05 ネット管理省の正体
――2015年9月17日
俺は、学校が終わり、笹屋さんがいる会社のコミュニティネットワーク社に向かうのだった。
途中、家電量販店により、コマンドコーディネーターの予約があるかを確認した。そしたら、あったのだ。コマンド社の新型の予約があった。俺は、すぐに会社にいった。
――コマンド社が新型を家電量販店で予約していることを言おう。
俺は、会社のエントランスホールに行き、社長室に案内してもらった。
――笹屋さんは、もう社長なのか……
俺が行った時に、もう麗香はいた。
俺は、驚いた。学校で探してたのに、いなかったからだ。そこで、聞いてみることにした。
「おい、麗香。何でそんなに早くいるんだ?」
「即行きたからよ」
麗香は、落ち着いた感じで言った。すると、 笹屋さんが、揃ったという顔をして、話をはじめる態度をとったので、俺は、一言言った。
「ちょっと待ってください。話したいことがあります」
「なんだね?」
「コマンド社の新型についてです」
俺は、かしこまったように、ピシッとした姿勢になった。彼は、まずいという顔をしていた。
「じゃあ、それをどこで見てきたんだい?」
「学校の帰りに、家電量販店で見たんです。予約中と……」
彼は、うなずきながら、話の続きを待っていた。
「そして、それが発売するのは、2月10日になってました」
「早くなったみたいだな」
「そうみたいです」
俺は、困った顔でいたので、麗香が、全くという顔をした。
「どうしたのよ? そんな顔をして……」
「ああ、なんか発売日が、近くなってると思って……」
「それで、そんな顔してるの! 情けない。それは、ラッキーに変えなくちゃだめだよ」
俺は、そう言われて、目が覚めた。そうさ、チャンスだと思えば関係なということにやっと気付かされたのだった。
俺は、何のために焦っているのかわからなくなってしまった。それは、俺が目的を見失っているところから来ているのかもしれない。
「そうだよね。俺が、そんなんじゃダメだよね。ゲームの中から反撃もできるし、この会社のネットワークサーバーを使って、オンラインしようにすればいいのさ」
でも、そのゲームはオンラインにできるかはわからないのだ。
それは、コマンドコーディネーターが、インターネットをつなげる機能がないからだ。
通話は、電話回線の通信を使っている。だが、今のスマートフォンは、LTEが主流なので、珍しい。だけど、開発したばかりのこれでは、インターネットと電話回線の通信はべつになってしまうのだ。
調べ物は、辞書が内蔵されているので、いつでも調べることはできる。
俺は、それをよく知っていたので、頭の中がパニック状態になってしまった。
「どうしよう。この発売ゲームまだオンライン機能がついていないかもしれない。コマンドコーディネーターには、オンライン機能が付いてないからさぁ」
「でも、大丈夫。僕は新型を調べてきたが、インターネットは使えるけど、ゲームには対応してないけどな」
笹屋さんは、すんなりという。
けれども、コマンド社を倒産または、破産させなければいけないという義務がある。
俺は、このことについて、誰からの命令かと聞くと、国家ネット管理省からの要望だということだ。
国家ネット管理省は、国のスーパーコンピューターなど国家の情報があるサーバーをサーバー攻撃から守るために結成されたエリート議員たちなのだ。
俺は、そんなエリートが俺に要望をするのは、びっくりだった。だが、笹屋さんは、この会社の社長に言ったらしいが、事故でなくなったのを、聞いて、息子のこの俺に回ってきたということだった。
俺は、お父さんがどれだけすごかったかまでは知らない。だがらこそ、少しずつお父さんの過去を調べつつ、要望に答えるだけだ。
そこで、麗香が訪ねてきた。
「どうしたの? さえない顔して……」
「なんでもない」
「そう。じゃあ、何でそんな顔してたの?」
「どうでもいいだろ」
俺は、少し迷惑そうにいったが、本当はそうではない。本当はいつも麗香に心配ばかりかけてしまっていることは、良くないと思っているが、さすがに、言えない。
俺は、話をそらそうとした時に、笹屋が微笑んだ。
「そういえば、もうゲームの体験版が出てるみたいよ。試してみたらどう? 危険な会社が作ったゲームを……」
「そうですね。試してみますよ。どんなものかを……」
「じゃあ、ぼくがコンパクトスティックに保存しておくからね」
「ありがとうございます」
俺は、笹屋には頭が上がらないのだ。小学生ながら、思ってしまう。
来年は、中学生だが、俺は受験をするが、ほとんど小学生の内容は理解済みなので、余裕をかましてられる。
だが、麗香は、違うのだ。俺みたいに、中学の勉強を父親に教わってないので、受験勉強をしなくてはならないが、それをしないで、俺と一緒に考えてくれるので、とても感謝しているが、どうしても言葉にはできないのだ。
この時期の子は、なかなか言葉で感謝をあらわすのは、難しいことなのだ。それは、恥ずかしいというところからきている。
椅子に座って話していた笹屋が立って、麗香は立ちっぱなしだ。笹屋は、席を立つと俺たちのほうを向いて、微笑みながら語った。
「僕は、新型の開発をしなければいけないから、開発室にいどうするからね。じゃあ、そういうことで、よろしく頼むよ」
今いるところは、会議室だった。
頼まれたのは、あのコマンド社についてだ。
俺は、コマンド社がどんな会社で、どんなことをしているのか。それと、そこの社長は何を考えているかはわからない。
笹屋は、ゲーム発売してから、行動しろというので、中学受験の勉強をする時間ができ、良かったと思う。
なぜ、ゲーム発売してからかは、ゲームのプログラムを確認するためである。どんなプログラムでこのゲームは動いているかを知るためである。
湧太の学校は私立学校である。父の政史は、会社を持っていたため、私立学校にしたらしいが、それ以上はわからない。だが、その私立学校だが、中学受験があるのだ。
そのため、高校受験をしなくても入学できるようになっているのだと、うちの担任はいうのだ。
この学園は、誰でも入れる学園を目指すと理事長はいう。
この学園は、会社が運営をしているので、多少普通の私立よりは安いので、結構受験をしにくるので、勉強をしなければ落ちてしまう。
だから、俺は、今は普通の小学生として勉強をするのだ。
そんなことをかんがえているうちに、20分も経ってしまった。俺はすぐにエレベーターに乗り、一階を押して、ドアはしまった。
麗香は、もう外に出て帰ったはずだ。だが麗香は、エントランスホールで待っていたのだ。俺は、悪いことをしたなと思った。
「ごめん。遅くなった」
「もぉ―― 遅いよ。全く」
「ごめんって」
「まあ、行こうか」
「どこにだよ」
「どこってうちだよ。よっていきなよ」
俺は、意外だった。麗香はあまり家には呼ばないのだからだ。いつも俺の家にくるばかりだったのだ。
俺は、戸惑いながら、「行くよ」といった。
麗香は、嬉しそうな顔をして、笑顔で一緒に帰った。
少しずつ直したりしています。




