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ネットワーク・コミュニケーション  作者: 航作裕人
第一編 群馬県で起こる異常な現象
11/12

11 異世界の生活ぶり

 ――2015年12月14日

 ――県庁付近ドリーム新都市

 このぼくは笹屋さんにいつも頼まれ、ゲームクリエーターをしている瑛太えいたである。なぜここにいるかというと、湧太と麗香の手助けをするためである。今まで動きを見せなかったコマンド社のたくらみをあばくためでもある。

 だからすぐにゲーム世界で2人を探さなければいけない。そのためにもドリーム新都市からどこにいったのかを探らなければいけない。クエスト記載場きさいばに行っても教えてはくれない。それなので、探すのが大変だ。

どうすればいいのかわからなくなってしまった。

  ここで僕はいいことに思いつく。

 ――この記載場からセキュリティ検索を行えばいいんだな。

 ということで、僕は検索を行うことにした。

 すると、システムエラーが目の前に表示され、ゲーム内のセキュリティに触れたようだ。

 これでは違法により世界管理ポリスがやってきてしまうので、ネットワーク設定を変更し回避かいひした。その時に、クエストの一覧いちらんの中に湧太という名前があったが場所まではわからないので、最初のクエスト範囲はんいを探り出し、次のまちへと向かう。

 その時に目印となったのがコマンドコーディネーターだった。なぜかというと、発信機はっしんきを組み込んであるからだ。こんなこともあるだろうと思ったので、笹屋さんが導入したらしい。

 これはいいと思い、利用をして2人を探すことにした。

 でもなかなか見つからないのはなぜだろうと疑問を持つ。

 それでも見つけるべく頑張るのがゲームクリエーターなのであるので頑張るのだ。

 そんなことをしているうちの夜になってしまったので、宿泊場で寝た。


 ――――湧太視線――――

 

 俺はプログラムの人間の依頼いらいにより、はじまりのドリーム新都市から少し離れた農村で作業をしている。さすがに作業をするのは難しいが、でもゲームの世界のなかなので少しは楽。現実世界なら絶対にやらない。

 とりあえず依頼の仕事を終わりにしてから、次の街へと進むべきの準備をするためにも終わりにするのだ。

 そのためにも今までどおりの作業を行う。

 

 依頼の仕事が終わったのは、夕方の18時だ。

 あたりは真っ暗な状態。さすがに夜にクエストに出るために次の街に行くのは危険きけんと判断した俺は、仕事を終えたということで泊めてもらうことにした。

 民宿に泊まったのは初めてのことだ。いい体験ができたので良かった。

 俺は早速ご飯を食べることにした。

 ゲームの中といえ、ご飯がうまく感じるのはなぜだろうと思ってしまう。それは、脳内へと信号が送られているからである。

 俺はそのあとに、お風呂に入り、部屋へと行こうした時にふっと思った。麗香と同じ部屋だということに……。

 部屋は洋室ではなく和室だが、ドアだけは洋風な感じの押す式だ。

 女と一緒の部屋なら普通は喜ぶところだが、俺は違う。静かに寝たいからだ。それでも部屋が1つしかないので我慢がまんをして、俺は早く寝た。

 

 朝の6時ごろに目が覚めた。ちょうどこの世界でも日がのぼった時間だった。俺は日の出を久しぶりに見たのだった。

 そんなことを思っている暇はないと思い、すぐざましたくをするが、麗香はまだ寝ている。

 俺は起こしてやろうと思ったが、寝顔がとてもかわいくって見とれてしまった。

 ――なんか起こすのがもったいない。これじゃ惚れそうだ。でもいかん。こいつとは幼馴染おさななじみなのだからダメだ。

 俺は心の中でつぶやきながらも、起こすことにした。

「麗香、起きろォ――。朝だそ」

「――もう朝。ね――むいのにィ――。でもどうせ行くんでしょ。次の街に?」

「あぁ、そうだよ。だから早く支度したくして」

「わかったわよ。じゃあ、着替えるから部屋から出て」

「はいよ。俺は邪魔じゃまでしたね。退散しますよ」

「だから、早く行ってよ」

「はいはい、わかったよ」

 俺は急いで、部屋のドアを開けて、部屋を出た。


 ――――麗香視線――――

 私は、湧太を追い出した後に、着替えた。とりあえず、ルームパジャマから重装備じゅうそうびの服へと着替えるが、着替えるのが大変だ。でもここはゲーム世界なので、表示コマンドから着替えを選択し、重装備へと着替える。

 私はここで心の中で思う。

 ――ここはゲームの世界なのだから、下着なんか見られないで着替えることが可能なのに……。

 急に顔が赤面になった。恥ずかしさなのか、好きであるからなのだからかは自分では判断は不可能だ。

 とりあえず、着替えが済んだので、廊下にいる湧太に大丈夫だということを言わないといけないが、足が動かない。なぜか動揺どうようしている。

 それでも外に出なければ申し訳ないと思う。だからこそ、やるのだった。

 私はまっている湧太の元へと行くためにドアを開けた。


 ――――湧太視線――――

 俺はやっと麗香が出てきたので、すぐに街へと向かうために、特別高速鉄道の走っている北高崎の駅に向かう。

 この場所は北高崎の辺だ。現実ではイオン高崎が存在する辺だ。でもこの場所ではそのようなものは存在しない。

 そのため、駅がものすごく目立つ。でもそれのおかげで、すぐに見つかるので役立つ。

 今いる場所からは結構近い。でもこの街を出てから駅まではモンスターがいることを忘れてはいけない。

 もしモンスターに殺されば、この世界ともサラバだ。

 それだけは、きもに銘じていかなければいけない。

 俺は思いながら、街の北部ゲートを出ることにした。

 出たあとには、モンスターがいそうな雰囲気ふいんき。でも倒さなければレベルも上がらない。だから倒すのみ。

 それに、このゲームは現代の雰囲気を残しつつ、モンスターが存在する。だって、このゲームは現実が合体したものなのだから。

 俺はここで、打合せすることに決めた。

「なあ、麗香この先どうやっていくか?」

「この先は、いつもみたいではダメだと思うよ。けんをうまく使わないとダメじゃないの」

「そうだね。わかった、この先は奥義技おうぎわざを使わないと……」

「でも、そんなの使えるの?」

「それは、ここで買ったものに書いてあった」

「いつ買ったの?」

 麗香はすごく疑問そうに聞く。

「それは着替えをしている時に、近くの店で売ってたものを買った」

「そうだったんだ。すごいね、やはり違うな、本当の剣士けんしはさぁ」

「そうでもないよ。じゃあ、倒すためにいくよ」

「わかったわよ」

 俺と麗香はモンスターがうじゃうじゃいる場所へと向かうのだった。


 こちらは久しぶりの更新でしたね。でも更新ができたので良かったです。今回はまだ瑛太は勇太たちを突き止めることができていませんが、できるのでしょうか。ここが一番気になる場所ではないかと思います。それでは次の更新をお楽しみにしてください。

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