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ネットワーク・コミュニケーション  作者: 航作裕人
第一編 群馬県で起こる異常な現象
10/12

10 現実世界での活動

――2015年12月13日

 ――県庁内プレイヤー無料貸出かしだし宿泊場しゅくはくじょう

 朝になり、内部時間は7時を回った。

 外は朝日がのぼったばかりである。 

 なぜ見えるかは、県庁に6階にある宿泊場は仮想空間かそうくうかんだけである場所である。この空間は個室こしつに分けられて、内部からかぎがかけられるようにセキュリティがかかっている。

 そのため安心だと言えるものだろうと言える。その中になる一角いっかくに俺と麗香はいるが別室だ。でも麗香は、『久しぶりに同じ部屋でもいいじゃないの』と言われたが、俺は部屋は一人のほうが落ち着く。

 それでも、同じ部屋と言っても2つの部屋がある。そのため二人が男女でも大丈夫なようにプライベートが確保かくほされているが、なんか落ち着かないので別の部屋を借りた。

 俺は7時に起きた。俺は早くクエストに参加するために麗香が起しに行く。

 それはなぜかというと、クエストの記載場きさいばは8時から申し込みが出来るので、早くお金を集めたいのだ。

 そういえばこの世界から抜けられないという事態じたいだ。これは危険な状態だと思う。ログアウトができるような状態じゃないのかと思う。それこそ、ゲームの世界に閉じ込められた。

 でもコマンド社からの連絡が来ないし、説明がないというのがおかしいと思う。

 それで現実世界ではどうなるのかがわからない。


――――笹屋視線――――


 ――2015年12月13日

 ――ゲーム管理監視かんりかんしセンター

 僕はなぜこのような状態が起こったのかと思う。それは、麗香と湧太が現実世界と仮想空間が交わったと思ったのかというところからだ。

 僕は麗香と湧太がコマンド社が発売したゲーム〈バーチャル・クエスト・アクション〉に挑戦ちょうせんするということで起動させた。

 

 このゲームはVRMMOである。そのため、システム障害が起これば異常事態いじょうじたいだ。脳内がインターネットに接続されているので、遮断しゃだんしてしまうと脳のデータがすべて失われてしまう。

 例えば、パソコンでインターネットにつないでいるときに回線かいせんを遮断してしまえばパソコンは機能きのうを失いデータが送られなくなり、止まってしまう。

 人間も同じことになるということだからネットの状態を監視かんししながら、コマンド社のセキュリティにもぐり込み、一刻も早く助け出さなければいけない。

それに、そのサーバーのセキュリティは頑丈がんじょうであり、ハッキングで突破とっぱするのは至難しなんの技でも言えるが、まだ小学生の子供の脳がかかっているのだから当然やるべきだ。

 それに、今まで以上に、2人の脳内のうないが危険な状態になっている。これは脳にり付けたテープが感じ取った結果だが、とりあえず見守ることしかできない。

 僕は悲しかった。2人のために全力をくすことができないという思いがこみ上げてくる。そんな時に、僕の助手じょしゅの岩中和康いわなかかずし》がコマンド社のサーバーの特徴について調べ、き止めたのだ。

和康はいう。


「笹屋さん。コマンド社のサーバーは厄介なセキュリティで守られています。サーバーは北海道の札幌にあるのは知っていますね。そこの近くにコマンド社の子会社がありまして、そこのセキュリティはすごい性能せいのうらしく世界でみとめられているみたいです」

「それは、本当か。それはマズイなすごく時間がかかる。こちらの能力では全然追いつかない。じゃあ、しょうがない社長が作った特別な仮想空間制御かそうくうかんせいぎょシステムを使うか」

「そうですね。そうしましょう」


 僕は、笹華社長がたくしたこのシステムで使うことしかないと思った。でも、これでもすべてがおぎなえるわけではない。多少たししょうの時間を使って、システムを制御せいぎょできるようになっている。


 だかその時間は、約2時間が限度げんどになる。 その間に湧太と麗香を誘導ゆうどうして、ボスを倒させなければいけない。すごく大変なことだが、やらなければいけないもの事実であるので全力を尽くす。でも、このソフトの使用するにはこの会社では1年間かかってしまう。パソコンが足りない。

このソフトを使用するには、パソコンが100台、従業人100人に、巨大パネル1台が必要だからだ

現実世界ではどうにもできないというのはこんなに辛いのかと思ってしまう。

だからそんなことを思わずにやってのけてやると思う。

僕はその時にいいことを思いついた。優とゲームクリエーターの式泉瑛太しきいずみえいたを使おうと思った。

瑛太はうちの会社のゲームを担当しているクリエーターの1人である。

僕が信頼しんらいする1人でもある。それにコマンド社に潜入してもらいゲームの情報を得てもらっていた。


  笹華社長からも信頼があったので、こんなに優秀ゆうしゅうのクリエーターになったとも言える。

だから僕はこのゲームのなかにいる麗香と湧太にゲームの世界と現実世界が交わったということを信じている。それを瑛太に行ってもらい誤解ごかいを解く。それだけで、ハチャメチャにやっても大丈夫だということが言えるからだ。

