい、メタモルフォーゼ。後で頼むな」と言うシューティングスターの言葉に「な、何がです……」と恐縮する。

「何って、分かるだろ。男だったらさ」

「ちょっと、いくらメタモルフォーゼでも私の体に触れたら殺すわよ」と殺気に満ちたキル・メロディーの言葉がシューティングスターに突き刺さった。


「残るは、ステルス・ヴァルキリーだな。みんなそうだけど呼び難い名前ばっかだな」

 シューティングスターが言った。

 すると全員のスマホが一斉に着信音を鳴らす。


 ――『動かないで』


 一同の動きがピタッと止まった。

 何が起こるのか、起こそうとしているのか。体を動かさずに視線だけを周囲に巡らせる。

 スマートフォンの画面に向かい俯くステルス・ヴァルキリーに「可能なら、種明かしをしてくれ」とクロノスが言った。


 ――『わかった』


 次の瞬間、全員の全身に向けられた無数の武器が現れた。

 あと数センチで頸動脈を貫いているモノまである。

「具現化した武器を不可視状態で自在に操れるのか……まさしくステルス・ヴァルキリーだな」とエレメンタリストが慎重に発した。

 無数の武器がブロックノイズと共に消え去った。


「残るは俺だけだな。ご存じの通りクロノスだ。時間を操ることができる。以上だ」と不敵な笑みを零した。

「散々自己紹介させた割にはえらく淡泊な自己紹介ね」

 キル・メロディーの言葉に「お前たちの様にパフォーマンスに富んでないんだ。地味でね」と答える。

「さぁ、これで自己紹介は済んだな。あとは好きに談笑し、美味い酒と美味い飯で楽しもう。出動の時期はまた俺の方から追って連絡する。以上だ」

 その晩は、それ以上能力や戦いの話は出なく、単純にどこにでもある飲み会と変わらぬ光景が続いた。


 ☆     ☆


「どうしたんや、アンリちゃん。時間が気になるんか」

 フォースライドのラウンジで腕時計ばかりを気にするアンリに見かねたリュウセイが声をかけた。

「そういや今日やったな。アンリちゃんのお母さんが亡くなった日」

「はい。行くか……行かないべきか……悩んでます」と神妙な面持ちで答える。

「1回目の覚醒はしたんか? 親友と一緒に暴漢に襲われた件」

「はい、あの出来事だけは同じでした……」

「そうなんか。で、どうするんや?」

 しばらく沈黙を続けるアンリ。

 両足の間から透けて見える宇宙の先の星を見つめ続ける。

 そしてゆっくりと口を開いた。

「もし、今日ママが殺される歴史が同じなら、誰が殺したのかこの目で見たい。どのゲラヴィスク教の者なのかを……。でもその場面を目撃してしまったら……自分を抑えれるのか分かりません。目の前でママが殺されるのを黙って見てるなんて……」

 また沈黙が続く。

 リュウセイもこればかりは明るく言葉を返す事が出来なかった。

 そして、しばらく考えリュウセイは重い口を開いた。

「この時代のお前の事を考えてみろ」

「この時代の……」と言葉を繰り返す。

「どっちが正しいと思う? お前が母親を救い、スピリットに覚醒せえへん歴史。まぁ、もしかしたら別の要因で覚醒するかも知れんけど。覚醒せんかったらいずれはゲラヴィスク教に殺される。それか、今のお前と同じ……母親を殺され、スピリットを受け入れて戦う歴史か……二つに一つや」


「俺、前に言わんかったか?」

 ――『知る事は罪じゃないやろ。このタイムラグに隠された真実があるんやったら、それを調べるのも一つの方法。やけど、この時代の俺らの動きには干渉は控えるべきやと思う。俺らの存在を気付かれるのもNGやな 』

 その言葉にアンリの顔が上がった。

「言ってました」

「そうや、知る事はエエんちゃうか? ただ堪えるモンは堪えなアカンかも知れん。その先に見えるモンもあるかも知れん。この時代のお前と、今、ここにおるお前の為にも、お前の母親の死は……必要な事かも知れん」

