生物図鑑 ドラゴン編
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ドラゴンとは
基本的に知能が高く、人語を解する事が出来る。魔法を扱い、種ごとに異なるブレスを吐く。基本的に他種族と関わりを持たないが、ドラグニティとのみ交流を持っている。
また中には創生樹の守護を担う程強大な力を持っているドラゴンも存在する。
・ファンガル
竜の庭付近にある、洞窟の中で暮らしている。ファンガルは彼の固有名であり、種族名はグラジェド・ドレイク。
普段は洞窟の中で鉱石を食べて生きており、地上に出ることはほとんどない。
ヒューマンを含め他種族にはかなり友好的。コノハのことを昔から知っているようであり、まるで孫のように思っているようだ。
・イフルヴェント
秘境の火山に生息しているドラゴン。
炎を司るドラゴンであり、ユーラン・イルミラージュ全域の地脈にエネルギーを巡らせる役目を担い、住処としている火山の地下に根付いた創生樹を守護する。彼の能力はユーラン・イルミラージュの心臓として機能している。
身体の外はマグマが流れており、全身をめぐる血液はそれと同等に熱い。あまりに強大なエネルギーは彼の身体を内外から燃やしており、翼や頭部に至るまで溶解している。叡智を極めた頭脳も溶けかかっており、単純かつ短絡的な性格となっている。
巫女であるイブとの関係は主従というより親子に近く、彼女に対して絶大な信頼を置いている。
その力は創生樹の守護を任されたドラゴンの中ではもっとも強力かつ危険であり、緑豊かな地を一瞬で焦土に変えてしまうほど。
・フィオディーネ
海底に生息しているドラゴン。
水を司るドラゴンであり、ユーラン・イルミラージュにおける生態系の浄化という役目を担う。海底に根付いた創生樹を守護している。彼女の能力はユーラン・イルミラージュの免疫に近い機能を持つ。
可憐で美しい姿をしているが、尊大で我儘な性格。プライドも高く、基本的に自分以外を下に見ているものの、嫌っているわけではない。また人間の姿に変わることも可能で、その際には絶世の美女の姿を取る。更にグルメな一面も。
だが一度力を解放すれば、水流を自在に操り、生態系を荒らす者へ鉄槌を下す。
・ジルフィウス
ユーラン・イルミラージュを気ままに飛び回っているドラゴン。
風を司り、生態系の監視と調整を役目としている。様々な場所の創生樹を監視しており、フィオディーネと同じくユーラン・イルミラージュにおける免疫となっている。
自由気ままな性格であり、自分以外の生物に対しても友好的。他のドラゴン達と違い定住を拒み、世界中の空を飛び回っている。役目が似ているフィオディーネとはよく衝突するが、どちらかというとジルフィウスは彼女を諌める側である。
力を解放する事はほとんどないが、一度解放すれば全てを根こそぎ吹き飛ばす程の暴風を巻き起こす。