そうすれば、全然関係がなくなり、敵をたおしまくれるということになり、経験値けいけんちが得られてレベルアップすることができるからだ。

でも、瑛太はゲームをするのはあまりなく、作る専門せんもんな男だが、クリエーターならゲームの機能さえわかればできるのではないかと思うからだ。そうではなければ頼まなかっただろう。

 それよりも、二人をゲーム内から取り出さないとサーバーに異常いじょうが起きた時に危険な状態になるのである。

 僕ば急いで瑛太をゲーム転送装置てんそうそうちへと座らせ、頭に何かを付けて転送たせた。それはなぜかはコマンドコーディネーターがないからだ。

 瑛太は、ゲーム内に入り、肉体が現実世界で消えた。


――――湧太視線――――


 俺は県庁のなかにある宿泊場から出て、クエストを申込もうとした時だった。

 チャイムがなり誰かが話し始めた。それはコマンド社の開発チームからだった。


『これからこのゲームについての説明をする。このゲームはデス・ゲームではないが、ログアウトは不可能だ。だから現実世界へ戻るにはクエストをクリアさせることが条件となるのだ。ちょっとその前に言っておこう。このゲーム内のプレイヤーは現実世界には肉体が存在そんざいしない。それはそのコマンドコーディネーターによって、思考だけでなく、肉体間でがこちらへと転送されているからだ。それに、現実世界の人間はお前らがいないことなど忘れている。だからいくらもがいても無駄むだだということだ。それだけでは覚悟かくごをするようにしておけ、以上開発チームからでした。説明はコマンドの説明から見てくれ。それでは、皆さんの幸運を祈るよ』


ここで、無責任むせきにんな連中だと思う。今まで説明など無しでこの仮想空間内に閉じ込め、現実世界へ戻ることができないなどおかしいことばかりだし矛盾むじゅんしてばかりだ。

会社は大丈夫だ的なことを言っていたが、それが一番むかつく。今までにないいらだちを覚えたくらいだ。

それから俺はとりあえずクエストに申し込むべく、麗香と2人でいった。

2人とも無口でクエストを申し込みに行き、俺が申し込んだ。

その時に麗香が口を開いた。


「ねぇ、湧太。今までにないじたいになったね。この世界で生活していかなきゃいけにあなどといったことになっちゃったよ。どうすればいいのかな?」

「それはどうにかしてクリアしなくちゃいけないだろうだからな。それに中学生になるための準備があるのに、入学式におくれちゃうよ。これじゃあ、高校受験の時に苦労くろうするよ」

「って、何で受験の時に苦労するのよ。別に関係ないじゃないの?」

「それはね、笹屋に聞いたんだ。受験ってどんな感じだと……。笹屋ってまだ20代だからね。だから聞いてみたんだどんな感じだかさァ――。それだから欠席日数がかかるのだと……。

「へぇー、そうなんだ。だから早くこの戦いを終わらせて世界を元の世界に戻そう!」

「うん。そうだ」


 俺と麗香は頷きながら、クエストへ向かう準備をしている。

 クエストといってもそんな大げさなものではなく、ただの弱いモンスタ―が食物をあらすの守るためだというものである。

 それでも大切なクエストである。最初からやらなかければいつになってもレベルアップなどできっこないのだ。

 

 ゲームも勉強と同じように基礎からやらなければいけない。勉強では、レベルが高い問題を自分も同じレベルにならないと解くことができないみたいに、ゲームもレベルが高いクエストに参加するには自分のレベルを上げなければクリアすることもできない。だから、ゲームと勉強は共通点がある。

 それを知っているからこそ、コツコツとやっていくのだ。

 そんなことを考えていると、依頼があった場所に来た。今まで暗い森の中であったのだが、ここに来ると全然違く、今までの景色けしきがウソみたいに変わっていた。

 それは県庁付近みたいに現実の感じが出ている。

 街灯はLEDライトが使用され、街の中はマンションやビルが立ち並んでいるが、県庁付近の中心都市のドリーム新都市よりは高くはない。

 そんな街の中に入り、奥に進むに続けて田舎な感じの景色になってしまった。

 俺たちの依頼をした依頼者は全然田舎いなかのほうの人であった。

 街といえども入り口と奥のほうとは全然違うのだった。

 俺は麗香に依頼者いらいしゃを聞く。


「ねえ、麗香。俺たちの依頼者ってどこに住んでいるの?」

「それはね、このセカンドステージシティーの第3都市だって。それでここはね、発達していないから田舎なのよ」

「都市とかいう癖に田舎かよ。このゲームも廃れている感じだね」

「まあ、しょうがないことだと思う。このゲームはコマンド社により作られたもの。依頼者はプログラムで作成された人間らしいよ」

「ほォ――。そうなんだ」


 俺はプログラムの人間がどんな感じで作られているのかが気になってきた。

 どうも、元日ぶりです。今回も読んでいただきありがとうございます。ゲームの初のクエストへとスタートしたところで終ってしまいましたが、どうでしたか?

 ここは大変難しいところでした。現実世界での話とゲーム内の話を組み合わせて作られているので、時間がかかりました。

 僕は忙しかったり、風邪をひいたりなど大変でした。新年そうそう大変な日が続きます。今の僕は中学生でも〇験生ですので、この時期は大変です。

 さて、僕の話はここまでとして、今後の瑛太の活躍が気になりますね。

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