 その言葉に再び俯くアンリだが、「…………そうですよね」と、発した言葉には決意の欠片が感じられた。

 「私、行きますッ」

 立ち上がり、リュウセイの目を強く見据えた。

「そうや、その意気や。頑張れよ」

 そう激を飛ばすリュウセイに「あれ、リュウセイさんは来てくれないんですか?」と問いかける。

 すると、バツが悪そうに「ちょっと野暮用でな」と頭に手を添え苦笑した。

「分かりました。私一人で頑張ってみます」

 そう力強く言うとアンリはラウンジを跡にした。


 その姿を最後まで見送るリュウセイ。

 アンリの姿が完全に見えなくなると、取り出したスマートフォンの通話マークを押し、耳に押し当てた。


 ☆     ☆


 自宅である一軒家の裏路地に光のサークルと共に現れたアンリ。

 目の前に見える景色はあの日と同じ不気味な闇そのものだ。

 アンリは裏の勝手口のノブをそっと引いた。

 やはり、何かがおかしい。普段は明るいはずの家が暗い。当時もまず初めに異変に気付いたのはこの暗さだった。

 その記憶が蘇ると同時に胸の鼓動が鳴り始める。

 あの歴史は繰り返されようとしているのだとアンリは確信した。

 そして、その真実に今辿り着こうとしているのだ。


 勝手口のドアを気付かれないようにそっと閉めた時、母親の悲鳴が聞こえ全身がビクついた。

 暗闇の中、月の光を頼りに廊下を通りパウダールームの前を通り過ぎる。

 母親が殺されるであろうキッチンの向かい側にある八畳ほどの和室の柱にそっと隠れた。

 ここなら、中の様子が見える。


「や、止めてッ」

 恐怖に歪む母親の姿が見えた。

 そして母との距離を詰めていく黒いローブの者。

 途端に、アンリの中で込み上げる熱いモノと、全身を締め付ける寒い感覚が同時に襲った。

 その感覚に答えるかの様に心臓の鼓動が早鐘を打ち、呼吸が荒くなる。

 今なら母親を助けられるかも知れない。だが、それでは意味が無い。

 しかし、そうしなければ目の前で母親は無残な姿と成り果てるのだ。


「殉教者の為に、その命を捧げよ」

 男なのか女なのか分からない掠れ声のような濁声が聞こえた。


 ――「殉教者……」

 その聞きなれない言葉を心の中で復唱したが、今は全身を支配する混沌に理解力は完全に削がれていた。


「た、助けて……」

 悲壮感を露わにするアンリの母親。

「誤解しているようだ。お前の犠牲は必ず報われる。ガジャル様によってな」

 そう言うと、ローブの者は長さ二メートルはあるであろう朱色の槍を手の平に出現させた。

 あの晩、アンリが目撃した母親の咥内を貫通していた時の槍だ。

 次の瞬間には母親が殺される。

 だが、目を背けては行けない。

 その先にある真実を知る為までは。


 ローブの者が槍を構え、母親の胸部を前蹴りし壁面に吹っ飛ばした。

 大きく、槍を振りかぶったその時……ッ。

 その手を掴んだ何者かの手。

「余計な真似は辞めて下さいよ」

 裏路地を通る車のヘッドライトがその者の顔を一瞬照らした。

 長髪のポニーテルの男が居た。無表情だが冷めた双眼の奥に一瞬だが狂気を感じた。

 何が起きたのか分からないアンリ。


「お前は……」とローブの者が訊ねる。

「クロノスの命において、お前の計画を阻止しに来た。エレメンタリストだ」





 つづく


今回は新勢力の紹介という位置づけが強い回です。

これから始まるであろう予測不可能な戦いの序章で終わった形です。

HIKARIメンバーを取り巻く歴史すら変わってくるのです。

次回より、物語は真実や新展開が目まぐるしく動きだします。

是非ともご拝読頂けると嬉しいです。

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