プロローグ
かつて世界の原典である歪みの空間が存在した。
歪みの空間の中で一つの世界が誕生し、やがて一つの命が産まれた。これが後の世に語り継がれる神の原典である原初の神アイテルである。
彼は沢山の命を生み出しそれぞれに役割を与え、過酷な環境にあった世界を作り替えた。
その後アイテルは気の遠くなる様な時を生き、彼らを統率してきた。
そしてアイテルが息をひきとり、一番有力だった二人の神プロメテウスとタルタロスの間で地上の権利をかけて争いが起きた。
タルタロスは自らの眷属を増やし、他の神々をも脅かした。
これに対抗すべく他の神々も立ち上がり、プロメテウスと手を組みこれに対抗した。
プロメテウスは人間を、叡智神アテナはエルフを、水神エウリュは海精ネレイドを、地母神ヘカテーと鍛冶神ヘパイストス両名はドワーフを造りタルタロスに対抗し、ついに奈落のそこへ落とし封印に成功したのである。
どうも作者の誾千代と申します。この作品を読むにあたり一つ、ギリシャ神話の神やとちなどお借りしてますがギリシャ神話とは一切関係はありませんので混同なさらないようご理解とご協力をお願い申し上げます。
さてさて、この作品は日ごろの作者の妄想をギリシャ神話にでてくる名前をお借りして書いてみましたのですが・・・
なにしろはじめて小説というものを書くので、書き方も物語の運び方もまったくわからない状態なのです!
見苦しいかと思いますが、精一杯書いたのでどうぞ暖かい目でみてやってください。