04 仮想世界の開放準備
麗香と湧太は、学校をから家に帰るときに、湧太に、こう言われた。
「うちによっていきなよ」
「いいの? いいんだったら、行くよ」
麗香は、重要な話だと思い、勇太の家に行き、ゲームをしながら、くつろいでいるのだった。そこに、学校から、連絡が入った。その内容は、中学受験だった。そんなことも考えてもみなかった二人は、戸惑った。
ここで、湧太が言った。
「どうしよう。全然受験のこと考えていなかった。まだ、志望校も決めてない」
「どうする?」
麗香がと問いかけてきた。でも、湧太は何も答えなかった。どうしようと思う。先生は、もう卒業まで日にちがないので、どうするんだということだ。
湧太は、先生がしつこく聞いてくるので、母と相談するといったのだった。麗香は決まってないようだった。
湧太は、思いついた。
「確か、ここの学園は付属中学校があったはずだが・・・・・・。そこの学校にすればいいじゃないの?」
湧太はいうのだった。
麗香は、「それは、イイね」と言い、志望校調査書に書くのだった。
麗香は、ふと、カレンダーを見た。
――2015年12月10日
あともう少しで、冬休みなるという思うが、一気に登ってきたのだ。麗香にとって楽しみなことは、ゲームをすること。
麗香は、学校で、感動的な話を聞いたのだった。ゲームが生身で体感出来る機械が出るらしいよという話だった。それは、ゲームセンターに置かれる予定らしい。麗香は、それが、冬休みの時期らしく、みんなが注目していたからだ。
でも、その前に、コマンド社のことが浮かんできた。それは、コマンド社もゲーム開発会社だったことを思い出したからだ。
――もしかして、コマンド社が作った機会なのではないか。
麗香は心の中で思った。すると、湧太は、疑問そうな顔でこちらを見てきた。
「どうしたの? いきなり黙り込んじゃって・・・」
麗香は、「ゲームが出るとかいう話」と言って、パソコンデスクの椅子に腰をかけた。そんなに隠すことではないが、なんか言いにくかった。
湧太は、麗香にこういった。
「ちょっと調べたいことがあるんだけど、いいかな?」
「いいよ」
麗香はすぐに答えた。
湧太は何かにとらわれているかのように真剣だ。そこで、湧太は、サイトを見つけたらしく、何か言いたそうだった。
「見て麗香。このサイトにねぇ、コマンドコーディネーター専用ソフトが出るとか書いてある」
麗香は驚きを隠せなかった。
「すぐに、笹屋さんに連絡して、これは大問題なのよ。はやくはやく」
いきなり、麗香の落ち着きがなくなった。それは、なにかやばいことがあるかのように必死だった。麗香がこんなにも必死になったことがあっただろうか。
湧太はすぐに、連絡をした。だが、会社には、笹屋はいなかった。
「笹屋さんがいなかった。連絡したら、事務の人に『いませんよ』と言われた。どうする? すぐには連絡できないよ」
大丈夫だよ。コマンドコーディネーターには、直接携帯にかける方法があるんだって。笹屋さんが言ってたから試してみない」
麗香は、さっきのせっかちした感じはなくなり、おだやかになっていたので、湧太はびっくりした。
それから、笹屋にかけることにした。彼は、いつも会社にいることのほうが多いが、たまに会社にいないこともある。彼は、社長となった今は、前よりも暇ではないのだ。お父さんがいた時よりも……。
湧太は、心の中で思いながら、彼に連絡をすることにしたのだった。
「もしもし、湧太です。あの件で連絡しました。今大丈夫ですか? 彼からは、反応がなかった。
――――笹屋視線――――
「ああ、湧太君? 電話してくれてありがとう。今忙しくてねぇ、手が離せないんだ。どうしたの? あの件のことについてわかった?」
僕は、湧太に問いかけた。
「そうなんです。わかったことがありまして……」
湧太は、ちょっと焦りながら、わかったことを説明した。
「そうだったのか! それは、まずいことになるな」
僕は、そんなことを予想もしていなかった。新しいコマンドコーディネーターでることはわかっていたが、そこまでは考えていなかった。
――そんなことがあるのか・・・・
湧太からの連絡はまだ続くのだった。
「それで、それが、来年の春に発売するらしいんですよ。どうしますか?」
「それで、どのメーカーが出すか、わかるか?」
僕は、気になっているせいか、すぐに問いかけてしまった。でも、それが、一番大切なのだ。もしも、コマンド社であったら、すぐに対策を打たなければいけないからだ。
「それは、セカンドエコロジーという会社で、今回がゲームを開発するのが初めてらしいです。コマンド社は、夏に新型の、コマンドコーディネーター対応のゲームRPGを出すらしいです」
新型は、腕に付けるのではなく、体全体に付けるものなのだ。
僕は、それを聞いて、少し焦ってしまった。あれで、ゲームが出るとは思ってもいなかった。それに、コマンド社が、夏に新作を出すということで、あせってしまうのだ。
僕は、コマンド社という会社の名前が出てくると、どうしても、あせってしまうのだ。それは、危機感を持っているからだろうと僕は、思う。
湧太は、また話し始めた。
「笹屋さん。どうしましょう?」
「あとで、考えよう。 僕は、いいシステムを追加したコマンドコーディネーターができたんだ。あとで、それの実験をしよう。それより、はめることを決断したのかね?」
