02 日常生活
湧太は、いつものように学校に行く準備をしていた。そこに、幼なじみの麗香が、家にやってきたのだった。この二人は、いつも学校に登校するほどのなかがいい親友みたいなものなのだ。だが、学校では、「「あいつらつきあってるんじゃねぇ――」」と言う声も頻繁に聞くのだった。
湧太と麗香は同じクラスで、いつも一緒にいるからだということは、二人ともわかってるが、なぜか言われると照れてしまうのが、この年頃なのだ。
湧太は、学校がつまらないと感じ始めたのだった。それはなぜかと言うと、コマンド社のことが気になるし、コマンドコーディネーターを使ってみたいという思いがあるからだ。だが、コマンドコーディネーターを使うことになるときは、危険なことをやらなければいけないということが、どうしても、やりますと言えないところなのだ。
なぜ、僕と麗香がやらなければいけないのか、それが一番気になり、授業が集中できないのだ。
湧太は、学校にコマンドコーディネーターを導入することを知ったのだった。でも、その配布しているのが、なんとお父さんの会社ではなく、コマンド社だったのだ。でも、湧太は、小学六年生ながら、こう考えたのだ。
―――これはチャンスだ。コマンド社の機械持ち帰り、会社で調べてもらえば、いくらかコマンド社のことがわかるのではないか
それはなぜかと言うと、コマンド社は謎が多く、世間に情報が回らないという秘密組織みたいな感じの会社だからだ。それは、政史から、それを聞いていたからこその考えだったのかもしれないというのだ。
でも、いつ導入されるかまでは決まっていないのだ。でも、どうしても湧太は、自分がいるうちに入ってほしいと思っているのだ。だが、学校に頼むことはできない。それは、今まで学校は、いろいろなことを隠すことがあるからだ。
湧太は、学校に秘密計画が実行されているということを聞いたことがある。だが、どんな計画かはわからない。湧太は、もしかしてコマンドコーディネーターのことではないかと思ってしまう。もしかしてと思い、席を立ってしまった。
今の授業は、社会だった。社会の先生は、村上将先生なのだ。短い髪とメガネをかけた、スポーツをする格好をした先生だ。
先生は言った。
「何をやってるんだ。笹華。いきなりどうした。今は授業中だぞ。なんか言うことがあるのか?」
湧太は「す、すいません。何でもありません」と言った。
先生は、こういった。
「後で、職員室にこい。それでは、授業の続きをするぞ」
「わかりました」
湧太は言った。なぜか、授業の時間に考えてしまうのだった。どうしても学校は秘密を隠しているように感じるのだった。それは、校長とコマンド社の社長が何かを取引していたからだ。前に、校長室の前の廊下を歩いているときに何か声が聞こえたので、校長室をのぞいたときに見てしまった。
湧太はそこで、すぐさまに逃げたので、ばれることはなかったが、それが気になり授業に集中できないのだ。どうして、学校はコマンド社との交流を隠すのかは、まだ小学六年生にはわからないのだ。
そんなことを考えていると、授業が終わったのだった。湧太は、麗香と相談することにしたのだった。麗香に考えていたことを話すと、麗香は、こういった。
「そうだったんだ。授業中に注意されることがないのに、なんでだろうと思ってたところだったんだよね。それで、本題に戻ると、校長室で、コマンド社の社長と取引をしていたということなのね」
湧太は、うなずいて答えたのだった。
「何で、コマンド社の会社と取引をしていたのかはわからないが、でも、あれは取引だった」
「何でそんな風に見えたの?」
麗香が尋ねる。湧太は、推測だが、授業中に考えていたことを話すのだった。麗香は、なるほどとうなずき、こういった。
「湧太のお父さんの会社にでも、聞いてみようよ。何かしらわかるかもしれないからね。学校が終わったら、行ってみよう」
「わかった。行ってみることにするか。少しは情報を伝えた方がいいかもしてないしね。じゃ、次の休み時間に隠れて、コマンドコーディネーターで連絡しておくよ」
湧太は言った。だが、すぐにチャイムがなり、みんな一斉にせきに座るので、教室の中が、一気にうるさくなるのだった。
みんなが、一斉に座るのは、算数の授業の時だけだ。それは、算数の先生は体育の主任でもあり、チャイム着席をしていないと、スクワットをやらされるからだ。それがみんなやだので、算数の授業の前の休み時間はなんか活気がなくなっているのだ。
チャイムが鳴るのを、猛獣が、獲物を捕獲するときにみたいに、時計を見ているのだ。それに、来月は運動会と言うのもあり、いつもよりも、厳しく見ているからだ。
湧太は、いろいろなことを考えながら、授業を受けるのだった。
だんだんとこうしんしていきますよ!!




