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テイスタ

作者: ひゅうが

これは一個人に宛てたものです。


あなたの唄に出逢えたのは偶然で

じっさいは必然だったのかも

っとか言ってみたり

これが運命かもね、とか



なんて

そんな歯が浮くような台詞は言えないけれど


落ちたとか

ハマったとか

そういう類いで

絆された?

そう言われたら素直に「うん」と言える



辞書で知らない言葉を調べるような

飽くなき探究心

そんな流れの中で知った唄

味見と言う名の視聴

私はその味の虜になった



世の中に溢れかえった

幾万という唄の中から見つけた

幾千という人の中で見つけた


万能薬のような

でもそれは甘い毒のようで

声音に酔わされて

表現に魅せられて

唄に救われて

私は泪を流した



身体に脳内に侵食する歌声は

ときに感情さえも飲み込んで

明日に向かうことが出来る活力を

頬を流れる液体を止める救いを

差し伸べてくれる唄だった



あしたも頑張れる

じっさいの私はとても弱いけど

つよい心を持てたよ

こんな自分に逢いたいとずっと願っていた



あなたに贈りたい

じぶんに立ち向かう勇気をくれた

つむぐ言の葉に

こころから感謝の気持ちを込めて



出逢えて嬉しかった


ありがとう



名前を3回ほど、よんでみました。

あじさん、おめでとう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とてもいい詩でした! こんないい詩が書けるなんて、羨ましいです!
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