僕は、湧太に問いかけることにした。勇太の答えは意外だった。
「わかりました。付けます。だんだんと、面白くなってきたので……」
僕は、素直にうれしかった。こんなことがあるのかとおもったぐらいだ。 僕は、大きく深呼吸してから、湧太に対して答えた。
「わかった。ありがとう! それでは、明日、学校が、終わったあとに、来てね。まっているよ」
それが、最後の言葉で、通話が終わった。
僕は、こんなにうれしかったことがあっただろうか。なかった。これは、社長に会社を入れてもらったとき以来の喜びだ。
――――麗香視線――――
私と、湧太は、通話後に、相談していた。湧太は、いった。
「どうする? やるといってしまったよ。麗香は賛成なの?」
「私は、いいけど。それに少しやってみたかった感じはあるしね」
私は、うなずきながら、湧太を見ていた。
そのとき、ふと思い出したことがあった。もう帰る時間だということだ。今いる家は、湧太の家なのだ。
私は、すぐに湧太の部屋の時計を見た。時計は、午後七時を回っていた。
私は、家に帰らなければいけない時間を過ぎてしまったのだ。このままでは、お母さんに怒られると思い、湧太の家を出ることにしたのだった。
私は、湧太にこういってかいった。
「私は、帰るね。遅くまでごめんね」
「ああ、大丈夫。でも、麗香は、早く帰らないと、やばいんじゃないの?」
「そうだよ。だから、すぐに帰るよ」
私は、湧太がそんなに心配するのをはじめてみたのだ。でも、いい話が聞けたので良かったと、思っていた。
私の家は、母が厳しいので早く帰らないとすごく怒られる。湧太は、そのことを聞いたみたいだ。でも、私は、言ってないが、誰に聞いたのだろうと思った。
でも、私は聞くこともなく、もうダッシュで、家に帰った。
今日の話は、覚えておかないといけないと、思った。
次の日、学校が金曜日だということで、いつもよりテンションが高かった。でも、一番疲れがたまっている時でもあり、だるいという気持ちも、弱いというものでもないが、そんなことだと、一日過ごせないので、無理やりにテンションを上げているのだ。金曜日だけは……。
それに、今日は、新型のコマンドコーディネーターが体験できるともあって、楽しみなのだ。そう思いながら、学校に向かうのだった。
――――湧太視線――――
その頃湧太は、したくをしているときだった。湧太は、思っている。彼が、初めて開発したコマンドコーディネーターの実験とやらどうなのだろう。今はそれが気になるのだ。でも、学校があるので、つまんない気持ちらのだ。
湧太(俺)的には、学校がない日にやりたかったが、明日になるのは、やだと思う。
俺は、今までと同じようにしたくをしてる。俺は、ふと思う。
――なんで、今頃、ゲームが出るんだ。コマンド社は何を考えているんだ。
俺は、思う以上に気になってしょうがない。一回ゲームに入って、オンライン状態にして、ハッキングしたいぐらいだ。
俺は、ハッキングをこの前にやり方を知った。けれども、ハッキングは犯罪であるが、秘密組織などの、情報が少ない会社には、ハッキングする会社の許可があれば、できるように改正されたのだ。
ハッキングとは、相手のサーバーの情報や、パソコンの情報をコピーしたり、相手の機械を、そうさしたりすることが出来る。だが、すごく難しいのだ。
けれども、俺は、お父さんに教わったりして、練習を積んだ。俺のお父さんは、社長を俺に、預けるために教えたらしい。
俺は、意外だった。お父さんが、こんな危険なことを教えてくれるのなんて予想もしていなかったのだ。
これが、お父さんの考えだったと、今だからこそわかる。
そんなことを考えながら時間を見ると、登校時間だった。急いで、家を出るのだった。
俺は、学校でパソコンに詳しい先生に聞いてみた。ハッキングとはなにをすればいいかを聞いてみたが、先生は危険だからだけだといいって教えてはくれなかった。それもそうだ。危険なことなのだからだ。小学生の俺には、まだ早いのだと思うが、コマンド社が日本をインターネットの事業をのっとり、好き勝手するのを、俺は見てはいられないからこそやるのだ。四月からおっているが、もう、冬になるのだ。
いまだに、コマンド社の情報が少ないという状態だ。でも、中学生にもなれば、少しは知識が多くなり、今まで以上に情報の集め方がわかるかもしれないが、それより前に、コマンド社一階の奴らとのシミレーションシステムの対戦で情報を聞き出すのを、早くしないといけないと思うからだ。
俺は、こんなことを考えて、学校の授業に参加するのだった。
半分の授業が終わり、昼休みになった。本当ならば、小学六年は、遊ぶのが普通だが、俺は違う。食堂で食べたあとに、パソコン室に行く。
2015年になり、ますます情報社会が進み、昼休みにパソコン室を開放して、いろいろな情報を見たりしていいことになっている。だが、あまりパソコン室を使う人はいないため、ほぼ、空席状態で静かだから、湧太は、いつもここに来て、色々調べるのだ。
今のパソコンは進化して、学園ローカルネットワークができるように設定されているため、学園の情報を得ることができる。
それで、俺は考えた。学校と学園が隠している情報を探し出そうと思って、いつも行くのだ。だが、なかなか出てこない。それもそうだ。隠しているのだからだ。
そんなことを考えていると予鈴がなり、俺は急いで、教室に戻るのだった。
少しずつ直したりしています。




